企業情報
人工知能を開発・提供するスタートアップ企業に出資
2022年09月14日
日本ガイシ株式会社(代表取締役社長:小林茂、本社:名古屋市)はこのたび、人工知能(AI)の開発・提供を手掛ける株式会社Laboro.AI(代表取締役CEO:椎橋徹夫、代表取締役COO兼CTO:藤原弘将、本社:東京都中央区)に出資を行いました。
近年、さまざまな業界でデジタル・トランスフォーメーション(DX)の取り組みが進んでいます。特に製造業では、エンジニアリングチェーン(※)やサプライチェーンの改革、データの分析・解析による研究開発の促進など、モノづくりとデジタル技術を融合した多様な活動に利用されています。Laboro.AIは、DXを進める企業に対して、オーダーメイドによるAIソリューション「カスタムAI」の開発・提供とAI活用に関するコンサルティング事業を展開するスタートアップ企業です。
日本ガイシは昨年度、「DX推進統括部」を新設し、創業以来蓄積されてきた技術やノウハウ、大量の実験データなどをデータベース化し、AI解析やIoTなどのデジタル技術と組み合わせ、生産の効率化と社会に貢献できる新製品・新規ビジネスの創出に取り組んでいます。当社はこのたびの出資を通じ、Laboro.AIと業務委託の関係を超えたビジネスパートナーとして協業を進め、さらなる生産性の向上、各種研究開発テーマの早期の社会実装を推進します。出資・協業を通じて、当社がDXのゴールとして掲げる「ヒト・モノ・コトをつなぎ、社会に幸せを提供すること」の実現に向けデータとデジタル技術の活用を強化していきます。
NGKグループは中長期ビジョン「NGKグループビジョン Road to 2050」で、カーボンニュートラルとデジタル社会への貢献を取り組むべき社会課題の一つとしています。また2030年に新事業化品売上高1,000億円以上を目指す「New Value 1000」も掲げており、実現に向け4月にNV推進本部を新設し、外部アライアンスとの協業などにより新製品・新規事業の創出を積極的に進めています。当社はDXを推力として、今後もさまざまなセラミック技術を開発・提供し、社会へ貢献していきます。
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※エンジニアリングチェーン: 製造プロセスでの開発・設計部門を中心とした一連の業務
株式会社Laboro.AIについて
会社名 | 株式会社Laboro.AI (ラボロエーアイ) |
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所在地 | 東京都中央区銀座8丁目11-1 GINZA GS BLD.2 3F |
設立 | 2016年4月1日 |
代表者 | 代表取締役CEO 椎橋徹夫 代表取締役COO兼CTO 藤原弘将 |
事業内容 | 機械学習を活用したオーダーメイドAI開発、AI導入のためのコンサルティング |
URL | https://laboro.ai/ |
以上