リチウムイオン電池用電極基材の脱水(絶乾)工程における連続式乾燥炉
波長制御ヒーターとスラローム型ロールtoロール炉を組み合わせ、従来バッチ式で行っていたリチウムイオン電池用電極基材の脱水工程を連続化し、変形不良の防止と絶乾時間の短縮を実現しました。
製品情報
幅広い温度域、多様な熱源を組合せ可能なシート・フィルム用加熱炉です。
炉内雰囲気 Max 1400℃、低酸素雰囲気(100ppm以下)や高露点・低露点雰囲気(-50℃以下~60℃)への対応も可能です。
多様な熱源を組合せ可能
熱源には、低温~中温域では、波長制御ヒーター(近赤外線)、遠赤外線ヒーター、熱風の3種類を選択でき、高温域では、金属ヒーターやSiCヒーターも選択可能です。
各熱源での試験や設備設計・製作を承ります。
フィルムへの熱ダメージ抑制
日本ガイシ独自開発の波長制御ヒーターと設備設計により、低温での乾燥を可能とし、フィルムへの熱ダメージを抑制します。
高精度な雰囲気加熱
日本ガイシ独自開発「ラビリンス機構」により、雰囲気ガスの大幅削減と高精度な雰囲気加熱に対応可能です。
高温でのシート熱処理が可能
最高1400℃までの熱処理が可能な加熱装置をご提案可能です。
実績
各種フィルム、各種樹脂・ガラス繊維、フィルムや金属箔のコート乾燥、及び熱処理、カーボンシート、不織布など
仕様
温度 | 雰囲気Max1400℃ |
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加熱源 |
波長制御ヒーター(近赤外線) 遠赤外線ヒーター(インフラセラム・インフラスタイン) 熱風、SiCヒーター、各種金属ヒーター |
雰囲気 |
大気 N2(酸素濃度100ppm以下も対応) ドライ雰囲気(露点-50℃以下) ウェット雰囲気(露点60℃まで) |
産業プロセス営業部