人材育成 DEVELOPMENT
社員一人ひとりの成長を支えるため、体系的な学びの仕組みを整えています。
基礎から専門、グローバルまで多様な育成で自律的なキャリア形成を後押しします。

人材育成の考え方
NGKグループは独自の技術で新しい価値を生み、暮らし・産業・地球環境に貢献してきました。これからも時代の要請に応えて技術を研ぎ澄まし革新に挑み続けるには、現場起点で素早く課題を見極め、部門を越えて成果へ結びつける力が必要です。NGKグループの使命を全うすべく、社員一人ひとりが変化の中で自律して学び、協働して結果を出せるよう、仕組みと実践の整備を継続的に進めていきます。
人材育成方針
高度な知識・技術・能力を身につけ、
主体的に問題に取り組む人材
チームワークを発揮し、
粘り強く成果につなげる人材
自律的に成長し、
自身と会社を変革し続ける人材
当社では、人材育成方針で定めた人材になるための人材育成体系の充実を行っています。
特に高度な知識、技術、能力については、「分かる」を「できる」に変える人選型の教育プログラムの設計を大切にしています。また昨今の変化の激しい時代においては、必要な知識やスキルが多様化し、学びの優先順位が組織や事業によって異なり、社員一人ひとり千差万別になります。そのため、階層別など一律的に実施する教育に加えて、募集型の研修やe-ラーニングの充実に取り組んでおります。また、一人ひとりの成長課題を明確にするきっかけとして、キャリアデザイン研修やキャリア面談など自律的なキャリア形成を支える取り組みも拡充して展開しています。
全社共通の学びの仕組み
入社時・昇格時などの節目ごとに、すべての職域を対象に、また国内グループ会社も含め、計画的な人材育成に取り組んでいます。4つの教育領域を柱として体系化し、関係部門が連携して実践しています。
学びを職場の業務で発揮するための実践型研修
業務に必要なスキルを「知る」だけで終わらせず、実際に「できる」ように繋げます。社内研修やOJTで基礎を学び、その後、実践研修を通じて理解を深め、現場で活用できるレベルまで成長できる教育体系を整えています。
- 知る
- 社内研修やOJTで、業務内容・手順、必要なスキルを学ぶ。
- わかる
- 上司指導を受けつつ、実践研修を通じて、理解を深め、自立できるレベルに到達する。
- できる
- 自律して、実業務でスキルを活用できる。
リスキルと自律学習の支援
必要なときに自分のペースで学べるオンライン学習環境(e-ラーニングのシステム)を整えています。業務での活用を前提に、デジタル、語学、ビジネス基礎など、幅広い領域をカバーし、社員の自律学習を後押ししています。
※2025年 8月末時点
ものづくり教育
製造業の基本である、「安全」「環境」「品質」「納期」「コスト」の重要性を理解し、ものづくりの伝統と精神を継承するとともに、新しい価値の創造を支える人材を目指します。そのために、主に以下のものづくり教育に力を注いでいます。
当社の製品や技術を深く理解するセラミック技術教育
製造プロセスに沿ったプログラムで日本ガイシのセラミック技術を学び、
ものづくりの全体像を知ることで、幅広い視点で業務に取り組む人材の育成
自ら職場の改善に取り組むための意識と手法を学ぶ管理/改善技術教育
■ 製造リーダー教育
作業長レベルの製造部門の従業員に対し、職場風土改善および生産性向上に必要なスキルを学ぶ機会を提供することで、製造現場のリーダーとして模範を示し、経営に貢献する人材を育成
■ 管理・改善技術教育
QC、統計、および信頼性、原価や保全に関する基礎教育等により自発的に改善に取り組む人材を育成
ものづくり継承教育体系図
デジタル人材の育成
NGKグループデジタルビジョンに基づき、経営層から一般社員までDX啓発を進めるとともに、データ活用人材とブリッジ人材の育成に取り組んでいます。育成は、事業本部で推進役となるリーダー、リーダーを支えるサポーター、基礎的なデータ活用のスキルを学ぶビギナーの三層で設計しています。また、研修だけでなく、デジタル推進を担う専門部署への社内留学制度や、新入社員のITスキルのe-ラーニング学習(1年間)など、実務と結びつけた機会を用意しています。
グローバル人材の育成
多様な文化や価値観、異なる言語の環境でも十分に力が発揮できるよう、英語を含む複数言語の習得や各国の歴史・文化の理解、異文化対応力、実務スキルの向上を目指した研修を整備しています。 特に、若手社員向けの海外実務研修では、海外語学学校での留学と、現地拠点での実務研修を組み合わせ、現地での生活や業務を通じて、英語力、異文化対応力を磨くだけではなく、「挑戦」できる環境も提供しています。
イノベーション研修
SDGsなどで描く将来のあるべき姿から現在の打ち手を逆算して考える視点を持ち、発想の幅を広げる思考法や新規ビジネスの着眼点をワークショップを通じて学ぶ実践型の研修です。若手リーダー層向けのプログラムでは異なる認識や価値観を超えた協働のマインドと方法を学びます。研修から生まれたテーマは社内の提案制度と連動し、実際の新規事業につなげる仕組みもあります。
キャリア自律の支援
2021年に「企業内での個々人の自律的なキャリア形成を応援する」という方針を掲げ、支援の仕組みを整えてきました。全社員向けの自律型キャリアeラーニングは2022年度に開始し、これまでに4,000名以上が受講しています。社内社外のキャリア相談窓口とあわせ、入社3年目スタッフ職、新任昇格者、40代・50代社員など節目に応じたキャリアプログラムを設けています。社内公募制度やFA制度といった挑戦の機会と組み合わせ、自分らしいキャリアを築ける環境づくりを進めています。
自律型キャリア形成を支援する研修プログラム
自律型キャリアe-ラーニング
キャリア形成の基礎を体系的に学ぶプログラム。2022年度に開始して、のべ4,000名以上が受講しています。
入社3年目社員:キャリアデザイン研修
これまでの経験を振り返り、将来のキャリアを整理します。研修後には上司との面談も実施し、キャリアプランの共有も行います。
新任昇格者社員:キャリアプランニング研修
昇格による役割変化を機に、将来的なキャリアプランを整理します。自律型キャリア形成を支える仕組み・制度の活用も踏まえながら、キャリア自律を後押しします。
40代・50代社員:キャリアデザインセミナー
キャリアを振り返り、自身の強みや特性、価値観を再確認しながら、これからの働き方や学び直しを考え、中長期的なキャリア計画を明確にします。
自律型キャリア形成を支える仕組み・制度
キャリア相談窓口
社内外の有資格者が対応し、匿名・秘密厳守で安心して相談できるキャリアに関する専用の相談窓口です。
社内公募制度
人材を必要とする職種を社内で公開し応募者を登用する制度です。適材適所の実現と個の活躍を後押しします。
FA制度
社員個人の志向や異動希望を自己登録し、社内に発信できる仕組みです。本人の意思を起点に、キャリアの選択肢を広げます。
社内スカウト制度(基幹職のみ)
社内公募で募集している部門から直接スカウトを受け、本人の意思で選考プロセスに進むことができる制度です。適材適所の実現と個の活躍を後押しします。