セラミックス 遠赤外線ヒーター
独自開発したセラミック製ヒーターを3種類ラインナップしています。遠赤外線を用いて製品に直接熱を伝えるため、エネルギーロスが少なく効率的な加熱ができます。
製品情報
乾燥炉とは、加熱装置の中のひとつで、対象となる部品や部材を加熱することで、塗液やフィルム・金属箔などの溶媒や水分を除去する装置です。乾燥炉は、一般的に赤外線ヒーターと熱風(熱源は電気、都市ガス、重油、LNGなど様々)を使った乾燥方法があります。
日本ガイシでは、がいしの製造で培ったセラミック技術を生かし、あらゆる加熱工程・乾燥工程に適したシステムを、お客さまのニーズに合わせ実現します。例えば、遠赤外線ヒーターでは、セラミックヒーターで世界最高の900℃に対応したヒーターや、わずか数十秒で600℃に到達する急速昇温に対応したヒーターをラインアップしています。また、波長制御ヒーターでは、特定の赤外線を照射することで、従来の乾燥システムでは困難であった低温乾燥や内部脱水、厚膜品の内部乾燥を実現しています。(当社特許取得技術)
乾燥炉(加熱装置)の開発・設計から製造・現地工事・アフターサービスまで、自社にて一貫した対応が可能であり、ラボから量産レベルの装置まで提供いたします。また、一部の炉材については内製化している強みを生かし、お客さまに最適な生産設備をご提案いたします。
日本ガイシでは、二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガス排出量を実質ゼロとする「カーボンニュートラル/脱炭素」の実現に向けた取組みを支援しています。
乾燥炉のカーボンニュートラル/脱炭素については、エネルギー源をCO2を排出する化石燃料(ガスなど)から、電力に置き換える「電化」を推進することがカギとなります。「電化」を実施した上で、エネルギー源に再生可能エネルギー由来の電力を使用することで、カーボンニュートラル/脱炭素を実現することが可能です。
日本ガイシでは、化石燃料を用いた熱風ではなく、電気エネルギーによる乾燥へ変更することで、脱炭素化の推進にご協力します。
日本ガイシは、セラミックメーカーとしての長い歴史を重ね、耐熱・耐食・耐久性に優れたセラミックスという素材を生かした独自の加熱・乾燥技術を提供いたします。
陶器や瓦などのオールドセラミックス分野からリチウムイオン二次電池材料(LiB)、全固体電池(固体電解質など)、固体酸化物形燃料電池(SOFC)、固体酸化物形電解セル(SOEC)、電子部品(MLCC・フェライト他)などのファインセラミックス分野まで、幅広い分野の加熱工程・乾燥工程で支持されています。
生産設備・生産現場の見える化及びスマート化に貢献します。
加熱+乾燥技術により、自由な温度プロファイルを実現します。
高クリーン度、真空、低酸素、低水分など特殊雰囲気下での加熱・乾燥が可能です。
波長制御(近赤外線)、遠赤外線、熱風、3つの熱源で多様なニーズに最適な加熱環境で応えます。
ワーク形状に沿った各種搬送機構により、熱損失の削減や製品の均熱化を実現します。
さまざまな乾燥ニーズに合わせて試験機を保有しています。
環境に配慮した設計はもちろ ん消費エネルギーを大幅に削減。
性能や作業効率を向上させながら、画期的な省スペースを実現しています。
高度な温度制御、雰囲気制御、加熱制御ができ、お客さまのニーズに合わせた品質改善・歩留まり向上を実現したカスタムメイドの乾燥炉(加熱装置)を自社が一貫して提供いたします。
環境に配慮した設計を行うことに加え、加熱・乾燥効率向上により省エネルギー化にも貢献いたします。
DX推進に好相性な生産設備・生産現場の見える化及びスマート化を実現します。
焼成炉・乾燥炉の開発・設計から製造・現地工事・アフターサービスまで、自社にて一貫した対応が可能であり、ラボから量産レベルの装置まで提供いたします。
低温域から高温域、大気炉から雰囲気炉まで熱源は電気炉とガス炉のどちらにも対応可能
日本ガイシでは、導入前に実生産条件で試験焼成・乾燥が可能な加熱装置を用意しています。
産業プロセス営業部