超薄型・小型リチウムイオン二次電池「EnerCera(エナセラ)」
独自の結晶配向セラミックス板を電極に使用したリチウムイオン二次電池です。小型・薄型で高容量・低抵抗、さらに高温プロセスでの実装が可能という特性を実現しました。
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IoTデバイスとは、インターネットに接続された物理的なデバイスであり、センサーやネットワーク機能を備えています。これにより、リアルタイムでデータの収集や制御が可能になります。IoTデバイスは、さまざまな分野で活用されており、たとえば農業や環境モニタリング、健康管理などに役立ちます。また、IoTデバイスはデバイス同士が相互に連携し、自動化や効率化を実現することができます。これにより、生産性の向上やコスト削減などのメリットが期待できます。
無線センサーとは、センサーが収集した情報を無線通信を介して送信する装置です。センサーは、温度、湿度、光、音、振動などを検知することができますが、無線センサーは、配線の制約を受けないため、従来取り付けできなかった箇所に設置できるなど、データの収集や監視の幅が広がります。無線センサーは、工場や物流、農業、スマートホームなど、さまざまな領域で利用されています。無線センサーの導入により、データのリアルタイムな収集や遠隔監視が可能となり、業務の効率化やコスト削減が期待できます。
EnerCera(エナセラ)は、超薄型・小型のリチウムイオン二次電池です。日本ガイシ独自の結晶配向セラミックス正極板を使用した半固体電池により、従来のリチウムイオン二次電池では併存が難しかった高容量、高出力、高耐熱、長寿命などの特性を兼ね備えています。
EnerCera(エナセラ)は、超薄型・小型でありながら高容量・高出力であるため、従来では取り付けが難しかった箇所にもIoTデバイスを設置することが可能となります。これにより、さらなるデータの収集や遠隔監視が可能となり、業務の効率化やコスト削減が期待できます。
EnerCera(エナセラ)は、低抵抗なため微小な電力を蓄えて必要なときに大電力を供給することが可能で、環境発電(エネルギーハーべスティング)やワイヤレス空間電力伝送(WPT)の電源として最適です。これらの給電技術とEnerCeraを組み合わせた電源システムにより、自然エネルギーのみで稼働し、電池交換や給電の手間を省き、繰り返し使用することのできるメンテナンスフリーなIoTデバイスを実現します。
EnerCeraを搭載したセンサータグの活用例を紹介します。
微弱なμWレベルの電力を活用し、無線給電スマートホームを実現
電子デバイス事業部 営業部