お知らせ
名古屋大学に「NGKアドバンストナノマテリアル産学協同研究部門」を設置
産学共創で未来の材料技術を切り開く、日本ガイシ初の大学内拠点
2025年11月11日
日本ガイシ株式会社はこの度、名古屋大学 未来材料・システム研究所(IMaSS)内に、日本ガイシとして初となる産学協同研究部門「NGKアドバンストナノマテリアル産学協同研究部門」を2025年9月1日付で設置し、活動を開始しました。本部門では、産学共創による最先端材料技術の研究を通じて、カーボンニュートラルとデジタル社会の課題解決に貢献していきます。
近年、カーボンニュートラルやデジタル社会の進展に伴い、より高性能で環境負荷の少ない材料技術への社会的ニーズが高まっています。日本ガイシは、産学共創による最先端材料技術の研究を推進するため、材料研究において国内外で高い評価を受ける名古屋大学との連携を強化し、産学協同による研究開発を加速させることを目的に同大学内に新たな研究拠点を設置しました。今回の拠点設置により、名古屋大学の高度な研究設備、情報ネットワーク、図書館・データベースなどの学内インフラや、リサーチ・アドミニストレータ(URA)※1による支援を活用し、大学教員との密な連携のもと、新たな研究テーマの探索や人材育成を推進します。本部門には、日本ガイシから特任教授1名と特任助教3名が在籍出向し、専用の研究スペースで活動を行います。部門設置と併せて名古屋大学 未来材料・システム研究所 長田実教授との共同研究を開始し、無機ナノ材料※2の開発と応用など最先端の材料開発に取り組みます。
日本ガイシは、名古屋大学との共同研究により生まれた基盤技術をもとに、カーボンニュートラルやデジタル社会に貢献する新商品・新事業の創出を目指します。
- ※1大学の研究活動を支援する専門職
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※2セラミックスやガラスなど、金属以外の材料
以上