DX人材育成

DX加速のカギとなる、データ活用人材を育成

NGKグループではデジタルスキルやマインドを備え、DXを推進する人材の育成に取り組んでいます。

マインドセットとスキル習得の両面からDX人材を育成

DXを推進するためには、DXの必要性を理解し、デジタル技術を使って現状を変えていくマインドが重要です。NGKグループでは、DXに関する講演会や他社との交流の実施、社内ポータルサイトの活用などにより、経営層を含めた全社員のマインドセットを進めています。

2030年までには1,000人のデータ活用人材を育成することを目指し、階層別教育を実施しています。2021年からは各部門のDXを牽引する人材の育成に注力し、1年間所属部門から離れ、DX推進部門で集中してデータ分析やデジタル技術を学ぶ社内留学制度を導入しています。2030年までに100人以上のDX推進リーダーを育成していきます。

ビジネスとデジタルをつなげお客さまに新たな価値を提供できるブリッジ人材(経営、業務、ITのバランスがとれた施策を打ち出せる人材)の育成にも注力しています。

階層別教育

 階層別教育の体系を説明した図。「DXエキスパート」を頂点に、事業部でDXを推進する「DXリーダー」、DXリーダーをサポートする「DXサポーター」、業務の中でデータ分析手法を適用する「DXビギナー」からなります。DXリーダー・DXサポーター共通教育やDX留学、報告会を通じ、リーダーを育成します。

データ活用人材想定人数

 人材育成の長期計画を説明した表。各階層の人材を毎年計画的に育成します。2030年のありたい姿として、DXエキスパート20名、DXリーダー110名、DXサポーター300人、DXビギナー600人を目指します。

教育内容と手法

階層別教育の日本ガイシの教育コンテンツを表す図です。DXビギナー向けの基礎教育で身に付ける手法は、IT/データリテラシーとデータ活用基本です。DXリーダー向けの実践教育で身につける手法はデータ収集、データ集積、データ分析、データ処理、データの見える化です。DXサポーター向けの実践教育で身につける手法はデータ分析、データ処理、データの見える化です。