可燃性雑固体廃棄物焼却炉
原子力施設では多量の可燃性雑固体が発生します。日本ガイシでは、これらの廃棄物を安全に処理する可燃性雑固体焼却炉を日本全国に納入し、原子力発電の推進に大きな役割を果たしています。
製品情報
ボール式乾留処理装置は、使用済燃料の再処理施設から発生する廃溶媒を乾留熱分解すると同時に、熱分解にて発生するリン酸を消石灰にて中和し、リン酸カルシウムという安定な化合物とすることができます。また、放射能レベルの比較的高い使用済樹脂などの処理にも対応しています。
乾留反応であるので、反応制御が容易であるとともに、排ガス量が少なく、システム全体がコンパクトとなります。
比較的低温処理であること、乾留炉にフィルターを内蔵していることより、排ガス系への放射能飛散が少なく、放射性物質は乾留炉内に完全に閉じこめられます。
対象物 | 廃溶媒、使用済樹脂 |
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除染係数 | 108以上 |
排ガス処理 | 焼結金属フィルター、二次燃焼炉、HEPAフィルター |
乾留物 | 無機物 |
産業プロセス営業部