当社協力会社作業員によるクレーン無資格操作等に関する是正勧告書及び指導票の受領について

　2022年9月14日、東京電力ホールディングス株式会社福島第二原子力発電所構内の3、4号廃棄物処理建屋1階において、当社が施工管理を行っている焼却炉の修理工事中、焼却炉の排気浄化装置に取り付ける排気ガスフィルターを当該建屋の中地下1階に小型クレーンで吊り下ろし、床面に置いた状態で荷解きをする際に新品の排気ガスフィルター1体を損傷させました。
　当社は、上記の経緯及び原因などを調査している中で、同作業に従事していた当社協力会社作業員が労働安全衛生法で求められている特別教育を受けずにホイストクレーン（定格：2t）の運転を行っていたこと及び別の当社協力会社作業員が玉掛作業に必要な資格証を紛失していた^※状態で上記に係る玉掛作業を行っていたこと（以下、併せて「本事案」といいます）について、それぞれ9月22日及び9月26日に確認しました。

• ※当該作業員はもともと資格を有しており、9月27日資格証を再交付済み

　当社は、9月26日に、富岡労働基準監督署へ本事案の報告を行い、本日、同署より関係請負人に対する必要な指導等を行うこと等の是正勧告書及び指導票を受領しました。
　当社は、元請事業者として本事案を受け、作業に必要な教育等を受けた者や有資格者の配置および資格証の所持を再徹底する等、当社関係部署及び各協力会社に指導・注意喚起をしました。
　今後も、本事案を厳粛に受け止め、協力会社とともに再発防止に努めるとともに、引き続き工事現場の安全確保に取り組んでまいります。

以上

一覧へ戻る