サステナビリティ

サステナビリティマネジメント

考え方・方針

NGKグループサステナビリティ基本方針

1. 基本的な考え方

NGK株式会社およびそのグループ会社は、NGKグループ理念「社会に新しい価値を そして、幸せを」に基づき、独自のセラミック技術で新しい価値を提供することで持続可能な社会の実現に貢献し、社会の皆さまからの期待に応え、信頼を得たいと考えています。これをNGKグループのサステナビリティに係わる基本的な考え方とし、NGKグループ理念の実現に向けて、ESG(環境・社会・企業統治)およびSDGs(持続可能な開発目標・Sustainable Development Goals)を念頭に置きつつ、カーボンニュートラルとデジタル社会の実現に貢献し、持続的な企業価値の向上を目指します。

2. 重要な課題(マテリアリティ)の特定と取り組みの推進

NGKグループ理念の実現、また社会とNGKグループの持続的な発展のために、NGKグループおよびステークホルダーの双方にとって重要な課題をマテリアリティとして特定し、行動の道しるべとなるNGKグループ企業行動指針に従って取り組みます。

3. 取締役会の責任

取締役会は、ESG要素を始めとするNGKグループのサステナビリティ課題を正しく認識し、サステナビリティ課題への取り組みを適切に監督し対応を進めることで中長期的な企業価値の向上に結びつけることを目指します。また取締役会は、適切に情報を開示し、様々なステークホルダーとの対話を重視してその意見をもとに、経営の改善に努め、社会からの信頼と期待に応えます。
2023年4月 日本ガイシ株式会社 取締役会決議
(2026年4月「NGK株式会社」に社名変更)

ガバナンス

NGKグループのESG要素を含むサステナビリティ課題に関するリスクと機会はサステナビリティ統括委員会において集約、確認しています。サステナビリティ統括委員会の活動内容は年1回以上取締役会に報告されるとともに、必要な事項は経営会議および取締役会で審議または報告された上で施策として執行されます。またリスク統括委員会においては、リスクマネジメントに関わる方針策定、体制構築、執行状況のモニタリングなどを行うとともに、個別のリスク事項については各種の委員会等においてリスク管理を行うものとしており、サステナビリティ統括委員会およびリスク統括委員会の委員長は社長が務め、本社部門、事業部門などを担当する執行役員および部門長をその構成員としています。

サステナビリティ推進体制図
サステナビリティ推進体制図です。サステナビリティ統括委員会が中心となり各委員会と連携し取り組んでいます。サステナビリティ統括委員会の活動内容は取締役会に報告されます。
2025年度 サステナビリティ統括委員会の実績
議題
第1回(2025年5月)
  • 各分科会活動報告
  • 国内再生可能エネルギーの調達先
  • マテリアリティ開示のアップデート
  • ガバナンス報告書・有価証券報告書の改定
  • 統合報告書の制作計画
  • グリーンファイナンスレポート
第2回(2025年7月)
  • 第5期環境行動5カ年計画 159期実績と160期目標
  • TNFD開示の更新
  • 環境方針の見直し
第3回(2025年9月)
  • CSRD、ISSB(SSBJ)対応の進捗
  • 2025年度「JPX日経インデックス人的資本100」への選定
第4回(2025年12月)
  • 2030年に向けた再生可能エネルギー調達
  • 環境行動分科会報告(5カ年計画、Scope3、システム化など)
  • 社会貢献活動方針の改訂と車いすテニス選手支援
  • ESG外部評価の結果報告
  • サプライヤー新SAQ
  • 外部ステークホルダー通報窓口の整備
第5回(2026年2月)
  • 車いすテニス選手支援

リスク管理

NGKグループのサステナビリティ課題に関するリスクと機会については、経営会議および取締役会で重要な項目をマテリアリティとして特定した上で対応しています。
マテリアリティの特定に際しては、マテリアリティ候補となる環境・社会に関する各種の課題について、事業への影響度およびステークホルダーの要請・期待の2軸で評価してマテリアリティ・マップの作成を行いました。これを基にESG統括委員会(当時)においてマテリアリティ候補を抽出し、それらに対するリスクと機会、主な取り組みの検討を行った上で、経営会議および取締役会においてマテリアリティ項目として決定しました。

戦略および指標と目標

NGKグループは、特定した全てのマテリアリティ項目に対してKPIを設定し、達成に向けた取り組みを進めています。

サステナビリティ活動の重点テーマ

NGKグループは、サステナビリティ基本方針に基づき、特定したマテリアリティに沿って環境・社会への取り組みを推進しています。また、価値創造の基盤としてガバナンスの実効性を強化し、持続可能な成長を目指しています。

マテリアリティ
E(環境)
  • 気候変動への対応
  • 資源循環の推進
  • 環境汚染の防止
  • 生物多様性の保全と再生
S(社会)
  • 品質と製品の安全性の追求
  • デジタル社会インフラへの貢献
  • 人材価値の向上
  • 人権の尊重
  • 持続可能な調達の推進
価値創造の基盤(ガバナンス)
G(ガバナンス)
  • コンプライアンス
  • リスクマネジメント
  • コーポレートガバナンス

取り組み

国連グローバル・コンパクトへの署名

NGKグループは、国連が提唱する企業の自主行動原則「グローバル・コンパクト」に署名し、持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals :SDGs)を指標として事業活動を進めています。これにより、幅広い社会課題の解決に貢献することを重要な責任と考えています。

国連グローバル・コンパクトのロゴマークです。

SDGsについての考え方

NGKグループは、エネルギー、エコロジー、エレクトロニクスの領域で事業を展開し、きれいな空気や水を守り、快適な暮らしの実現に貢献してきました。現在も、独自のセラミック技術を生かし、SDGsに沿った製品や技術を提供し、持続可能な社会の実現に向けて新しい価値を創出しています。

SDGsのロゴマークです。
NGKグループのSDGs
目標 NGKグループの提供価値
貧困をなくそう
  • 適切な雇用を創出し、貧困を終わらせることに貢献します
飢餓をゼロに
  • NGKの製品がつくる社会インフラは、雇用の機会への平等なアクセスを確保します
すべての人に健康と福祉を
  • 紫外LEDに使われるマイクロレンズは、水や空気の殺菌に使われる紫外線光源のLED化を進め水銀の使用を減らします
  • 自動車排ガス浄化用セラミックスは排ガスをクリーンにします
質の高い教育をみんなに
  • 適切な雇用の創出により、教育への平等なアクセスを得られるようにします
ジェンダー平等を実現しよう
  • NGKの製品がつくる社会インフラは、女性の能力強化を推進します
  • 女性の参画および平等なリーダーシップの機会を確保します
安全な水とトイレを世界中に
  • セラミック膜フィルターは、安全性の高い水を提供します
  • セラミック膜フィルターは、排水を浄化します
エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • がいしは、電力の安定供給になくてはならないものです
  • 自動車排ガス浄化用セラミックスは排ガスをクリーンにし、化石燃料のクリーンな利用を実現します
  • 絶縁放熱基板は、パワーモジュールが使われるEVや再生可能エネルギーの安定供給を支えます
働きがいも経済成長も
  • 適切な雇用を創出し、従業員に働きがいのある職場を提供し、経済成長に寄与します
産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 薄型リチウムイオン二次電池は、IoT時代を電源供給で支えます
  • 電子・電気機器用セラミックスは、安価で普遍的な情報通信技術を支えます
  • 半導体製造装置用セラミックスは、生活の基盤となる半導体生産を支えます
  • 金属製品は、携帯電話や、自動車、産業機器など生活を支える機器に幅広く活用されています
人や国の不平等をなくそう
  • 差別行為の発生を防止し、違反行為があった場合には迅速に適切な対応をとります
住み続けられるまちづくりを
  • 自動車排ガス浄化用セラミックスは排ガスをクリーンにします
つくる責任つかう責任
  • セラミックスの原料となる天然資源を効率的に利用します
気候変動に具体的な対策を
  • 絶縁放熱基板は、パワーモジュールが使われる再生可能エネルギーの安定供給を支えます
海の豊かさを守ろう
  • セラミック膜フィルターは、排水を浄化し、海洋汚染を防止します
陸の豊かさも守ろう
  • 社有地の生物多様性保全を進めています
平和と公正をすべての人に
  • 各国、地域の法令やルールを守り、国際間の取り決めを尊重してコンプライアンスを徹底します
パートナーシップで目標を達成しよう
  • 効果的な公的、官民、市民社会のパートナーシップを奨励・推進します