NAS電池

よくあるご質問

  • Q.NAS電池とは何ですか?

    A.負極(マイナス極)にナトリウム(Na)、正極(プラス極)に硫黄(S)、両電極を隔てる電解質にファインセラミックスを用いた蓄電池です。通常の鉛畜電池と異なり、両電極が液体で電解質が固体です。
  • Q.NAS電池の特徴は?

    A.鉛蓄電池の約3倍の高いエネルギー密度を持つコンパクトな大容量型蓄電池です。メモリー効果がないので、使用する容量範囲に制限がありません。さらに、原材料に希少金属(レアメタル)などを使用していないため、資源の制約もありません。
  • Q.NAS電池の用途は?

    A.電力需要が少ない夜間に充電し、昼間のピーク時に放電(ピークカット)することで、電力負荷の平準化を図ることができます。また、太陽光や風力など不安定な再生可能エネルギーによる発電設備に併設することにより、出力の変動を安定化させることができます。さらに、一定の電池容量を常に残しておくことで、非常電源としても使用できます。
  • Q.NAS電池の作動温度は?

    A.モジュール電池内部で約300℃です。モジュール電池の容器は断熱されており、充放電中は電池内部の電気抵抗により発熱して300℃以上を保つため、外部電源(ヒーター)で加熱する必要はありません。
  • Q.NAS電池の充放電効率は?

    A.運転状態にもよりますが、電池単体で約85%(直流ベース)、交直変換装置(PCS)も含めたシステム全体で約75%(交流ベース)です。
  • Q.NAS電池の設置手続きは?

    A.当社のNAS電池は、危険物保安技術協会による火災安全性能に係る性能評価を受けており、危険物施設の技術上の基準等について特例の適用が認められています。

    危険物一般取扱所設置許可(消防法)

    《特例事項》 ●保安距離不要 ●保有空地幅の緩和 ●消火設備の緩和 ●リモート監視可能

  • Q.NAS電池のメンテナンスは?

    A.日常点検、定期点検の実施をおすすめしています。
    日常点検 日常の運転状態のまま、設備全体にわたって異常の有無を監視
    軽微な手入れ清掃
    定期点検 ファンやフィルターなどの消耗部品の交換、機能確認試験
    法定点検 消防法で定められた点検。保有空地の確保など(年1回)
  • Q.NAS電池で二酸化炭素(CO2)を削減できますか?

    A.NAS電池は電力量(kWh)あたりのCO2排出係数が小さい電源(電力会社からの買電、再生可能エネルギーなど)と組み合わせることで、CO2排出量の削減につなげることができます。
  • Q.NAS電池で停電時に電力を供給できますか?

    A.高速スイッチを使用すれば、停電発生時にNAS電池と重要負荷を電力系統と一般負荷から切り離し、NAS電池から重要負荷に無瞬断で電力を供給できます。一般的な遮断器を使用すれば、停電発生時に設備の運転をいったん停止し、その後、NAS電池から重要負荷に電力を供給することもできます。
  • Q.NAS電池の運転方法は?

    A.手動運転と自動運転の選択が可能です。自動運転では、契約電力を越えないように運転する負荷追従運転と、あらかじめ設定したプログラムで充放電するパターン運転を選択できます。
  • Q.NAS電池への充電時間は?

    A.約10時間です。電力量料金単価の安い夜間に充電し、充電量が100%になると待機状態になります。
  • Q.NAS電池の耐久性は?

    A.期待寿命は15年、4,500サイクル(電池の全容量を充放電して1サイクル)です。充放電サイクルが増えるにつれて容量は徐々に低下しますが、15年間使用できます。

NAS電池に関するお問い合わせ

電力事業本部 営業統括部 エナジーデバイス営業部 NAS電池営業グループ