社員インタビュー INTERVIEW
半導体製造装置用セラミックスの焼成を担い、手作業で品質を守りながら
成長する

技能系製造
高校生新卒採用 知多配属
HPC事業部 製造部 知多製造1G 焼成1係
2024年入社 電気科

これまでの経歴
Career Summary
製造現場で働く父の影響で製造業に関心を持ち、工業高校電気科で基礎電気、回路、計測を学び、電気工事士、シーケンス制御、施工管理などの資格を取得。進路に悩む中でNGKのCMを見かけたことをきっかけに、社風に惹かれ入社を決意。知多事業所HPC事業部製造部に配属され、半導体製造装置用セラミックス製品の焼成工程を担当。ヒューマンエラー低減の委員会にも参加。
※インタビュー内容、所属は取材当時のものです。
CHAPTER-01
仕事
WORK
現在の仕事内容を教えてください。
半導体装置用セラミックスの品質を左右する基幹工程を担う
私は知多事業所HPC事業部製造部で、半導体製造装置用セラミックスの焼成工程を担当しています。
半導体製造装置用セラミックスは、シリコンウエハーを加工するための高性能なホットプレートで、アルミ製ステージでは得にくい長寿命と幅広い温度帯での優れた均熱性能を実現するものです。焼成は、この製品の性能を決める基幹工程です。
主な業務は窯詰め、窯出し、焼成後の外観確認、ブラスト処理です。
窯詰めは、炉内の異物・覗き窓の曇り・プログラム選択を点検し、ダブルチェックも欠かしません。作業は4人体制で進めますが、「異物混入は絶対に起こさない」を合言葉に、全員で意識を徹底しています。
焼成は、炉内を真空または所定の雰囲気に保ちながら、温度と保持時間を数度・分単位で細かく調整していきます。条件のわずかな差が製品の品質に直結するため、慎重さが求められますが、自分の判断と作業が製品に直結する面白さがあります。
CHAPTER-02
挑戦
CHALLENGE
仕事のやりがいは何ですか?
手作業で作り上げる誇りと、製品が社会につながる喜び
知多工場は、他の工場に比べて自動化が進んでおらず、今でも手作業が多く残っています。でも私は、むしろ手作業で一つひとつ作り上げることに大きな意味を感じています。ロボットではなく、自分の手で製品を作り上げている実感があるからです。
ただ、手作業だからこそ起こるヒューマンエラーもあります。そのため、私は人為的ミスを防ぐための委員会でリーダーを務め、過去の事例を分析して対策を立て、現場に展開する活動を行っています。週次の定例では他工場や他工程とも共有し、ミスを減らすための取り組みを続けています。
こうやって自分の手で作り上げた製品が、最終的にスマホやパソコンに使われる半導体製造装置の一部になる。もしかしたら、自分のスマホの中にも使われているかもしれない。そう思うとワクワクしますし、もっと良いものを作りたいという気持ちになります。それこそが、この仕事のやりがいです。
ある1週間のスケジュール WEEKLY SCHEDULE
FEATURES
- 建屋間の移動が多く日1.2万歩
- 昼勤夜勤の一週間交替制
- 職場仲間と食堂でランチ
- OJTで基礎技能を段階習得
- フォークリフト、クレーン、玉掛けは必須技能
- QC検定など資格取得を推奨
- 窯プログラムは多数登録
- 混入防止の確認を多重化
- ヒューマンエラー低減の委員会に参画
プライベートの過ごし方は?
木曜の仕事終わりには、高校の同級生と市民体育館でバスケをして、その後ドライブに出かけたり夜ごはんを食べたりしています。休日も友人と山や海へドライブに行くことが多く、夜景を眺めたり、友人のマニュアル車を運転させてもらったりして楽しんでいます。職場の人たちとも、休日に旅行やライブ、キャンプに一緒に行くほど仲が良いです。こうしてオンオフのバランスを取りながら、仕事にもしっかり向き合えています。

CHAPTER-03
働く環境
ENVIRONMENT
職場や仲間はどのような雰囲気ですか?
穏やかな雰囲気と丁寧な指導で、着実に成長できる環境
正直、高校を卒業していきなり社会に出るのは不安でした。胃がキリキリするくらい緊張していたのを覚えています。でも、職場の雰囲気は穏やかで、新しく入った人もすぐに馴染める環境。だからこそ、仕事にも積極的に向き合うことができました。
入社後は、先輩がOJTで丁寧に教えてくれます。私は約半年かけて、作業のコツや段取りを一つひとつ教わりました。段階的にできることが増え、任せてもらえるようになっていくので充実感があります。それに、製造現場には工業高校出身者が多く、同じ境遇の先輩・仲間がいたことも安心できました。
また、事実をはっきり伝え合うことの大切さも教わりました。だからこそ私は、分からないことがあればすぐに先輩に連絡して相談するようにしています。人間関係が良いからこそできることだと思います。
委員会の活動も、最初は何をすればいいのか分からず悩みましたが、上司や先輩に相談できる環境があるおかげで、今では安定して活動できています。
CHAPTER-04
メッセージ
MESSAGE
これから入社する方へのメッセージ
先輩に支えられ成長できる場所。次は自分が支える側へ
入社の決め手は、最先端分野で成長を重ねられる環境でした。実際に働いてみて、その期待は裏切られませんでした。
それでも入社してしばらくは、どうすれば成長できるんだろうと悩んだこともありました。でも、2年目に入って一人で現場を回せるようになって先輩からも褒めてもらえたとき、ちゃんと成長できているんだと実感できました。今も「期待してるぞ」と声をかけてもらえることが、次の頑張りにつながっています。
NGKの強みは、挑戦を当たり前にする文化だと実感しています。失敗は責める材料ではなく、仕組みを強くするヒントとして捉える。そして、私と同じように工業高校出身の先輩もたくさんいます。だからこそ、周りと助け合いながらも自分の工程に責任を持ち、安心して改善に取り組むことができます。
先輩に支えてもらった経験を、今度は自分が後輩に返していきたいと思っています。新しく入ってくる人が安心できる存在になること、それが私の目標です。