環境教育とコミュニケーション
考え方
NGKグループは、NGKグループ環境方針に基づき、従業員の環境意識を高めるための教育や広報活動を重点的に実施しています。従業員一人ひとりが環境問題を理解し、積極的に環境保全に取り組むことを目指しています。
従業員への環境教育・スキルアップ
環境専門教育
NGKグループは、環境管理におけるコンプライアンス強化を目的に専門教育を実施しています。NGKでは2025年度には、オンデマンド教材を活用したフロンに関する教育を実施し、約2,000人が受講しました。到達度テストを通じて理解度の確認を行い、適切な知識の習得を図っています。
環境特別教育
NGKグループは、カーボンニュートラル、資源循環、自然共生をテーマに、社外専門家によるセミナーやワークショップを開催し、従業員と共に課題を考える場を設けています。
サーキュラーエコノミーに関するセミナー・ワークショップ
2025年度には、資源循環の取り組みの一環として、前年に引き続き、サーキュラーエコノミーに関するセミナーとワークショップを実施しました。各事業部門の従業員を対象に、セミナー後のワークショップを通じて、循環型経済の考え方への理解を深めるとともに、自部門における具体的な取り組みについて検討を行いました。
TNFD提言に基づく情報開示に関する報告会
2025年7月、自然との共生に向けた取り組みの一環として、TNFD提言に基づく情報開示に関する社内報告会を開催しました。主に事業部門および調達部門の関係者が参加し、TNFD提言のフレームワークを通じて、事業活動と地域・自然との関係性に対する理解を深めました。
資格取得の推進
NGKグループは、法規制を遵守した環境保全活動を継続的に推進するため、環境管理に必要な法定資格の取得を推進しています。資格取得にあたっては、必要な支援を行い、計画的な人材育成と確保を進めています。
| 公害防止管理者 | エネルギー管理士 | 特別管理産業廃棄物管理責任者 | 廃棄物処理施設技術管理者 | ||
|---|---|---|---|---|---|
| 大気 | 水質 | 騒音・振動 | |||
| 105人 | 132人 | 33人 | 40人 | 41人 | 15人 |
eco検定の取得支援
NGKは、従業員が環境に関する幅広い知識と高い意識を身につけることを目的に、eco検定の受験を支援しています。希望する従業員には参考書を貸し出すとともに、受験費用の補助を行っており、これまでに全従業員の約20%にあたる950人が合格しています。
eco検定合格者数
NGKエコポイント制度による社会貢献
NGKは、従業員が会社や家庭で実践した環境行動をポイント化し、その一部を金額に換算して自治体の環境基金などに寄付する「NGKエコポイント制度」を運用しています。寄付金は水辺の生態調査用備品の購入や環境教育事業など、地域の環境保全活動に活用されており、従業員の環境意識向上と地域社会への貢献を両立する仕組みとなっています。本制度は名古屋・知多・小牧の各事業所、石川工場、東京本部、大阪支社および各営業所で展開しています。
環境意識向上の取り組み
NGKグループは、高等学校や大学での講義、環境イベント、情報発信などを通じて、ステークホルダー全体の環境意識向上にも努めています。
高等学校での出前授業
NGKは、愛知県内の高等学校で定期的に出前授業を実施しています。授業では、企業のサステナビリティへの取り組みを紹介し、生徒が自分と環境を結び付けて考える機会を提供しています。
大学における講義
NGKは、大学院講義で、従業員が講師を務めています。講義では、NGKグループの理念、企業戦略、カーボンニュートラルへの取り組みを学生に紹介し、持続可能な社会に向けた企業の役割について理解を深める機会を提供しています。
企業に向けた情報発信
環境パートナーシップ・CLUB(EPOC)※において、社長の小林が副会長、当社が環境経営分科会でリーダーを務め、企業の環境経営に関する情報発信を行っています。年間数回のセミナーや勉強会を開催し、会員企業の環境意識向上を支援しています。2025年度は、ESG投資やサステナビリティ開示基準をテーマにしたセミナーのほか、 分科会会員各社の環境経営課題を共有し、その対応について議論する勉強会を実施しました。
- ※環境パートナーシップ・CLUB(EPOC):2000年に中部地域の産業界が中心となり設立された「世界に誇れる環境先進地域の形成」と「安全かつ快適な循環型経済社会の構成」を目的とした産学官連携団体。NGKは設立当初から企画運営に参画、会員数は262社(者)(2026年4月1日現在)