サステナビリティ

リスクマネジメント

知的財産マネジメント

NGKグループは知的財産の創造活動を奨励し、適切な権利の保護・活用に努めています。また、自他の権利を尊重することを基本方針として、事業・研究開発・技術部門と知的財産部門が緊密に協働し、戦略的な特許網の構築を目指して取り組んでいます。
例えば、膨大な特許データをグラフや図表で見える化した特許マップを作成して情報の共有化を図るなどして、自社・他社の特許状況を把握しています。
また、各製品系列や開発テーマについては、定期的に他社特許を把握し、特許侵害リスクを低減しています。

特許保有件数の推移

特許保有件数の推移を示したグラフです。2020年3月末時点で、国内3,513件、海外4,485件の特許を保有しています。

2020年3月末時点の特許保有数を画像化しています。国内3,513件、海外4,485件です。

知的財産管理体制

専任部署としての知的財産部にて、NGKグループ全体の知的財産を一元管理しつつ、各部門と協働して知的財産に関する活動を推進しています。

知的財産管理体制を示した図です。専門部署の知的財産部が知的財産を一元管理しています。

知的財産部の業務

  • 特許・実用新案・意匠などの出願・権利化・・・日本ガイシの研究・開発成果を知的財産として権利化し、知的財産面から保護する
  • 特許調査・・・他社の特許状況を調査し、例えば日本ガイシが他社の特許を侵害するのを未然に防ぐ
  • 特許管理システムの管理・運用
  • 取得した特許権の維持管理・職務発明報奨制度の運用・特許事務所との連携
  • コーポレートマークやプロダクト商標の出願・権利化・維持管理
  • 著作権対応
  • 知的財産に関する社内教育

知的財産教育の推進

若手技術者のための研修

若手技術者の基礎教育と特許出願者のスキルアップのため、e-ラーニングとセミナーを実施しています。
また、主に開発部門の若手技術者を対象に、特許検索手法の教育を実施しています。個々にパソコンを操作しながら実践的に検索手法を習得します。

2019年度に実施した知的財産教育

対象者 参加者数
特許法入門e-ラーニング 若手技術者 71人
特許制度に関するセミナー(特許Ⅰ/特許Ⅱ/特許Ⅲ) 若手技術者 151人
知的財産の検索・操作技能を養成するセミナー 担当社員、技術者 74人
対話形式少人数セミナー 研究開発部門・事業部門の若手技術者 113人
(実施回数11回の合計)

従業員の発明を奨励する職務発明報奨制度

日本ガイシでは、従業員による優れた発明の創出を一層促進するため、2019年4月に、出願報奨、登録報奨、実施報奨、優秀発明報奨の4類型から構成される新たな職務発明報奨制度がスタートしました。
中でも、新設した優秀発明報奨は、特に優れた発明について、高額な報奨金と表彰で会社への貢献を称えるもので、事業への顕著な貢献が認められる特許を対象とする発明功績賞と、発明の内容が革新的である特許・特許出願を対象とする革新発明賞の2種類があります。
2019年度は、発明者等からの申請を受けて、何段階もの厳正な審査を経た結果、発明功績賞2件と革新発明賞3件の受賞が決定しました。

海外での知的財産リスクへの対応

グローバルな生産活動を行う自動車排ガス浄化用セラミックス関連の事業をサポートするため、海外の工場での発明を適切に管理する手法を構築し、日本と同レベルの知的財産マネジメントを推進しています。

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日本ガイシ情報活用グループの瀬口洋平さんが、JPDSフェア in 名古屋で行った特別講演の写真です。

社外セミナーで「特許調査ノウハウ」特別講演

名古屋商工会議所(名古屋市中区)で開催された「JPDSフェア in 名古屋」(日本パテントデータサービス主催)にて、情報活用グループの瀬口洋平さんが、特別講演を行いました。
日本パテントデータサービス(JPDS)は、知的財産情報サービスや特許管理システムの提供などを専門とする企業で、同社製品の概要や新機能の紹介を目的に毎年JPDSフェアを開催しています。「NewCSSを用いた特許調査の際に留意していること」をテーマに、日本ガイシの特許調査 活動や特許検索式を作成する際の留意点などを紹介しました。

  • ※NewCSS:特許データサービスの名称