ガバナンス

各機関の状況

取締役会

取締役の構成(2026年6月末現在)

取締役の保有株式等、会議の出席状況(2026年6月末現在)
氏名 年齢 保有株式等 会議の出席状況
保有株式(株) 新株予約券(相当株数) 取締役会 指名・報酬諮問委員会 経営倫理委員会
大島 卓 69 50,000 66,000
100%
(15回/15回)
100%
(5回/5回)
 
小林 茂 65 50,126 21,000 100%
(15回/15回)
100%
(5回/5回)
 
森 潤 62 22,590 8,000 100%
(11回/11回)
   
神藤 英明 61 26,000 10,000 100%
(15回/15回)
   
稲垣 真弓 62 18,741 5,000 100%
(15回/15回)
  100%
(5回/5回)
大西 孝生 59 17,000 3,000 - - -
浜田 恵美子 67 5,000 - 100%
(15回/15回)

100%
(5回/5回)

100%
(5回/5回)
佐久間 浩 70 - - 100%
(15回/15回)
100%
(5回/5回)
100%
(5回/5回)
川上 紀子 67 3,000 - 100%
(15回/15回)
100%
(5回/5回)
100%
(5回/5回)
宮本 健悟 58 3,000 - 100%
(15回/15回)
100%
(5回/5回)
100%
(5回/5回)
(注)
1. ◎は議長または委員長を示しています
2. 会議の出席状況は2025年度の実績を示しています
  • 2025年6月26日の就任以降に開催された取締役会を対象としています
独立社外取締役の割合
独立社外取締役割合の目標 実績 氏名
取締役の1/3 1/3以上 浜田 恵美子、佐久間 浩、川上 紀子、宮本 健悟
女性取締役の割合
女性取締役割合の目標 実績 氏名
取締役の30% 30% 稲垣 真弓、浜田 恵美子、川上 紀子

取締役・監査役のスキルマトリックスと項目選定理由

経験領域・専門知識として選定した理由
企業経営 事業活動の適法性と経営の透明性を確保し、健全なリスクテイクを促すとともに、適切な意思決定ならびに業務執行を実効的に監督するために、企業経営の経験およびそれに関する知見等が必要と考えています。
サステナビリティ NGKグループビジョンの実現のためにESG(環境・社会・ガバナンス)を経営の中心に据えています。ESG要素を始めとするNGKグループのサステナビリティ課題を正しく認識し、サステナビリティ課題への取り組みを適切に監督し、対応を進めることで中長期的な企業価値の向上に結びつけるために、サステナビリティ領域での経験および知見等が必要と考えています。
海外事業
国際経験
セラミックス等の素材およびその関連製品を海外も含めた広範な地域に供給するNGKグループの事業形態において、適切に助言し、業務執行を実効的に監督するために、海外事業経験ないし国際経験等が必要と考えています。
営業
企画
NGKグループビジョンの実現のために商品の社会実装の強化による「商品開花」が必要不可欠です。これらの活動を適切に助言し、業務執行を実効的に監督するために、営業ないし企画領域でのマーケティングを含めた経験および知見等が必要と考えています。
製造技術
研究開発
NGKグループビジョンで掲げたNew Value 1000(2030年の目標として、新規事業の売上高1,000億円を実現する)の達成のために早期の新規事業の創出および生産プロセスの革新のための活動が必要不可欠です。これらの活動に適切に助言し、業務執行を実効的に監督するために、製造技術ないし研究開発領域での経験および知見等が必要と考えています。
カーボンニュートラル NGKグループビジョンで掲げるカーボンニュートラル(Carbon Neutrality, CN)関連分野を主要な事業とする事業構成への転換を目指すとともに、事業活動を通じて、社会の要請である「CN」「循環型社会」「自然との共生」の実現に寄与することを目指し、「NGKグループ環境ビジョン」を策定しました。これらを実現するための事業戦略を適切に助言、マネジメントし、また実効的に監督するため、カーボンニュートラルにかかる経験および知見等が必要と考えています。
デジタル NGKグループビジョンで掲げるデジタル社会(Digital Society, DS)関連分野を主要な事業とする事業構成への転換を目指すとともに、DXを変革の推力と位置づけ、NGKグループ全体でDXを加速し、2030年にはデータとデジタル技術の活用が当たり前の企業となることを目指して、「NGKグループデジタルビジョン」を策定しました。これらを実現するための事業戦略を適切に助言、マネジメントし、また実効的に監督するため、デジタルにかかる経験および知見等が必要と考えています。
財務 NGKグループは「資本収益性の向上」「成長性の確保」「非財務価値の向上」の3つの取り組みを推し進めるとともに、経営資源の適切な配分を通じて事業ポートフォリオの変革を加速させることで、企業価値向上に努めていきます。これらを実現、推進するための財務戦略を適切に助言、マネジメントし、また実効的に監督するため、財務にかかる専門的な知見等が必要と考えています。
法務
コンプライアンス
リスクマネジメント
NGKグループで働く全ての人が、法令および定款に基づき、かつ企業倫理に則りその職務を執行するため、「NGKグループ企業行動指針」および「NGKグループ行動規範」を策定しました。これらの遵守状況をモニタリングし、適切にマネジメントすることは取締役会の責務です。加えて、NGKグループは、グループビジョンの実現に影響を与える不確実性をリスクと捉え、未然防止と損失の最小化を図るため、リスク種別に応じた取り組みを定めています。取締役会は、リスク統括委員会を通じて重要リスクの特定・評価・対応状況を監督し、国際的な基準を参考にして、当社のリスク管理の仕組みが着実に機能しているかを定期的に確認しています。これらのことから、法務・コンプライアンスおよびリスクマネジメントにかかる専門的な知見等が必要と考えています。
人事労務 NGKグループは、多様な経験・価値観を持った人材が活躍する豊かで活気ある職場環境を整備し、従業員一人ひとりが自律的に挑戦し高めあうことで、社会に新しい価値を提供することを目指しています。加えて、NGKグループの事業活動が影響を及ぼすすべての人々の人権が侵害されることのないよう、「NGKグループ人権方針」を定め、人権尊重の取り組みを推進しています。これらを実現、推進するための人材戦略を適切に助言、マネジメントし、また実効的に監督するため、人事労務にかかる専門的な知見等が必要と考えています。

多様性と専門性を備えた取締役会の構成方針

取締役の総数は定款により15名以内と定め、ジェンダー、年齢、国籍、人種を問わず多様性を重視しています。女性取締役や海外子会社運営の経験を持つ取締役を選任し、ジェンダーや国際性の面での多様化を推進しています。また、取締役の3分の1以上を独立社外取締役とし、ガバナンスの独立性を確保しています。
取締役の指名に際しては、スキルマトリックス定める経験領域(企業経営、サステナビリティ、海外事業・国際経験、営業・企画、製造技術・研究開発、カーボンニュートラル、デジタル)および専門知識(財務、法務・コンプライアンス・リスクマネジメント、人事労務)を重視しております。取締役会議長は非業務執行の取締役です。また、取締役会には、常勤監査役および社外監査役が出席し、必要があると認めるときは意見を述べることとしています。

取締役会の活動状況(構成人数10名 2025年度開催回数15回)

取締役会は10名(男性7名、女性3名)で構成され、うち3分の1以上が社外取締役です。2025年度は15回開催し、会社法、当社定款および取締役会規則に定める事項(例えば全社総合予算、会社の解散・合併・提携等の戦略的計画、代表取締役の選定および解職、事業報告および計算書類等の承認、重要な財産の処分および譲受重要な使用人の選解任等)について決議し、また、取締役の職務執行状況を監督しています。

2025年度の取締役会では、以下のカテゴリー別に重要な議題を審議しました。

【中長期課題・グループビジョン関連】

  • 長期経営計画
  • 新規事業の創出についての取り組み(New Value 1000の進捗報告)
  • 事業ポートフォリオについての取り組み
  • 重点フォローリスクの決定

【決算・予算・財務関連】

  • 予算と決算
  • 長期保有株式の売却

【サステナビリティ関連】

  • 第5期環境行動5カ年計画の進捗の報告
  • TNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)に基づく情報開示
  • IR・SR活動等の報告
  • NGKグループ社会貢献活動方針の改定

【委員会報告】

  • 主要な委員会活動の報告

【人事・人材関連】

  • 組織と人事
  • 人権尊重に関する審議委員会
  • 基幹職向け株式インセンティブ制度の導入

【個別案件】

  • 生産設備、研究開発等への投資
主要議題の時間配分
2025年度の取締役会におけるカテゴリー別の主要議題と時間配分を表しています。中長期課題・グループビジョン関連について44%、決算・予算・財務関連について24%となりました。

監査役会

監査役の保有株式等、会議の出席状況 (2026年6月末現在)

氏名 年齢 保有株式等 会議の出席状況
保有株式(株) 新株予約券(相当株数) 取締役会 監査役会 指名・報酬諮問委員会 経営倫理委員会
八木 尚也 61 4,306 - 100%
(15回/15回)

100%
(14回/14回)
- -
長谷川 耕司 62 1,040 - 100%
(11回/11回)
100%
(10回/10回)
- -
坂口 正芳 68 - - 100%
(15回/15回)
100%
(14回/14回)

100%
(5回/5回)
100%
(5回/5回)
渡邊 剛 67 - - - - - -
(注)
1. ◎は議長を示しています
2. ◇はオブザーバー出席を示しています
3. 会議の出席状況は2025年度の実績を示しています
  • 2025年6月26日の就任以降に開催された取締役会および監査役会を対象としています

監査方針および監査計画

監査役会は事業年度期首に監査方針と監査計画を策定し、重点監査項目を定めています。2026年度は以下の方針に基づき監査を実施します。

監査方針

監査役会および監査役は事業環境等を踏まえ、会社の内部統制システムが適切に機能し、企業グループ全体の健全性を維持できるよう、経営リスクの監視に注力します。自然災害を含む多様なリスクへの危機管理体制の確認に加え、NGKグループビジョンの進捗と社内外への浸透状況を確認します。
監査は、日常業務におけるリスク管理や経営判断の合理性を基本とし、必要に応じて個別事案を調査し、ガバナンスの向上に努めます。

【重点監査項目】

  1. 1NGKグループビジョン
    1. 1ESGに係る取り組みの浸透状況
    2. 2新規事業の立ち上げ・事業再編等の進捗状況
    3. 3各事業に係るリスク認識と経営判断プロセスの合理性
  2. 2危機管理対応体制と今後の変化への備えの確認

監査役会(構成人数4名 2025年度開催回数14回)

監査役会は、監査役4名で構成され、2025年度は14回開催しました。各監査役は取締役会や重要会議に出席し、取締役および使用人から報告を受け、必要に応じて説明を求めることで、取締役の意思決定プロセスと職務執行状況を監査しています。また、内部統制システムの整備・運用状況を確認するとともに、会計監査人の監査方法と結果の妥当性も検証しています。

2025年度の監査役会では、主に以下の事項を決議・報告しました。

【決議事項】

  • 監査役監査方針・監査計画、監査役会の監査報告
  • 会計監査人の報酬等に関する同意
  • 株主総会に提出される議案および書類の確認
  • 会計監査人の所属する監査法人およびそのネットワーク・ファームが提供する非保証業務の包括事前了解に関する同意

【報告事項】

  • 常勤監査役の監査活動報告
  • 会計監査人監査計画
  • 会計監査人による会計監査報告
  • 財務部による決算案の報告
  • 業務監査部の内部監査結果報告
  • 電子提供措置事項記載書面の確認

内部監査の状況

NGKは業務監査部(20名、2025年3月末時点)を設置し、取締役会承認の監査計画に基づき、NGKおよび国内外グループ会社の業務を監査し、結果を社長、取締役会、監査役会に報告しています。
内部監査は監査役監査・会計監査と独立して実施しますが、実効性と効率性向上のため、監査役会や会計監査人と方針・計画・結果を定期的に共有し、必要に応じて個別報告を行います。
品質、環境、安全衛生など専門分野の監査は、各委員会事務局が実施し、結果は委員会を経て取締役会に報告します。

会計監査の状況

当社の会計監査は、監査法人により金融商品取引法に基づく財務諸表監査・内部統制監査と、会社法に基づく監査で構成されています。
監査役会は、監査法人の選定にあたり、会社計算規則で定める体制の整備、独立性の保持、適切な監査の実施、解任事由の不存在などの基準に基づき判断します。これらを確認した結果、当社は有限責任監査法人トーマツを選定しています。
また、監査役および監査役会は、選定基準の適否に加え、日常の監査活動を通じて、経営者や財務部門・内部監査部門とのコミュニケーション、グループ全体の監査、不正リスク対応が適切に行われているかを評価し、同監査法人が監査法人として適格であると判断しています。

指名・報酬諮問委員会

指名・報酬諮問委員会 (構成人数6名 2025年度開催回数5回)

指名・報酬諮問委員会は、役員の人事と報酬決定に関する公正性と透明性を確保するため、取締役会の諮問機関として設置されています。委員会は、取締役会からの諮問に基づき、取締役・監査役の人事、執行役員の報酬、報酬総額の上限、最高経営責任者の後継者計画などを審議し、その結果を取締役会に答申します。委員会は6名(男性4名、女性2名)で構成され、過半数を独立社外取締役が占め、委員長も独立社外取締役から選任されています。審議の適正性を確保するため、社外監査役がオブザーバーとして出席します。

2025年度は5回開催し、主要な審議事項を取締役会に報告しました。

  • 取締役、代表取締役、役付取締役、監査役の人事
  • 取締役および執行役員の各個人の役職位に応じた報酬(現金報酬および株式関連報酬)
  • 取締役の各個人の当事業年度における業績連動賞与の支給額
  • 最高経営責任者の後継者の育成状況

その他各種の会議体

経営倫理委員会 (構成人数7名 2025年度開催回数5回)

経営倫理委員会は、社外役員とコンプライアンス担当の社内取締役で構成され、2025年度は5回開催しました。委員会は、役員等が関与する不正や法令違反の調査を行い、再発防止策を取締役会に勧告します。また、競争法や腐敗行為防止に係る法令等の遵守に向け、体制構築や活動内容を検討し、取締役会に提言します。さらに、ヘルプライン制度とは別に、委員会に直結する内部通報制度(ホットライン)を設置し、コンプライアンス体制の強化を図っています。

経営協議会 (構成人数12名 2025年度開催回数2回)

経営協議会は、社外役員と社内取締役が経営課題について意見交換を行い、社外役員から経営陣への助言を得る場です。2025年度は2回開催し、12名(男性9名、女性3名)で構成されています。

社外役員会議 (構成人数6名 2025年度開催回数2回)

社外役員会議は、社外役員のみで構成され、取締役会での議論に積極的に貢献することを目的に、当社の経営課題について意見交換を行う場です。2025年度は2回開催し、構成員は6名(男性4名、女性2名)です。

監査役・社外取締役ヒアリング (構成人数8名 2025年度開催回数13回)

監査役と社外取締役(計8名:男性6名、女性2名)で構成し、当社の事業環境や課題について社内関係者から情報を収集することを目的に実施しています。2025年度は13回開催しました。

業務執行体制

経営会議(構成人数16名 2025年度開催回数23回)

経営会議は、社長の決定を助けるため、必要な事項を審議する機関であり、社長、副社長、各事業本部長、NV推進本部長、研究開発本部長、製造技術本部長、各部門の所管取締役、常勤監査役および社長の指名する執行役員、委員長、事業部長、部長により構成しており、男性15名、女性1名となっています。

その他の機関
戦略会議 経営上の重要な課題、戦略・行動計画、および各種業務執行状況・各種プロジェクト進捗状況の報告等に関し、問題点の抽出、解決方策の検討等を目的として、幅広く議論を行う機関です。
サステナビリティ統括委員会 環境・社会・ガバナンス等のESGおよびSDGsに関する課題をはじめとするNGKグループのサステナビリティ(中長期の持続可能性)に関する重要な課題、戦略および行動計画等について、サステナビリティ統括委員長である社長の決定を助け、また重要と判断する事項を取締役会もしくは経営会議に上程するために審議する機関です。
リスク統括委員会 リスクマネジメントに係る重要な事項を取締役会または経営会議に報告し、取締役会による当社グループのリスクマネジメントの監督の補助およびリスクマネジメントの高度化に資することを目的とする機関です。
開発・事業化委員会 開発・事業化に関する方針、評価、予算、主要個別計画、事業化計画などについて社長および開発・事業化委員長の決定を助けるため、必要な事項を審議する機関です。
設備委員会 設備投資や情報システムに関する方針、予算・実績・主要個別計画の検討・評価などについて社長および設備委員長の決定を助けるため、必要な事項を審議する機関です。
品質委員会 より高品質な製品・サービスの実現によるお客さまの満足と信頼の向上を目的に、次項について、社長および品質委員長の決定を助けるため、必要な事項を審議する機関です。
  1. 1品質方針および品質目標の決定・改廃
  2. 2市場における重大な品質不良発生防止や発生後の技術的対応に関わる事項
  3. 3開発品の事業化における品質保証体制および品質リスク回避に関わる事項
  4. 4そのほか重要と判断した品質関連事項
環境安全衛生委員会 NGKグループの環境・安全衛生を統括管理すべく、定期的に全体状況を把握するとともに、重大な方針決定や行動計画の策定、重大事案の対応などについて必要な審議を行う機関です。
コンプライアンス委員会 下記について、社長およびコンプライアンス委員長の決定を助けるため、必要な事項を審議する機関です。
  1. 1法令・企業倫理遵守活動
    1. 1法令・企業倫理遵守に関する基本方針の決定改廃(取締役会決議事項)
    2. 2法令・企業倫理に関する重要な遵守徹底活動・制度および体制の決定
    3. 3ヘルプライン事案への対応
    4. 4法令・企業倫理に関するリスクマネジメント体制の決定改廃
  2. 2法令・倫理に関する事項または事件・事故に関する事項のうち、特別危機管理事案への対応
  3. 3その他委員長が重要と判断したコンプライアンス関連事項
内部統制委員会 金融商品取引法に基づく「財務報告に係る内部統制の評価および報告」について、社長および内部統制委員長の決定を助けるため、必要な事項を審議する機関です。
  1. 1同報告の当年度の報告範囲や評価・報告スケジュールの決定および内部統制に関する評価基準やそのほか基本事項の決定
  2. 2内部統制評価の集約と内部統制報告書案の決定
HR委員会 企業の人権尊重に関する責任(課題対応)、NGKグループにおける重要な人事施策に関して、社長の決定を助けるため、課題提示、調査報告、解決策の検討など、必要な事項を審議する機関です。
  1. 1人権に対する基本方針の決定改廃に関する事項
  2. 2グループ会社を含めた人権に対する啓発活動や人権デューディリジェンスの実施に関する事項
  3. 3グループ会社にも影響し得る重要な人事施策に関する事項
  4. 4その他委員長が重要と判断した人権、人事施策に関する事項
BCP対策本部 災害やテロ、システム障害といった危機的状況下における事業継続を目的として、平時には事業継続計画(BCP)の維持管理を行うとともに、BCPの発動時には、復旧優先順位の決定、復旧対応の指示・支援などを遂行する機関です。
中央防災対策本部 会社に重大な影響を及ぼす恐れのある地震、風水害、火災、爆発などの災害に関する事項について、社長および対策本部長の決定を助けるため必要な事項を審議するほか、対策本部長の指揮の下で所要の業務を遂行する機関です。
安全保障輸出管理/
特定輸出・通関管理委員会
安全保障輸出管理、特定輸出申告制度、および通関業務の管理について、法令遵守をはじめとして適切な社内体制の整備、子会社および関係会社への指導などに係る審議、決定などを行う機関です。

取締役会の実効性

取締役会の実効性評価

取締役会の実効性についての分析・評価の結果の概要

取締役会の実効性について、当社取締役会は毎年度終了時に取締役および監査役を対象としてアンケートを実施し、回答内容の分析と評価を外部機関に委託して、その結果を取締役会に報告しております。そこで示された課題については、その重要性と必要性に鑑みて、次年度の取締役会で取り組みを強化するなどし、継続的な実効性向上を図っております。

Ⅰ.2024年度を対象とした実効性評価を踏まえた2025年度の取り組み方針と主な取り組み

  1. 1取締役会の取り組み方針
    • NGKグループビジョンの実現に向けて、引き続き以下の項目を取締役会に定期的に報告し、モニタリングを行う
      • 事業ポートフォリオの見直し状況
      • New Value 1000(2030年に新事業化品売上高1,000億円を目指す)の進捗状況
      • 各種委員会活動、全社プロジェクトの進捗状況
      • 人材戦略に関する進捗状況
      • 全社リスクマネジメントの状況
      • IR・SR活動

      【主な取り組み】
      上記項目について、年間予定議題として各々複数回の報告時期を定め、取締役会に報告いたしました。とりわけ、人材戦略については多様な人材の最大活用と自律的行動の促進を図るため、基幹職(管理職)の人事制度のあるべき姿等を討議し、基幹職人事制度の改定を決議いたしました。

    • 重点的に議論すべき課題を峻別し、長期経営計画ならびに事業戦略(グループ会社含む)に関する議論の深化を図る

      【主な取り組み】
      2023年度に引き続き社外役員も出席する拡大戦略会議を2回開催し、エナジーストレージ事業、グループ子会社戦略について重点的に議論を行いました。

    • 引き続き経営陣幹部と社外役員との対話機会の充実を図るとともに、後継者計画・経営陣幹部の育成に関する議論の深化を図る

      【主な取り組み】
      経営陣幹部と社外役員との昼食懇談会を月に1度自由席形式で開催いたしました。また、社外取締役と各執行役員との面談を設定する等、より活発かつ実質的な意見交換を促進するとともに、監査役・社外取締役ヒアリングに経営陣幹部が出席し、事業の概況等について報告を行いました。

    • 社外役員への情報提供の一層の充実を図る

      【主な取り組み】
      取締役会上程案件に関し、担当部門等による個別説明の機会を一層充実させるとともに、経営会議、戦略会議、各種委員会等で使用される業務執行に関する資料を、社外役員が常時閲覧できる体制を整備しました。

  2. 2指名・報酬諮問委員会の取り組み方針
    • 引き続き委員会から取締役会への協議状況の一層の共有を図る

      【主な取り組み】
      委員会での審議状況、議論の内容等については、委員会資料を活用し、取締役会に対して丁寧に共有いたしました。加えて、組織・人事の意思決定に際しては、代表取締役社長より、経営陣幹部の配置に関する意図を取締役会へ報告いたしました。

    • 引き続き報酬および指名に関する委員会への情報提供の更なる充実を図る

      【主な取り組み】
      新任取締役および監査役候補者の経歴、保有スキル、ならびに期待する役割等、より詳細なデータについて、委員会事務局より各委員に対して提供いたしました。

Ⅱ-①.2024年度を対象とした実効性評価の方法

  1. 12025年4月初頭に全取締役(10名)および全監査役(4名)に対し、全30問、2024年度取り組み方針評価6問および自由記述2問からなるアンケートを実施し、回答内容の分析と評価を外部機関に委託しました。
    なお、アンケートの設問は昨今の環境変化を踏まえ、定期的に見直しを行っております。
  2. 2加えて、取締役会の実効性評価の一環として、指名・報酬諮問委員会についても、同委員会メンバー(委員長、委員、オブザーバー)に対し、アンケートを実施し、回答内容の分析と評価を外部機関に委託しました。

Ⅱ-②.2024年度の評価結果の概要

  1. 12025年6月6日開催の取締役会において、評価結果の概要を報告しました。
  2. 2アンケート結果から、取締役会(指名・報酬諮問委員会含む)の実効性に関する外部評価は総じて高く、適切に運営されていると評価しました。
  3. 3外部機関の総評コメントは以下の通りです。
    • 当社の取締役会は、適切なメンバー構成のうえで、各メンバーのコミットメントや健全なボード・カルチャーなどの取締役会の機能を支える基盤となる部分が適切に形成されており、これらは過去数年の結果から見ても強みとして継続して維持されているといえる
    • 指名・報酬諮問委員会についても、実効的な議論を行い、取締役会への適切な共有がなされているとの自己評価がなされている
    • 昨年度の実効性評価結果を踏まえて打ち出された「2024年度取り組み方針」を受け、事業戦略にかかる議論の場の設定、社外役員への情報提供の拡充、指名・報酬諮問委員会からの答申内容の拡充が図られたことが見受けられ、実効性強化に寄与していることが伺える
    • 事業戦略にかかる議論については一定の進展が見られたものの、継続的に議論を深化させていくことが重要であり、さらなる実効性向上のためにグループビジョンの実現に向けて事業ポートフォリオの最適化や不採算事業の議論を含む具体的な方針策定や施策につなげていくことが必要と認識されている
    • これらの議論を適切に行うためにも、取締役会に上程する議題の峻別・絞り込みは継続的な課題と考えられる
    • 議論の深化にあたっては、過去の経営判断に対する振り返りを適切に行い、今後につなげていくことの重要性が指摘されている
    • 後継者計画・育成についての更なる取り組みの充実や、経営陣幹部のパフォーマンスの評価・処遇等の取締役会における議論についても継続的な課題と考えられる

Ⅲ.更なる実効性向上に向けた2025年度の取り組み方針

2024年度の評価結果および取締役会での議論を踏まえて以下の通り2025年度の取り組み方針を策定いたしました。
継続的な取り組みを通じて、取締役会および指名・報酬諮問委員会の実効性の向上に努めてまいります。

  1. 1取締役会の取り組み方針
    • NGKグループビジョンの実現に向けて、以下の項目を取締役会に定期的に報告し、討議・モニタリングを行う 
      • 中期経営計画全般の進捗状況
      • 事業ポートフォリオの転換への取り組み
      • New Value 1000(2030年に新事業化品売上高1,000億円を目指す)の進捗状況
      • 全社リスクマネジメントの状況
      • IR・SR活動、各種委員会活動
    • 重点的に議論すべき課題を峻別し、事業戦略(グループ会社含む)に関する議論の深化を図り、不採算事業のモニタリングや具体的な方針策定や施策につなげる
    • 経営陣幹部と社外役員との対話機会の更なる充実を図るとともに、後継者計画・経営陣幹部の育成および経営陣幹部の処遇等に関する議論の深化を図る
  2. 2指名・報酬諮問委員会の取り組み方針
    • 委員会から取締役会への審議状況の一層の共有を図るとともに、委員会の審議プロセスの適正性を一層確保する
    • 報酬および指名に関する委員会への情報提供の更なる充実を図る

役員に対するトレーニングの方針

取締役・監査役が会社からの受任者として善管注意義務を負っていることを踏まえ、経営の専門家または業務執行の監督者としての職責を十分に果たせるよう、以下の方針でトレーニングを実施しています。

トレーニング方針

  1. 1社内役員向け:会社法、金融商品取引法、競争法、コーポレートガバナンスやコンプライアンスに関する研修

    2025年度の実績

    • 競争法、品質コンプライアンスに関する研修(全1回)
  2. 2社外役員向け:取締役会上程案件に関する担当部門からの説明、事業環境や課題に関する定期的な情報提供、意見交換の場の提供

    2025年度の実績

    • 社外役員による工場・事業所等の視察(全4回:共創施設、名古屋、山口、山梨)
    • 取締役会等の事前説明・業務説明(全14回)
    • 監査役・社外取締役による執行部門へのヒアリング(全13回)