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社員インタビュー INTERVIEW

イオン伝導体の研究開発。
実験を積み重ね、
次世代エネルギーを支える

技能系研究開発

高校生新卒採用 名古屋配属
研究開発本部 基盤技術統括部 基盤技術1部1G

2023年入社 化学技術工学科

これまでの経歴

Career Summary

工業高校の化学技術工学科で、化学実験の基礎を系統的に学ぶ。「手を動かして確かめる」実験の面白さに惹かれ、研究開発職を志望。設備と環境が整い、原料調合から評価まで一貫して関われる点に魅力を感じ入社。現在は研究開発本部 基盤技術統括部イオン伝導体チームで、材料の合成と特性評価を担当。安全と再現性を最優先に、日々原料調合から解析まで一連の工程に取り組んでいる。

※インタビュー内容、所属は取材当時のものです。

CHAPTER-01

仕事

WORK

現在の仕事内容を教えてください。

原料の調合から評価まで。材料機能を高めるイオン伝導体研究

私は基盤技術であるイオン伝導体チームで研究開発を担当しています。原料を秤量・調合して試料を作り、導電率や化学安定性、微構造などの基礎特性を測定します。

それらの結果を踏まえて配合や焼成条件を見直し、より高い機能を引き出す材料づくりにつなげます。温度特性や電子の伝導率といった評価に加え、デバイス適用性を判断する各種測定・性能評価も私の役割です。また、実験環境の整備や備品管理など、任されることも増えてきています。

こうしたイオン伝導材料の研究は、全固体リチウムイオン電池など次世代エネルギーデバイスの実用化に直結する基盤研究です。高校では触れられなかった原料を扱い、調合から評価まで自分の手でやり切る。その先に世界を豊かにできる可能性を思うと、いつもわくわくします。

CHAPTER-02

挑戦

CHALLENGE

仕事のやりがいは何ですか?

試行錯誤の先に、確かな成果を実感できる研究開発

入社直後は大型装置の扱いに戸惑い、再測定が続くこともありました。先輩のマンツーマン指導で基本手順を身体で覚え、今では一人でも安定して測定できるようになってきました。

材料開発は工程が多く、評価にも時間がかかります。トライ&エラーを重ねる中で、小さな「いつもと違う」を逃さないよう、数値と目視の双方で違和感を拾い、ノートに根拠と仮説を記録する。こうした積み重ねを大切にしてきたことで、配合や焼成条件の見直しが速くなり、手戻りが確実に減っていると感じています。

そして何より、自ら合成したイオン伝導材料でデバイスが動いた瞬間は格別です。調合から評価まで自分の手でやり切った確かな成果を強く実感する瞬間です。そうして得たデータが次の挑戦を支え、より安全で高性能なエネルギーデバイスの実現へつながっていく。全ての工程に、大きなやりがいが詰まっています。

ある1週間のスケジュール WEEKLY SCHEDULE

MON

試料の合成

試料作製に向け原料を秤量・調合し、合成を開始。

TUE

試料回収・測定

合成試料を回収し、基礎特性の測定を順次実施。

WED

測定結果の解析・整備

測定結果を解析し、デバイスへの適用性を検討。装置と実験台を整備。

THU

部内報告会・試料合成

技術ミーティングで進捗を報告。評価結果を踏まえ、新条件で合成を再開。

FRI

チーム打ち合わせ・測定

チーム内で実験結果を共有。追加評価と翌週の実験計画を確認し、原料・治具を準備。

SAT/SUN

リフレッシュ

カメラを持って街歩きや野鳥撮影へ。好きなことに没頭してリフレッシュ。

FEATURES

  • 出勤後にメール確認と装置予約
  • 実験ノートで仮説と条件を整理
  • 午前は合成準備と安全点検を徹底
  • 測定は1日工程、翌朝に結果確認
  • データと外観の両面で違和感検知
  • 合成条件は4~5日周期で見直し
  • 装置の点検・校正を計画的に実施
  • 試薬と治具の在庫を小まめに管理
  • 実験室の整備・清掃を日次で実行
OFF TIME

プライベートの過ごし方は?

定時は17時15分。余裕のある日は帰りに友達と合流し、買い物や食事を楽しんでいます。写真が趣味なので、休日は家の近くの山へ野鳥を撮りに出かけたり、街歩きをしながら季節の風景を撮影したりしています。有給も取りやすく、連休にはカメラを持って小旅行へ。最近は石川県・金沢を訪れ、海鮮を堪能しました。研究開発のチームは土日祝休みで夜勤もないので、整った生活リズムで過ごせています。

CHAPTER-03

働く環境

ENVIRONMENT

職場や仲間はどのような雰囲気ですか?

すぐに相談できる関係が、研究をスムーズに前へ進める

研究職と聞くと堅いイメージがあるかもしれませんが、職場の雰囲気は温かく、先輩や上司は気さくで話しやすい人ばかり。分からないことがあれば安心して声をかけられる空気があります。

実際、トラブルが発生した時はすぐに駆け付けてくれますし、装置の挙動で迷ったときも、先輩がその場でログと記録を並べて一緒に原因を切り分けてくれます。
実験の途中経過も気軽に報告できるので、方針のズレが起きそうになっても、すぐに軌道修正でき、手戻りが大幅に減ります。良い関係があるからこそ、スムーズな連携を取ることができ、日々の研究を前に進めることができます。

今では原料の調達や在庫管理も任されるようになりましたが、困ったときはすぐに相談できる関係が続いています。挑戦できる環境と、独りにならない安心感があるからこそ、一歩ずつ新しいことに踏み出せる職場です。

CHAPTER-04

メッセージ

MESSAGE

これから入社する方へのメッセージ

実験の楽しさが、未来のエネルギーをつくるやりがいに

私が担当するイオン伝導材料の研究は、全固体リチウムイオン電池など次世代エネルギーデバイスの実用化に直結する基盤研究であり、カーボンニュートラル社会の実現を支えています。材料レベルの小さな改良が、性能と安全性の向上につながり、社会を確かに前へ進めていきます。

でも、その原点にあるのは「実験が好き」というシンプルな想いでした。手を動かして確かめる面白さ。試行錯誤を繰り返し、自分の手から新しいものが生まれる瞬間の喜び。その楽しさがやりがいに変わり、今では世の中に必要とされているものを生み出すことにつながりました。

ここには、気さくに相談できる仲間と、原料調合から評価まで一貫して挑戦できる環境があります。化学や実験が好きなら、その想いを未来のエネルギーに変えられます。一緒に働けることを楽しみにしています。

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