企業情報

日本ガイシ、経済産業省・東京証券取引所による「DX注目企業」に2年連続で選定

2024年05月28日

日本ガイシ株式会社(社長:小林茂、本社:名古屋市)は、経済産業省、東京証券取引所、独立行政法人情報処理推進機構が選定する「デジタルトランスフォーメーション(DX)銘柄」において「DX注目企業2024」に選定されました。昨年度に続き、2年連続の選定となります。

 DX銘柄は、東京証券取引所に上場している企業の中から、企業価値の向上につながるDXを推進するための仕組みを社内に構築し、優れたデジタル活用の実績が表れている企業を選定するものです。同銘柄とともに選定されるDX注目企業は、特に企業価値貢献部分において、注目されるべき取り組みを実施している企業を評価するもので、2024年は当社を含め21社が選定されました。

 NGKグループは「NGKグループビジョン Road to 2050」で「独自のセラミック技術でカーボンニュートラルとデジタル社会に貢献する」ことをありたい姿として掲げており、その実現のために5つの変革に取り組んでいます。なかでも変革の1つであるDXの推進を「全体変革の推力」と位置づけ、NGKグループ全体で取り組みを加速しています。

 このたびの選定は、デジタル技術活用によるモノづくりの高度化への継続的な取り組みに加え、電力貯蔵用NAS電池を活用した新しい電力デジタルサービスなどのビジネスモデルが、協業パートナーや地域新電力・地方自治体との連携によって今後の大きな成果が期待できる取り組みとして、高く評価されたものです。

 NGKグループは、NGKグループデジタルビジョンに掲げたデータとデジタル技術を活用した企業変革を実現するために、引き続きDXを推進します。

DX注目企業2024

当社のDXに関する主な取り組み

電力貯蔵用NAS電池を活用した電力デジタルサービス

  • AIと分散型IDの活用により、信頼性担保とコスト低減を両立する独自の仮想発電所システムの構築や、ブロックチェーン技術を活用し、再生可能エネルギーの流通経路の証明をデジタルで効率良く行う電力デジタルサービスの構築などを進めています。
  • 地域新電力「恵那電力」「あばしり電力」を設立し電力小売事業を開始するとともに、全国16社の地域新電力と連携し、電力の地産地消と域内経済循環の促進に向け共創を進めています。
  • AIによる蓄電所の最適制御、運用プラットフォームを適用し、収益を最大化する取り組みも進めています。


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モノづくり∞(チェーン)革新活動による資本効率の向上

  • 代表取締役社長をリーダーとするプロジェクトチームを発足。各事業本部で2030年のありたい姿を設定し、理想と現状のギャップを埋める「生産革新活動」として、デジタル技術の活用によるモノづくりの高度化とグローバル連携を進め、競争力強化につなげています。
  • リードタイム短縮を通じて棚卸資産を削減し、投下資本利益率(ROIC)の改善を実施しています。

関連情報

NGKグループのDX データとデジタル技術を活用した企業変革の実現へ

<経済産業省ニュースリリース>
「DX銘柄2024」「DX注目企業2024」「DXプラチナ企業2024-2026」を選定しました!

以上

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