環境

環境行動5カ年計画

考え方

NGKグループは、「NGKグループ環境ビジョン」の実現に向け、事業活動と一体となった環境マネジメントを推進しています。現在は、2030年以降も見据えた「第6期環境行動5カ年計画」に基づき、環境課題への対応を強化しています。

第6期環境行動5カ年計画(2026年度~2030年度)

第6期環境行動5カ年計画は、これまでの成果と課題を踏まえ、マテリアリティ、長期経営計画、NGKグループ環境ビジョンおよびNGKグループ環境方針との整合を重視して策定しました。
本計画では、取り組みが先行しているカーボンニュートラルに加え、循環型社会および自然との共生の実現に向けた対応を強化しています。循環型社会についてはサーキュラーエコノミーの推進を、自然との共生についてはTNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)提言に基づくリスクと機会への対応を進めています。
併せて、当社のマテリアリティへの網羅的な対応として、従来から取り組んでいた公害防止を含む環境汚染防止を、第6期計画のテーマに位置づけています。
また、2030年以降を見据えた取り組みとして、サーキュラーエコノミーの推進に加え、製品・サービスによる環境貢献の定量化および開示に着手しています。
さらに、SSBJ基準(Sustainability Standards Board of Japan:サステナビリティ基準委員会が策定したサステナビリティ開示基準)やCSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive:欧州の企業サステナビリティ報告指令)などのサステナビリティ情報に関する開示要請へ適切に対応し、ステークホルダーに対してNGKグループの取り組みに関する理解の促進に努めていきます。
第6期計画では、定量的で分かりやすい管理目標を設定し、社会的要請および企業価値向上の観点から、適切な水準での管理を行います。また、2030年度までに重要性の高い項目については、目標値を公表し、社内外に対する明確な意思表示とします。

第6期計画の重点ポイント

  • 2030年度以降を見据え、サーキュラーエコノミー、自然関連課題への対応、製品・サービスの環境貢献指標の開発・導入などの取り組みの強化
  • Scope3排出量の削減、資源循環の促進、自然との共生への対応を通じて、バリューチェーン全体での取り組み強化

第6期計画の主な構成

  • NGKグループ環境ビジョンに沿った取り組みと、地球環境保全全体を対象とした取り組みで構成
第6期環境行動5カ年計画の主な構成を示した図です。NGKグループ環境ビジョンに沿った取り組みと地球環境保全全体を対象とした取り組みで構成されています。
第6期環境行動5カ年計画 2026、2030年度目標
第6期環境行動5カ年計画 2026、2030年度目標をまとめた一覧表です。本図表はカーボンニュートラル、循環型社会、自然との共生の3領域におけるGHG削減や再エネ導入、資源循環、節水などの取り組み、管理指標、 2026・2030年度の目標数値や関連SDGsを示しています。 PDFファイルが新規ウィンドウで開きます
  1. ※1「重大違反」は、操業停止・禁固・罰金などの行政処分の事案発生を意味する
第6期環境行動計画の活動テーマと取り組み項目
第6期環境行動計画の活動テーマと取り組み項目をまとめた一覧表です。本図表は、カーボンニュートラル、資源循環、自然との共生、環境全般の4領域における第6期計画および2030年以降に向けた重要テーマ、取り組みとKPIを示しています。 PDFファイルが新規ウィンドウで開きます

カテゴリー別の取り組み内容

カーボンニュートラルへ(GHG削減)

主に2030年以降を見据えたイノベーションや再エネ利用とバリューチェーンの取り組みとしてScope3排出削減の取り組みを推進します。

循環型社会へ(サーキュラーエコノミー)

従来から取り組んでいる事業所の廃棄物削減に加え、バリューチェーンに視野を広げて、社会の潮流になりつつあるサーキュラーエコノミーへの対応に着手します。

自然との共生へ(ネイチャーポジティブ)

TNFD開示しているNGKグループと自然との関係におけるリスクと機会について取り組んでいきます。具体的には自然への環境負荷低減を目的に、従来の汚染防止に加え、水資源の有効利用についても取り組みを強化します。

環境全体の取り組み(製品の環境貢献、外部評価、開示、連携、教育)

2030年度以降に向けた取り組みとして製品・サービスの環境貢献の定量化に着手します。またEUのCSRDや日本のSSBJ基準といったサステナビリティ情報開示に関する制度・基準への対応を進めます。

第5期環境行動5カ年計画の実績と総括

第5期環境行動5カ年計画では、「カーボンニュートラル」「循環型社会」「自然との共生」を重点テーマとして、全社で取り組みを推進しました。その結果、2025年度までに設定した全ての目標を達成しました。
カーボンニュートラルでは、CO2排出量削減や再生可能エネルギーの導入を進めるとともに、Scope3排出量の開示やSBT認証に向けた取り組みを開始しました。循環型社会では、廃棄物削減において一定の成果を上げました。一方で、今後は資源循環を前提としたサーキュラーエコノミーへの対応が課題と認識しています。自然との共生では、TNFD対応に着手し、自然関連リスクおよび機会の把握と情報開示に取り組みました。
これらの実績と課題を踏まえ、第6期環境行動5カ年計画では、環境取り組みの高度化と事業活動への定着を進め、持続可能な社会の実現に貢献していきます。

基準年・目標年・管理範囲

  • 基準年:2013年度(一部2022年度)
  • 目標年:2030年度
  • 管理範囲:連結(一部国内)
第5期環境行動5カ年計画の実績
環境行動5カ年計画の2021〜2025年度の実績と2025年度の目標をまとめた一覧表です。PDFファイルが新規ウィンドウで開きます
  1. ※1年度目標の達成度は、○を目標達成、×を未達成とします
  2. ※2再生可能エネルギー由来電力の比率は、全電力使用量に占める割合を示します
  3. ※3廃棄物は、事業所外へ排出される製品以外の物質で、有価物も含みます
  4. ※4削減率は、改善がない場合の廃棄物発生量(Business As Usual)に対する割合です
  5. ※5生物多様性目標は、当初ポスト愛知目標を採用していましたが、2022年に国際的な合意に基づく昆明・モントリオール生物多様性枠組へ移行しました
  6. ※6NAS電池は2025年10月に販売を終了しました
  7. ※7SAQ(Self-Assessment Questionnaire)は、企業の社会的責任に関する自己評価アンケートです