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入社式と代表取締役社長小林あいさつ

2024年04月01日

日本ガイシ株式会社(社長:小林茂、本社:名古屋市)は4月1日9時40分から本社で2024年度の入社式を開催しました。入社式には新入社員175人と、代表取締役社長の小林ほか役員が出席しました。

小林あいさつ(要旨)

 入社おめでとう。今日から日本ガイシの一員として頑張ってほしい。

 皆さんに伝えたいことは5つ。まずは、グローバルな視点を持つこと。当社は売上高の7割以上が海外で、従業員の6割以上は海外で働いている。またロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー価格の高騰、それに伴う物価高抑制のための金利上昇、日米金利差による円安など、世の中ではさまざまなことが起こっている。世界で起きる全ての出来事はつながっており、当社にも皆さんにも影響を与える。グローバルに物事を考える癖をつけてほしい。
 2つめは変革すること。当社は2021年に「NGKグループビジョン Road to 2050」を発表し、2050年にはカーボンニュートラルとデジタル社会分野で売上高の8割を占めるよう事業構成転換することを掲げた。当社は内燃機関関連の企業だとみられているが、セラミック技術を核に今後も社会に貢献していけると確信している。目標達成のためにグループビジョンで定めた5つの変革を常に意識してほしい。
 3つめは、地道に基礎を固める重要性。私は1983年の入社以来、4度海外駐在し、60カ国以上訪問してビジネスを行ってきたが、入社1年目は毎日、書類仕事で、先輩社員から文章を直される日々だった。非常に厳しい先輩だったが、その指導のおかげで地力が付いたと感じている。何事も基礎が大事だと心がけて取り組んでほしい。
 4つめは挑戦すること。森村グループ創設者の森村市左衛門の言葉「人は感激に生き保守に死す」は、今の言葉でいうと「自己革新と挑戦」だ。当社含め森村グループは常に挑戦を続けてきた。挑戦すれば必ず道は開ける。当社は新しい価値を創造する力を持っているので、ぜひ挑戦してほしい。
 最後に、コンプライアンスが一番大事だ。コンプライアンス違反は会社の存続にも関わることである。言いたいことが言えない、言ったことが受け止められない企業はコンプライアンスに問題を抱えてしまう。コンプライアンスを意識して仕事をすること。

 日本ガイシは皆さんに挑戦する場を与えることを約束する。今日の気持ちを忘れずに共に頑張っていこう。

以上

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