ガバナンス

コンプライアンス徹底の取り組み

競争法の遵守

競争法遵守の徹底に向けた取り組み

NGKは「NGKグループ企業行動指針および行動規範」に基づき、各国および地域に適用される競争法の遵守を徹底しています。
NGKおよび各グループ会社において、国際的な水準に対応した「競争法遵守規程」を整備し、その中で毎年「競争法コンプライアンスプログラム」を策定・運用することを規定しています。その運用状況は社外役員を中心に構成される「経営倫理委員会」に報告し、同委員会からの提言を踏まえ、活動を推進することで実効性を確保しています。
また、外部弁護士による講演会を毎年開催しているほか、過去に発生した競争法違反の反省を踏まえ、再発防止のため2021年度から伝承教育を開始して以来、対象者を拡大して実施するなど、グループ全体で競争法遵守の徹底に継続して取り組んでいます。

競争法コンプライアンスプログラムの第三者による確認

NGKは、2015年度から2024年度まで外部専門家に委託して、「競争法遵守規程」に基づいた競争法コンプライアンスプログラムの運用状況、および国内外グループ会社を含むNGKグループとしての一元的な監督・報告体制を確認しました。その中で競争法コンプライアンスプログラムの改善に向けた助言も受け、2025年度の競争法コンプライアンスプログラムに反映し、競争法全社統括責任者と事業本部長による意見交換など実施しました。この意見交換で得られた、中堅社員への当社競争法違反事案に関する教育の充実などは2026年度の競争法コンプライアンスプログラムに反映し、このプログラムの運用を通して、さらに実効性の高い活動を実践していきます。

反競争的事例

2025年度、NGKグループでは反競争的な事例は発生しませんでした。

反競争的事例

輸出入取引の管理

輸出入関連法規の遵守

NGKは、コンプライアンス徹底の一環として輸出入関連法規の遵守に取り組んでいます。企業行動指針および行動規範において安全保障輸出管理を含む関連法規の遵守を定め、社内規程や輸出入ハンドブックに従って管理と教育を確実に実施しています。

輸出管理システムによる確実な審査と通関管理の実施

NGKは、「外国為替及び外国貿易法」をはじめとする輸出管理関連法規に対応するため、「安全保障輸出管理システム(TTP)※1」で取引ごとに輸出許可の要否を精査する等の管理を実施しています。また、一部製品の輸出には特定輸出申告制度を活用しています。輸出はTTPの出荷登録一覧、輸入は輸入貨物管理台帳で実績を管理し、特定輸出と輸入については各部門で毎年自主点検を行っています。さらに、NACCS※2データを活用して出荷登録一覧および輸入貨物管理台帳の網羅性を検証し、輸出入ともにほぼ100%の網羅性を達成しています。

  • ※1外国為替及び外国貿易法などの輸出管理関連法規に対応した取引審査等を実施・記録する輸出管理支援システム
  • ※2入出港する船舶・航空機、輸出入される貨物について、税関その他の関係行政機関に対する手続や通関業者等との民間業務をオンライン処理するシステム

輸出入ハンドブックの周知徹底

輸出入通関における法規遵守事項をまとめた「輸出入ハンドブック」を社内ポータルサイトに掲載し、全従業員が閲覧できる環境を整えています。さらに、各部門で実施する輸出入管理関連の勉強会でハンドブックの趣旨を啓発し、担当部門の実務者向けに特定輸出や輸出入管理に関する教育を適宜開催しています。くわえて、輸出入や関連制度を学べる動画を社内ポータルサイトに掲載し、「スキマ時間で学べる講座」として提供しています。

ハラスメント防止

NGKでは、ハラスメント防止のため階層別教育を毎年実施しています。さらに、弁護士などの専門家によるケーススタディを用いたグループディスカッション形式の教育を導入し、パワーハラスメントやセクシュアルハラスメント、カスタマーハラスメント防止への理解と自覚を深めています。2025年度は国内グループ会社の基幹職を中心に449名が受講しました。
また、セルフ学習や部門教育に活用できる eラーニング教材を配信し、視聴回数は1,000回を超えています。教育後のアンケート結果をもとに内容改善も進めています。今後も、より実効性の高い教育を通じてハラスメントの未然防止と職場環境の向上に取り組みます。

ハラスメント防止教育開催数
ハラスメント防止教育受講者数

コンプライアンス意識調査

コンプライアンス体制の強化を目的に、NGKと国内グループ会社で働く全ての人を対象としたアンケートを2年に1度実施しています。調査では、顕在化しているリスクとその影響に関する認識を把握し、結果を基に各部門・各社が対応策を策定し、リスク低減に取り組んでいます。