サステナビリティ

NGKグループ環境ビジョン

NGKグループは、国連が採択した「持続可能な開発⽬標」(Sustainable Development Goals(SDGs))を念頭に置き、独⾃の技術で新しい価値を提供することにより持続可能な社会の実現に貢献し、社会の皆さまからの期待に応え、信頼を得たいと考えています。また、2050年にありたい姿を描いた「NGKグループビジョン」(2021年4⽉発表)の中でも、ESG経営をビジョン実現のためになすべき変⾰のひとつに掲げています。「NGKグループ環境ビジョン」は、このような社会からの要請やグループビジョンを踏まえ、2021年4⽉に新たに策定したものです。

NGKグループ環境ビジョン

NGKグループは事業活動を通じて、社会の要請である「カーボンニュートラル」「循環型社会」「自然との共生」の実現に寄与します。

カーボンニュートラルへ

カーボンニュートラル社会の実現に資する製品とサービスを開発・提供するとともに、グループの事業活動にも適用することで、2050年までにCO2排出量ネットゼロを目指します。

循環型社会へ

天然資源の使用量を抑制し、資源効率の高い製品を開発・提供することで、循環型社会の実現に貢献します。

自然との共生へ

生態系への環境負荷を最小限に抑制するとともに、啓発活動を通じて一人ひとりの意識を高め、自然との共生を図ります。

カーボンニュートラル戦略ロードマップ

NGKグループはNGKグループ環境ビジョンの実現に向けて、「カーボンニュートラル戦略ロードマップ」を策定し、取り組みを進めます。2050年の目標をグループ全体のCO2排出量ネットゼロとし、そこに至るまでのマイルストーン目標として、2025年度に排出量※1 55万トン(基準年2013年度比25%削減)、2030年度に同37万トン(同50%削減)を設定しています。また、カーボンニュートラル社会の実現を目指し、関連製品・サービスの開発と普及に注力していきます。今後、水素・CCU/CCS※2関連の技術開発を推進することで、ネットゼロ達成の前倒しを検討します。
NGKグループ環境ビジョン実現のための戦略は、以下の4つです。

戦略1:カーボンニュートラル(CN)関連製品・サービスの開発と提供

カーボンニュートラル関連の既存製品に加えて、開発品の製品化やNAS電池を活用した再生可能エネルギー供給事業などのサービスを社会に提供します。

戦略2:トップダウンでの省エネ強化

従来から取り組んでいる省エネ活動をさらに強化し、高効率設備の導入やエネルギーの運用改善などに取り組みます。

戦略3:技術イノベーションの推進

セラミックスの焼成工程では化石燃料由来のCO2を排出していますが、水素やアンモニアなどへの燃料転換を進め、化石燃料フリー化を目指します。

戦略4:再生可能エネルギー利用の拡大

国内外でさまざまなスキームでの再生可能エネルギー調達を進めるとともに、NGKグループ内の製造拠点に太陽光発電設備(PV)を設置し、NAS電池やZNBを併設してデマンドコントロールします。これをモデルケースとしてNGKグループが参画する再生可能エネルギー供給ビジネスに活かすとともに、将来グループで使用する全ての電力を再生可能エネルギーで賄えるように取り組んでいきます。

※1 排出量は算定基準を見直したものです。具体的には電力の排出係数(電力使用量をCO2に換算する係数)について、従来の固定値から毎年度の電力会社実績値に変更します。

※2 CCU/CCS:Carbon dioxide Capture and UtilizationおよびCarbon dioxide Capture and Storageの略でCO2の回収・貯蔵・利用技術を意味します。

カーボンニュートラル戦略ロードマップを説明した図です。2050年の目標をグループ全体のCO2排出ネットゼロとしています。