日本ガイシのDPFが、黒煙をキャッチ。
市松模様のセラミックスに込めた地球想いの技術で、
世界のクリーンな空気を守ります。
ディーゼル車の排気系に搭載される、ハニカム(ハチの巣)構造の穴の出入口を交互にふさいだ市松模様のセラミックス。エンジン側の排ガス入口の穴が、出口側で行き止まりになっているのがミソ。穴と穴を隔てるセラミックスの壁がフィルターとなって、ディーゼル車の排ガスをキレイにします。
DPFは多孔質のセラミックスでできています。多孔質とは、スポンジや軽石のように細かい孔(あな)がたくさん開いていること。多孔質セラミックスの壁に排ガスを通すと、この細かい孔が排ガスに含まれるすすを確実にキャッチし、キレイなガスだけを通過させます。
白っぽいセラミックス、コージェライトは、大型にしても軽いため、トラックなどの大型車両に適しています。黒っぽいセラミックス、炭化ケイ素は、より高い温度にも耐えるため、使用条件の厳しい乗用車に適しています。この2種類の材料でDPFを量産するのは日本ガイシだけ。さまざまな車種に対応できます。