社会

健康経営

NGKグループ健康宣言をはじめ、健康経営に関する取り組み全般は、NGK健康白書に掲載しています。

「NGK健康白書2026」の画像です。NGKグループ健康宣言をはじめ、健康経営に関する取り組みについて掲載しています。

考え方

「NGKグループ健康宣言」の画像です。

推進体制

NGKの健康経営推進体制は、HR委員会を通じた取締役会の監督の下、人材統括部所管取締役が統括しています。健康経営推進室を中核に、産業医や保健師などの専門職と連携するとともに、環境安全衛生委員会での調査・審議内容や、労働組合を通じて把握した従業員の意見を踏まえ、健康保険組合と協働しながら、全社横断で施策の企画・推進・評価を行っています。

健康経営推進体制図
健康経営推進体制を示した図です。取締役会の下、人材統括部が中心となり健康経営推進室、人事戦略部、人事部と連携し取り組んでいます。

戦略および指標と目標

NGKでは、生活習慣の改善による日常的な生産性の向上と、ヘルスリテラシーの向上による重症化や長期休業の予防を通じて、従業員のパフォーマンス向上とリスク低減を図り、健康経営を経営成果の向上につなげています。

戦略マップ
健康経営を推進するための戦略マップを示した図です。本戦略マップは、生活習慣の改善による日常的な生活性向上と減らすリテラシーの向上による重症化・長期休業の予防を通じて、健康経営が経営成果につながる構造を示しています。

指標と目標

項目 2025年度末実績 目標 目標達成時期
アブセンティーイズム
(心身の不調による欠勤・休業など)
2.2% 1.5%以下 2030年度末
プレゼンティーイズム
(心身の不調による生産性低下)
62.4点 63.0点以上 2030年度末
ワーク・エンゲージメント 3.3点 2.8点以上 2030年度末
有給休暇取得率 88.9% 100% 2026年度末
階層別メンタルケア教育受講率 100% 100% 毎年度末

取り組み

VIVID ACTIONS

従業員が主体的に生活習慣の改善を実践・継続するために6つ推奨行動を掲げ、その行動を促進するための教育やイベントなどを実施しています。

従業員が生活習慣の改善を実践・継続するために6つ推奨行動を示す「VIVID ACTIONS」の画像です。

総労働時間短縮への取り組み

長時間労働の削減

NGKは、長時間労働の抑制と従業員の健康確保を目的に、社内の残業時間上限を月70時間、半期300時間と定めています。この方針に基づき、連続7日勤務や週2回のリフレッシュデーでの残業を原則禁止し、やむを得ず実施する場合は事前申請を必須としています。さらに、深夜勤務に際しては10時間以上の勤務間インターバルを確保するなど、労働負荷の軽減に取り組んでいます。
2025年度は上限を超えた事例が30件発生しましたが、法令に抵触する事例はありませんでした(出向者を除く通期実績)。

  • 70時間超過:9件(うち一般職0件) 
    • 法定超過はなし
  • 300時間超過:21件(うち一般職10件) 
    • 法定超過はなし

労使の連携による労働時間適正化

NGKは、労働時間や休暇取得の状況を毎年労働組合に開示し、意見交換や対策の協議を行っています。時間外労働が月45時間を超える見込みとなった場合は、労使協議を通じて増加要因を確認し、期間や業務負荷の平準化、増員などの対応策を講じています。実際に長時間労働が発生した際も、その都度、職場単位で労働組合と対応を協議し、是正に取り組んでいます。
また、海外出向者については、長時間労働が確認された段階で理由書の提出と健康診断の受診を義務付け、健康保持と長時間労働の要因分析および改善につなげています。

就業時間・残業時間

長時間労働者へのフォロー

NGKは、非正規従業員を含む長時間労働者に対し、産業医による面談および健康診断を継続的に実施しています。これらの実施状況は、各事業所で毎月開催される安全衛生委員会へ報告し、時間外労働の削減を徹底しています。

長時間労働者の面談数

心身の健康増進を図る活動

メンタルヘルスの「4つのケア」

NGKは、厚生労働省が推奨するメンタルヘルスの「4つのケア」を基軸に、従業員の心身の健康増進に向けた取り組みを継続しています。ストレスチェックを実施し、結果を集団分析レポートとして各部署へフィードバックしています。併せて、各マネージャーが職場環境の改善に取り組めるよう、セルフケアおよびラインケアに関するeラーニングやメンタルヘルス研修を実施しています。

4つのケア

  1. 1セルフケア
  2. 2ラインケア
    (管理監督者によるケア)
  3. 3事業場内産業保健
    スタッフによるケア
  4. 4事業場外資源によるケア

ストレスチェック受検率
高ストレス者の比率

階層別メンタルヘルスケア教育

新入社員や若年層に対してはセルフケア、管理職にはラインケアを中心に、メンタルヘルスへの理解を深めるための教育を実施しています。また、キャリア採用の従業員にも健康管理に関する教育機会を提供しており、全従業員が階層に応じた教育を受けられる体制を整えています。

階層別メンタルケア教育参加人数

健康教育(ヘルスリテラシー向上への取り組み)

eラーニング

従業員が健康に関する正しい情報にアクセスできるよう、社内ポータルサイトやeラーニングを通じて情報発信を行っています。メンタルヘルスや女性の健康、生活習慣病予防など、 多様なテーマを発信し、ヘルスリテラシー向上につなげています。

女性の健康に関する講演会

専門医による女性の健康に関する教育を実施し、従業員本人に加えて管理職の理解向上にも取り組んでいます。

従業員の健康増進への取り組み

NGKは、健康保険組合と連携したコラボヘルスの取り組みとして、「健康宣言&チャレンジキャンペーン」や個人向け健康アプリの活用、ウォーキングイベント、オンラインセミナー、フィットネスや生活習慣改善に関するWeb動画配信、卒煙支援などを実施しています。これらの施策を通じて従業員の健康増進と体力向上に取り組んでいます。

  • 健康保険組合などの保険者と企業が積極的に連携し、明確な役割分担と良好な職場環境の下、従業員やその家族の健康増進を効果的・効率的に行う取り組み

定期健康診断受診率
特定健康診査受診率
特定保健指導対象率
特定保健指導終了率
喫煙率

海外滞在時の健康管理・感染症への対応

NGKは、海外赴任者と帯同家族、年間約600人の海外出張者を対象に、安全かつ健康に生活・業務を行えるよう支援しています。渡航医療の専門知識を持つ医師による研修を通じて、生活上の注意点や感染症の基礎知識、予防接種の推奨事項を提供し、HIV/エイズ、マラリア、結核などの感染症対策を含む健康管理を強化しています。
また、外部医療コンサルタントと連携し、海外での医療相談や現地医療機関での通訳サービス、緊急時の医療搬送に対応する体制を整えています。渡航後も健康情報の定期配信やメンタルヘルスを含む相談窓口を設け、継続的な支援を行っています。
さらに、海外赴任者の残業時間については、国内と同様に月70時間を上限とし、超過した場合には問診や産業医面談を実施することで、健康管理を徹底しています。