サステナビリティ

環境リスクマネジメント

NGKグループでは、各⽣産拠点にて個別に環境管理体制を構築し、環境汚染の予防に努めています。
毎年、グループ会社を所管する事業本部スタッフと、本社環境部門スタッフが協同してグループ会社の生産拠点の環境監査を実施し、グループ全体の環境管理のレベル向上に努めています。2020年度は、国内グループ会社の生産拠点は従来通り現地監査を実施、海外グループ会社の監査対象拠点については新型コロナウイルス感染症予防による移動制限のため、リモート監査を実施しました。

法規制遵守

⽇本ガイシでは、排⽔・排ガス等の監視・計測と厳格な管理により、関連する法規制や環境保全協定など監督官庁との合意事 項を遵守しています。また、環境管理に関する専⾨教育を国内グループ会社も含めて定期的に実施し、最新情報を提供すること で担当者のレベルアップを図り、環境汚染の防⽌に努めています。
なお、⽇本ガイシでは、2020年度環境関連法令の重⼤な違反は発⽣しませんでした。

環境パトロール・緊急時対応訓練

⽇本ガイシでは、環境汚染を未然に防⽌するため、年間計画に沿って環境パトロールを実施するとともに、緊急時を想定し、被害を最⼩限にとどめるための対応訓練を実施しています。
2020年度も名古屋、知多、⼩牧、⽯川の4地区で、⼤気や⽔質の汚染防⽌、化学物質の適正管理、騒⾳・振動の抑制 などを⽬的とした環境パトロールや、緊急時を想定した対応訓練を⾏いました。今後も積極的にパトロールや訓練を 実施し、運⽤⽅法の改善を図りながら、環境リスクの低減に取り組みます。

<2020年度の実施状況>(回)

大気 水質 騒音
振動
化学
物質
名古屋 環境パトロール 4 4 4 2
緊急時対応訓練 5 2 2
知多 環境パトロール 1 3 1 1
緊急時対応訓練 5 5
小牧 環境パトロール 1 2 2 1
緊急時対応訓練 7 11
石川 環境パトロール 2 2 2 2
緊急時対応訓練 5 3 4

-:緊急時対応訓練の重要性が低いため計画なし。

化学物質管理

日本ガイシでは、法令・指針等の規制に準拠した、化学物質の入手から使用、廃棄に至るまでの適切な化学物質管理レベルの維持・向上に取り組んでいます。新規の化学物質については、入手・使用する使用部門ごとに、社内の化学物質安全審査会にて、使用の是非の判断および、使用・廃棄時等の留意事項の確認・指導をします。使用中の化学物質については、各事業所ごとの化学物質会議および化学物質パトロール等により管理状況の把握・確認・指導をしています。また、化学物質規制動向の把握と情報展開により、適正な管理のための施策を実施しています。
国内外のグループ会社では、それぞれのISO14001の管理体制により、地域ごとの法規制を調査・把握し、適切な化学物質の管理を実施しています。

化学物質管理の流れ

化学物質管理の流れを示した図です。使用部門の申請の後、チェック部門が審査や指導を行い、許可が得られた場合は資材部が購買情報を登録、使用部門では適正管理に努めながら化学物質を使用する、という流れになっています。

グローバル環境管理の強化

NGKグループでは、環境行動指針にのっとり、国内で実施した環境負荷低減への取り組みを海外グループ会社に水平展開するとともに、環境関連法改正に確実に対応するための仕組みを整備し、グローバル環境管理のレベルアップを推進しています。

グループ全体の環境リスク低減の取り組み

NGKグループでは、海外を含むほぼ全てのグループ会社生産拠点でISO14001もしくはこれに準じた第三者認証の取得が完了し、環境マネジメントシステムに沿った環境管理を実施しています。
また、日本ガイシでは、国内の環境規制法令の改正情報を国内グループ会社と共有し、その対応状況を把握する仕組みを構築、運用しています。海外については、グループ会社が立地する国や地域の重要な法規制改正情報と、各社の対応状況や管理状況などについて、本社が定期的に把握する仕組みを強化しています。
2020年度は2019年度に引き続き、本社スタッフが生産拠点国内7拠点、海外11拠点に対して環境リスク管理を中心とした監査を実施しました。監査結果に基づき課題の是正や、改善の支援を実施するなど、グループ全体の環境リスクの低減を図っています。2021年度以降も定期的に、全拠点で監査を行う予定です。

事業計画にリンクした環境管理の強化

NGKグループは、社会環境と事業計画の絶え間ない変化に対応する環境管理を目指しています。
事業計画に沿った環境負荷低減への取り組みとして、半年ごとに事業本部別・製品系列別・生産拠点別の実績評価と先行きの見通し予測を実施し、次に取り組むべき課題を見直しています。
この一環として、環境安全衛生委員会の下に環境専門部会を設置し、各事業本部で実際に事業計画を立案・推進する企画部門長や製造部門長などと協議する場を設け、全社的な環境管理体制を強化しています。今後もさらに経営との一体化を進め、地球環境の保全と企業の成長を両立させる環境経営を推進していきます。

有害物質に関するコミットメント

NGKグループでは、有害物質の削減に向けて、環境行動指針に、「化学物質の適正使用、適正管理を通して有害物質のリスク低減に努めます。」と定めています。
また原材料の取り扱いに関しては、CSR調達ガイドラインやグリーン調達基準書に、有害物質リスト付きで取引先に遵守を依頼しています。