企業情報
日本ガイシ、経済産業省・東京証券取引所による
「DX注目企業2023」に選定
2023年06月01日
日本ガイシ株式会社(社長:小林茂、本社:名古屋市)は、経済産業省、東京証券取引所、独立行政法人情報処理推進機構が選定する「デジタルトランスフォーメーション(DX)銘柄」において「DX注目企業2023」に選定されました。
DX銘柄は、東京証券取引所に上場している企業の中から、企業価値の向上につながるDXを推進するための仕組みを社内に構築し、優れたデジタル活用の実績が表れている企業を選定するものです。同銘柄とともに選定されるDX注目企業は、特に企業価値貢献部分において、注目されるべき取り組みを実施している企業を評価するもので、2023年は当社を含め19社が選定されました。
NGKグループは「NGKグループビジョン Road to 2050」で「独自のセラミック技術でカーボンニュートラルとデジタル社会に貢献する」ことをありたい姿として掲げており、その実現のために5つの変革に取り組んでいます。なかでも変革の1つであるDXの推進を「全体変革の推力」と位置づけ、NGKグループ全体で取り組みを加速しています。
このたびの選定は、サプライチェーンマネジメント強化や生産効率向上、マテリアルズ・インフォマティクスによる材料開発リードタイムの短縮といった取り組みに加え、デジタル技術を活用した新規ビジネスモデル創出として、当社の電力貯蔵用NAS電池を活用したビジネスモデル構築に関する取り組みが高く評価されたものです。
NGKグループは、NGKグループデジタルビジョンに掲げたデータとデジタル技術を活用した企業変革を実現するために、引き続きDXを推進します。
当社のDXに関する主な取り組み
脱炭素・経済循環システムの実証(NAS電池を活用したビジネスモデル構築)
- NAS電池の特性を生かし、地域の再生可能エネルギー導入拡大とレジリエンス向上を実現するため、ブロックチェーンやIoTを活用した電力デジタルサービスへ拡大しています。
- 地域新電力会社「恵那電力」では、環境価値を経済的に有償なクレジットに変換し利用するシステムを実証しています。
ゼロカーボンシティの実現に向けた「恵那電力」の設立について
日本ガイシとリコー、VPP、電力デジタルサービスの事業化に関する合弁会社設立について基本合意書を締結
恵那市、日本ガイシ、リコー、IHI 脱炭素・経済循環システムの実証事業を開始
サプライチェーン改革とNGK流マテリアルズ・インフォマティクスへの挑戦
- グローバル営業・製造拠点の需給バランスを統合システムを通して見える化し、生産計画策定方式を変革した上で、サプライチェーンマネジメント全体でのリードタイム・在庫を加味した新たなKPIを導入しています。
- 自社の過去100年間の豊富な実験データを機械学習させ、結晶粒子が多数集まった複雑な高次構造であるセラミックス材料のマテリアルズ・インフォマティクスを構築しています。
関連情報
「5つの変革」を加速させるDXの推進 新たな価値創造に向けて事業と経営を支えるDX推進に注力
NGKグループデジタルビジョンを策定
日本ガイシ、経済産業省が定める「DX認定事業者」に認定
<経済産業省ニュースリリース>
「DX銘柄2023」「DX注目企業2023」「DXプラチナ企業2023-2025」を選定しました!
以上