企業情報

新年に向けて

2021年01月05日

日本ガイシ株式会社
代表取締役社長
大島 卓

 新型コロナウイルス禍は世界経済に大きなダメージを与えたが、同時にライフスタイルや働き方の変革、脱炭素社会への転換・加速の契機ともなった。
 当社には環境貢献製品が多く、特に世界で初めて実用化した大容量蓄電池の「NAS電池」は再生可能エネルギーの導入拡大に欠かせないもので、脱炭素社会の実現に貢献する製品として期待している。その他にも亜鉛二次電池「ZNB」やCO2分離膜、パワー半導体の基板など、脱炭素化に資する製品開発を積極的に進めており、カーボンニュートラルは当社にとって大きな事業機会である。
 またデジタルトランスフォーメーション(DX)やIoT、5Gなどのデジタル社会の進展に伴い、半導体関連や電子部品関連のビジネスも機会が拡大している。
 これらの機会を確実に捉えるべく、独自のセラミック技術に根ざした他社にはまねできない製品の開発・提供に全力を挙げてスピード感を持って取り組み、世界の脱炭素化・持続可能な社会の実現に貢献するとともに、当社のさらなる発展の道筋を確かなものにする年とする。

以上

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