製品情報
レンガライニング
概要
日本ガイシは耐食性・耐摩耗性・耐熱性に優れたレンガライニング機器事業を1933年より行っています。鉄鋼・化学・紙パルプ工業等で多くの納入実績がございます。
特長
豊富な実績に基づく最適提案(材料選定~施工まで)により、設備の安定稼働へ貢献致します。
また、缶体~メンブレン~レンガ・モルタルまで一括設計・施工へ対応することができます。
レンガライニングとは、缶体又はメンブレン上へ、断熱・耐摩耗・耐熱衝撃を目的に耐酸レンガを施工することを指します。
納入実績
既設装置の定修計画や仕様改善、装置の更新・増設等に関するお問合せへ対応させて頂きます。
分野 | 国内 | 海外 | 耐久年数 | |
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納入年 | 納入年 | |||
連続酸洗槽 | 炭素鋼 | 1953~ | 1976~ | >40 |
ステンレス鋼 | 1962~ | 1993~ | >30 | |
塩酸回収(冷却塔・吸収塔) | 1966~ | 1989~ | >30 | |
廃液処理(蒸発缶・吸収塔) | 1964~ | 1977~ | >20 | |
VCM QUENCHER | 1969~ | 1979~ | >20 | |
反応器 | 1974~ | - | >20 | |
硫酸精製プラント | 1950~ | 1972~ | >50 | |
SO2ガス発生装置 | 1963~ | - | >20 | |
紙パルプ(漂白塔) | 1959~ | - | >30 | |
その他、耐食機器 | 1933~ | 1976~ | >20 |
(自社調査結果に基づく)
製品ラインアップ
耐酸レンガ
貴社仕様条件及び耐酸レンガ施工理由(断熱・耐摩耗・耐熱衝撃)に基づき、最適な材料・レンガ構成のご提案をさせて頂きます。
品名 | 材質 | 概要 |
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耐酸磁器レンガ P1種・P2種 | SiO2-AL2O3系 |
形状・寸法
使用区分
使用区分例 |
耐酸耐熱レンガ K1種・K2種 | SiO2-AL2O3系 | |
カ-ボンレンガ | カーボン質 |
耐酸モルタル
貴社仕様条件に基づき、最適なモルタル材料をご提案させて頂きます。
品名 | 材質 | 概要 |
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NGK耐酸モルタル(MM-1) | 水硝子系 | NGK耐酸モルタル(MM-1)は、高純度の磁器粉末と珪酸ソーダを主成分とした水ガラス系耐食モルタルで粉末(MMP-1)と珪酸ソーダ(MMS-1)を混錬して使用します。このモルタルの特徴はフッ酸を除いて酸化性、非酸化性のあらゆる酸液に対し優れた耐食性、耐熱性を有します(中性の水、アルカリには耐えられません。)硫酸プラントをはじめ、各種装置の強酸用、高温用耐食モルタルとして広く活用されています。 |
NGKレジンモルタル(MR-1A) | フラン系 | NGKレジンモルタル(MR-1A)は、強酸化性酸を除き、耐酸性、耐アルカリ性、耐溶剤性、耐熱性に優れたフラン樹脂系の万能モルタルです。充填剤(MRP-A)と樹脂液(MRS-1)を混錬して使用し、耐食モルタルの主流となっています。 |
ビニルエステルモルタル | ビニルエステル系 | ビニルエステルモルタルは、ビニルエステル樹脂とカーボン粉末を混錬して使用します。このモルタルの特徴は、硝酸やフッ酸に対し優れた耐食性を有します。硝フッ酸を使用する各種装置の耐食モルタルとして活用されています。 |
ライニング(メンブレン)
貴社仕様条件に基づき、最適なメンブレン材料をご提案させて頂きます。各メンブレンは現地補修対応が可能です。
品名 | 材質 | 概要 |
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ゴムライニング | 天然ゴム、合成ゴム | ゴムライニングは、主に塩酸を取り扱う機器に使用されます。缶体への密着性が良く、長期で安定使用できる点から、ライニング材料として広く活用されております。 |
FRPライニング | ビニルエステル系 | ビニルエステル系FRPライニングは、希硫酸や塩酸を取り扱う機器で広く活用されるライニング材料です。 |
FRPライニング | フラン系 | フラン系FRPライニングは溶剤への耐薬品性を有するため、溶剤及び塩酸を含む高温条件下となる装置で活用されています。 |
2Fライニング | PVDF | 2Fライニングは、材質をPVDFとした耐食性・耐薬品性に優れたライニング材料です。ゴムライニングやFRPライニングの使用が困難な条件下で採用し、主に硝フッ酸を使用する装置で活用されております。 |
鉛ライニング | 鉛 | 鉛ライニングは、主に硫酸に対し幅広い耐食性を有するライニング材料です。硫酸を使用し、且つ高温・高圧の条件下で使用する装置で活用されております。 |
弊社取扱製品に関するお問合せ(材料性能表又は、SDS含む)は以下のフォームからお問い合わせください。
レンガライニングに関するお問い合わせ
産業プロセス営業部
- 東京 03-6213-8878 FAX:03-6213-8964
- 大阪 06-6206-5835 FAX:06-6206-5881