サステナビリティ
環境マネジメント
環境行動5カ年計画
NGKグループは、2016年度から2020年度における環境活動の目標である「第4期環境行動5カ年計画」の達成を目指して年次目標を毎年設定し、環境活動を推進しています。
第4期環境行動5カ年計画(2016~2020年度)の概要
NGKグループでは、5年ごとに環境行動計画を策定しています。2016年度からスタートした第4期環境行動計画では、グローバルな環境課題を活動項目に網羅した上で、NGKグループの企業理念や中長期的な経営戦略、社会のニーズを鑑み、重要項目と強化項目を設定しました。
NGKグループ理念の実現に直結する「製品による環境社会貢献」は、重要項目に設定しました。さらに、競争力強化に向けた中長期的な活動である「新・ものづくり構造革新」と関連性が強い「CO2削減」「排出物削減」も、重要項目としました。また、社会からの要請が高まっている「生物多様性保全」や「水資源に関するリスク管理と対応」は、強化項目として注力しています。
基準年・目標年・管理範囲
- 基準:2013年度
- 目標:2020年度
- 管理範囲:連結
環境行動5カ年計画は、事業計画「新・ものづくり構造革新」と連携して推進しています。このため、基準年は「新・ものづくり構造革新」と同じ年度に揃えています。また、管理範囲は連結を基本としています。海外での生産増加や国内外の複数の拠点を経由する製品が増加していることを受けたものです。
環境行動5カ年計画 当期の進捗結果
本5カ年計画の2019年度目標と実績、最終年度である2020年度目標および2020年度見通しを以下に示します。
2019年度については、期首見通しと比較して、主要製品の物量減少や為替などの悪化要因があり、計数目標を設定した項目の中でいくつかの項目が年次目標未達成でした。2020年度は本5カ年計画の最終年度にあたりますが、新型コロナウイルス感染症の拡大による海外製造拠点の操業停止や需要減のため、多くの項目で目標未達の見通しとなっています。しかし、従業員の努力によって製造拠点の操業状態は回復しつつあり、2020年度後半は需要も回復基調にあるので、実績はこの見通しよりも改善すると期待しています。
- ※1 年度目標に対する達成度の自己評価基準:○目標達成、×目標未達成
- ※2 2013年度から改善がなかった場合の排出量に対する削減量の割合を示す(BAUはBusiness As Usualの略)この指標は為替などの影響が小さいため、生産部門の改善努力を直接見ることができます。
- ※3 輸送量原単位は、トンキロあたりの原油換算燃料使用量です。
- ※4 算定方法は、省エネ法に従っています。
- ※5 対象はNGKグループ全生産拠点。