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共創施設「NGK Collaboration Square DIVERS」、第57回中部建築賞に入選

2025年12月18日

日本ガイシ株式会社(社長:小林茂、本社:名古屋市)はこのたび、当社の共創施設「NGK Collaboration Square DIVERS(以下、DIVERS)」が、中部建築賞協議会が主催する「第57回中部建築賞」に入選したことをお知らせします。

 
 中部建築賞は、地域社会の発展と建築文化の向上、そして持続可能な社会の実現に寄与する優れた建築作品をたたえることを目的としています。単なるデザインや機能性の評価にとどまらず、地域への貢献や、環境への配慮も重視され、受賞作品は地域のランドマークやモデルケースとして評価されます。

 このたびの入選は、DIVERSの環境効率を高めるデザインやエンボディドカーボン削減※1を意識した材料選定に加え、net-ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)※2やBELS★★★★★※3、CASBEE※4などの高い環境性能が評価されたものです。また、「透明性」「非日常性」など6つのコンセプトに基づく設計により、多様な人材が集い、自由な発想で価値を生み出す場としての機能も認められました。

 「DIVERS」は、社内外の知見を融合し、新しい価値の創造を促すオープンイノベーション推進と、社員一人ひとりが誇りと挑戦マインドを育むグループアイデンティティー浸透を推進する施設として、2025年7月より運用を開始しています。

 NGKグループは2021年4月に策定した「NGKグループ環境ビジョン」で、2030年度のCO2排出量を2013年度に比べ50%削減し、2050年までにネットゼロを目指すことを掲げています。目標達成のためカーボンニュートラル戦略ロードマップを策定し、高効率設備の導入やエネルギーの運用改善に取り組んでいます。今後もエネルギーの効率的な利用を進め、カーボンニュートラル社会の実現に貢献していきます。


  • ※1建築物の資材製造から解体に至るまでの過程で排出されるCO2の排出を削減すること。
  • ※2建物で使うエネルギー量と、太陽光発電などで創り出すエネルギー量が年間でほぼ同じになる、環境にやさしい建物のこと。
  • ※3建物の省エネ性能を評価する「建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)」で、最高ランクの5つ星を取得。
  • ※4建物の環境性能を総合的に評価する認証制度「CASBEE(建築環境総合性能評価システム)」のうち、Sランク(最高評価)を取得したことを示す。また、「Wo-S」は働く人の健康や快適性にも配慮した建物であることを示す。


授賞式の様子
DIVERSの外観

受賞概要

主催 中部建築賞協議会
賞名 第57回中部建築賞 入選
作品名 NGK Collaboration Square DIVERS
所在地 名古屋市熱田区六野1-307

施設概要

建設面積 約2,200平方メートル
延床面積 約4,350平方メートル
階数 地上3階
公式サイト https://www.ngk.co.jp/divers/
  • 本施設は一般公開しておりません。
    NGKグループ社員を通じての予約制です。


参考情報
NGKグループビジョン
NGKグループ環境ビジョン

以上

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