クルマに搭載できる超小型・薄型のリチウムイオン電池「EnerCera」を「人とくるまのテクノロジー展2022 YOKOHAMA」に出展

　EnerCeraは、電極に当社独自の結晶配向セラミックス板を使用した、超小型・薄型で高容量のリチウムイオン二次電池です。セラミック製の積層電池部材に少量の電解液を浸み込ませた独自の構成（半固体電池）により、大出力・高容量で、デバイスへの高温プロセスでの実装が可能という特性を実現しました。厚さ0.45ミリメートルと超薄型で曲げ耐性のある「EnerCera Pouch」と、コイン型で厚さ1～2ミリメートルの「EnerCera Coin」の2タイプがあり、IoTデバイスやスマートカード、RFIDタグ、電子棚札、ウェアラブル端末、車載・産業用など小型・薄型で高容量を要求されるさまざまな用途に使用できます。

　EnerCeraは、IoTモジュールの本格普及の妨げとなる電源確保の課題を解決する蓄電デバイスとして高い評価を受けています。