日本ガイシ アジア・オセアニア 環境 地域とのかかわり

海岸林再生プロジェクトに社員6人が参加

2020年09月

日本ガイシが協賛する「公益財団法人オイスカ」の企画する東日本大震災復興支援10年計画「海岸林再生プロジェクト」が宮城県名取海岸で実施され、仙台営業所や総務部から6人が参加しました。
台風12号の影響からぬかるんで歩きにくい中、新型コロナウイルス感染防止策を講じた上で、総勢50人のボランティアと共に海岸林「クロマツ」の成長を守るために除草作業を行いました。4時間の作業で約1,500本のクロマツに絡んだツルマメ草を除去、約35,000本のクロマツを点検しました。
名取海岸の海岸林は太平洋からの強風や塩害を防いだり、蔵王連峰から吹き下ろす「蔵王おろし」から農作物を守ったりしてくれます。海岸林背後の地域は約300棟のビニールハウスが建設され、今では野菜が出荷できるようになったそうです。自らの手で地域を再生する事は「心」の再生にも大きな効果をもたらしているとの事務局からの言葉を胸に、作業後には皆で新しくできた防波堤から海岸線を眺めました。

朝9時から17時まで、長靴で10,000歩を超える作業を終えた参加社員
朝9時から17時まで、長靴で10,000歩を超える作業を終えた参加社員
これまで10年間の活動(植栽数358,698本、参加ボランティア延べ11,500人など)についてレクチャーを受ける参加メンバー
これまで10年間の活動(植栽数358,698本、参加ボランティア延べ11,500人など)についてレクチャーを受ける参加メンバー
クロマツから除去したツルマメ草
クロマツから除去したツルマメ草

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