グラスライニング製品

メンテナンス

事業の紹介

お客様が使用しているグラスライニング機器のジャケット内は、経年使用による腐蝕や固着物による劣化が避けられません。そのような腐蝕や固着物を、独自に開発した洗浄方法にてクリーンにすることで、伝熱効率が上がり省エネにつなげることが可能です。また、機器の耐久性、設備の安全性も高まります。

日本ガイシのグループ会社であるNGKケミテックは洗浄に必要な機材ツールをトラックに積み込み、お客様ご指定の場所にて洗浄メンテナンスを行っています。

機器のジャケット内メンテナンス・サービス

概要

化学工業用反応釜は密閉型二重構造のものが多く、ジャケット内部に熱媒・冷媒を長期間使用すると、非常に多くの固着物や錆が形成され、さまざまな弊害がでてきます。

これら固着物や錆を除去してジャケット内部を健全な状態に保つことで、効率性・耐久性・安全性などさまざまなメリットや経済効果が見込めます。

缶内固着物堆積による問題点

  • 伝熱効率の低下
    内部の固着物増大により、内部の空間容積が減少し、十分な流路が確保できず伝熱効率が低下する場合があります。
  • 法令違反の恐れ
    缶体を構成する鋼板が減肉することで法律で定められている強度・板厚を確保できず、認可が得られない恐れが生じます。
  • 機器寿命の低下
    固着物の定期的な除去を行わないと減肉が進行し機器自体の寿命を縮める場合があります。
    気づかないまま減肉が進行し、突然穴が開いて操業中断や停止といった事態につながる危険もあります。

日本ガイシが提案するメンテナンス・サービスの特長

  • 一貫したトータルメンテナンス

    ジャケット内部の状況診断から固着物の除去・板厚測定まで、一貫したメンテナンスサービスをNGKケミテックで対応できます。従来のGL機器メンテナンスと合わせて総合的なメンテナンスが可能です。

  • 視覚的に評価可能

    従来、目視できなかったジャケット内部を写真や動画撮影してお客様に提示できます。視覚的に効果を評価できます。

  • 機器を傷めない

    薬液を使用しませんので酸ショックによるGL破損の恐れがありません。

  • 改造不要

    既存のノズルや点検口を利用し、ジャケット内全域の作業が可能です。ジャケットの切断は必要ありません。

  • 工場を汚さない

    洗浄廃水をノズルから漏洩することなく、作業可能です。クリーンルームにおける作業も可能です。

  • 板厚測定の精度向上

    ジャケット内の固着物を除去したのちに板厚測定をしますので、精度の高い測定値が得られます。

  ジャケット内部診断 ジャケット内部洗浄 ジャケット内缶板厚測定
日本ガイシが提案する
メンテナンス・サービス
メンテツールと高性能内視鏡の併用により、ジャケット内全体の明瞭な撮影が可能。 メンテツールと高圧洗浄機の併用により、ジャケット内全体の固着物除去が可能。 専用測定機器により固着物除去後に板厚測定を実施。高精度で測定。
従来方式 ジャケットノズル周辺の撮影に限定。 薬液洗浄は酸性液が使えないため効果が低く、高圧洗浄はノズル近辺に除去が限定。 固着物が付いた状態での板厚測定するため精度が低い。

■洗浄前

 

■洗浄後

18年経過、温水仕様の機器のジャケット内

反応缶以外の不具合例

コニカルドライヤーの不具合

ジャケット内の付着物がストレーナーに堆積して詰り、温水の循環ができなくなる。

付着物による伝熱性の低下

【条件】2,000L反応缶 昇温時間 内缶30℃ → 90℃
(本体側)2,000L水道水(ジャケット側)スチーム

サービス概要

診断結果により、ご要望の処置を実施します。

機器仕様

  • 反応缶、コニカルドライヤーなどジャケット構造の機器が対象となります。
  • ジャケット開口部のノズルは、50A以上とします。※一部条件付きで40A対応可。
  • グラスライニング製機器以外の機器でも対応可能です。

お客様へのお願い

下記事項についてはお客様に準備をお願いします

  • ジャケット配管の撤去や復旧、保温の撤去や復旧
  • 入槽に必要な事前準備(配管の縁切り・ブロアーによる空気の置換など)
  • 工事用上水及び工業用水(釜容量、付着物状況により必要水量が変わります)
  • 排水を流すための排水口確保
  • 除去後の固着物処分
  • 休憩所の確保
  • 安全指示事項(作業許可・安全教育・火気使用許可・酸欠入総許可など)

注意事項

  • 設備の設置場所によっては施工できない場合があります。
  • ノズル配置によっては洗浄範囲が限定される場合があります。

グラスライニング製品に関するお問い合わせ

産業プロセス事業部営業部

  • 東京営業所(グラスライニング関連) 03-5391-6801 FAX:03-5391-6860