製品情報
チップ型セラミックス二次電池「EnerCera」シリーズが 「Best Technical Development within Energy Storage」を受賞
2018年12月10日
日本ガイシ株式会社(社長:大島卓、本社:名古屋市)のチップ型セラミックス二次電池「EnerCera(エナセラ)」シリーズが、2018年11月14・15日に米国サンタクララで開催されたIDTechEx(アイディーテックエックス)社(英国)主催の「IDTechEx Show! 2018」で「Best Technical Development within Energy Storage」を受賞しました。
EnerCeraシリーズは、電極に当社独自の結晶配向セラミックス板を使用した、小型・薄型でエネルギー密度の高いリチウムイオン二次電池です。耐熱性が高いため、ICカードの一般的な成型方法であるホットラミネート加工や回路基板へのリフローはんだ実装など、高温の生産工程に対応できるのが特長です。デバイスの大量生産に不可欠な高温での実装を実現したことで今後、さまざまなデバイスへの電池の搭載を可能にしたことや、IoTデバイスやウェアラブル端末などの小型・薄型化や生産性向上に寄与する市場が待望していた高性能な電池として、高く評価されました。
IDTechEx Show!は英国の大手ハイテク調査会社IDTechEx社が主催する新テクノロジーに関する世界有数の展示・講演会で、毎年、米国と欧州で行われており、全世界から270社以上が出展、250以上の講演が行われ、約60カ国から参加者が集まります。今回は米国サンタクララでIoTや3Dプリント、ウェアラブル技術、センサー技術、電気自動車など8つの部門が開催されました。EnerCeraシリーズは、最先端の蓄電技術やデバイスがエントリーする「Energy Storage Innovations」部門で、最も優れた技術・製品に贈られるBest Technical Development within Energy Storageを受賞しました。
EnerCeraシリーズにはICカードにホットラミネート加工で実装できる世界初(*1)のリチウムイオン二次電池である「EnerCera Pouch(エナセラ パウチ)」と、回路基板へリフローはんだ実装でき大電流放電が可能な世界初(*1)のリチウムイオン二次電池の「EnerCera Coin(エナセラ コイン)」の2タイプがあります。IoTデバイスやスマートカード、RFIDタグ、電子棚札、ウェアラブル端末など小型・薄型で高容量を要求されるさまざまな用途への採用を想定し、2019年4月から順次量産を開始する計画です。
(*1)当社調べによる
IDTechEx Show!は英国の大手ハイテク調査会社IDTechEx社が主催する新テクノロジーに関する世界有数の展示・講演会で、毎年、米国と欧州で行われており、全世界から270社以上が出展、250以上の講演が行われ、約60カ国から参加者が集まります。今回は米国サンタクララでIoTや3Dプリント、ウェアラブル技術、センサー技術、電気自動車など8つの部門が開催されました。EnerCeraシリーズは、最先端の蓄電技術やデバイスがエントリーする「Energy Storage Innovations」部門で、最も優れた技術・製品に贈られるBest Technical Development within Energy Storageを受賞しました。
EnerCeraシリーズにはICカードにホットラミネート加工で実装できる世界初(*1)のリチウムイオン二次電池である「EnerCera Pouch(エナセラ パウチ)」と、回路基板へリフローはんだ実装でき大電流放電が可能な世界初(*1)のリチウムイオン二次電池の「EnerCera Coin(エナセラ コイン)」の2タイプがあります。IoTデバイスやスマートカード、RFIDタグ、電子棚札、ウェアラブル端末など小型・薄型で高容量を要求されるさまざまな用途への採用を想定し、2019年4月から順次量産を開始する計画です。
(*1)当社調べによる
以上