サステナビリティ
気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の提言に賛同
2020年02月25日
日本ガイシ株式会社(社長:大島卓、本社:名古屋市)は、金融安定理事会(FSB)が設けた「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」の提言に賛同することを決定しました。
気候変動は地球の持続可能性にとって最重要課題の一つです。NGKグループは、気候変動がもたらすリスクと機会の分析・開示が課題解決に有効と考え、TCFDの提言への支持を表明します。
NGKグループは自社の生産工程や事業活動における温室効果ガス(GHG)削減に加え、脱炭素につながる製品の開発・普及を進め、持続可能な社会の実現に取り組んでいます。今後もさらにこれらの活動を進めていくとともに、TCFDの提言に基づき気候変動が事業に与えるリスクや機会について分析と対応を行い、関連する情報の開示とその充実に努めていきます。
NGKグループの環境活動について
NGKグループは、地球環境の保全を人類共通の重要課題と認識し、環境と調和した企業活動を推進するため、1996年4月に環境基本理念と環境行動指針からなる環境基本方針を制定しました。環境活動の目標として2016年度からスタートした「第4期環境行動5カ年計画」のもと、環境貢献製品の売上高伸び率やCO2削減など2020年度の目標達成に向けて取り組んでいます。さらに2019年4月には社長を議長、役員をメンバーとした「ESG会議」を発足し、気候変動によるリスク管理を含む環境・社会・ガバナンスに関する重要な課題や戦略・行動計画などについて議論しています。
気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)について
TCFDはTask Force on Climate-related Financial Disclosuresの略で、主要国の中央銀行や金融規制当局などが参加する国際機関である金融安定理事会(FSB)によって設けられたタスクフォースです。2017年6月、気候変動に関連するリスクや機会についての情報開示を推奨する報告書を公表し、世界中の企業や機関が提言への賛同を表明しています。
以上