Interview - 13

設計の上流工程から携わり
より高い価値を生み出せる
建築のオールラウンダーに

I.Y技術系

[ 建築 ]
製造技術本部 施設統括部 設計1部 建築グループ

2018年入社 
建築建設工学

コストと納期意識が磨かれるプロジェクトマネジメント

国内外にある当グループ企業の、工場・事務厚生棟など建屋の新築や改修工事のプロジェクトを取りまとめています。工場では意匠性よりも機能性を重視されることが多い点が、他の建築物と比べた時の大きな違い。事業転換や事業拡大となると、既存の建物をいかに安く、スピーディーに改修するかが重要になります。その際に、どう改修したら新しい設備の納期に間に合わせられるか、どう改修したらうまく収まるのか、将来のレイアウト変更や事業転換に対応しうるフレキシブルな設計になるか、利用者の方にとって使い勝っ手が良い動線・環境になるかを検討します。
納期の遅れは製造や事業展開の遅れにつながり、工事コストは商品コストに影響するため、プレッシャーを毎日ひしひしと感じています。これは学生の頃にはあまり意識していなかった点なので、入社してから鍛えられました。若手の頃から品質、コスト、納期、安全・環境法対応などの幅広い業務に関わることができるので、成長意欲の高い人にとっては恵まれた環境だと感じます。

インタビュー写真

建築設計の上流工程から成果を求めていくやりがい

学生時代は、水インフラの整備・地盤工学・土木機械など土木領域での研究がメインでした。水・土をはじめ、自然環境は人間にとって重要な要素ですが、もし自分が仕事をするなら、環境に少しでも貢献できることがしたいと感じていました。当社は環境貢献製品を製造しているので、自分が携わった建物が間接的に環境に貢献できる点がやりがいの一つです。
また、関わる業務はまだ図面も何もないところからのスタート。建築設計における上流工程である、「発注者(社内の各事業部)から要望を聞きだす」ことから携わることができます。それはつまり、自分の考えや価値観を建築に大きく反映させることができ、コスト面においてもバリューエンジニアリングの効果が一番出せるフェーズでもあるので、製品の投資回収に直結したり、収益力向上につながったりと、大きな影響をもたらします。その分プレッシャーはありますが、一番成長できるステージを探していた自分にとって、やりがいは大きく、成長を実感できています。

インタビュー写真

建築の専門家として知識を増やすべく、日々勉強中!

土木を研究対象にしていた自分にとって、建築領域は近いですが、専門ではありませんでした。そのため、休日は図書館に通うなどして勉強し、自己研鑽に取り組み、知識を増やすことを心がけています。上司や先輩の意見を聞いていると、自分はまだまだ視座が低いと感じることが多いので、知識と経験を重ねて将来の運営管理事業転換までを見据えたよりベストな設計提案ができるようになることが、当面の目標です。
一方で地盤は建築の基礎になる部分なので、土木の知識を持っている自分だからわかること、できることもあると思っています。以前には工場で地すべりが発生した際の改修工事を担当し、学生時代の学びが活きていると実感しました。
また、海外での新築案件にいつかチャレンジできることも期待しています。今はポーランドの改修案件を担当しており、毎週苦手な英語を使いながらオンラインでやり取りしています。

インタビュー写真

就職活動は、自分が望む環境があるかを見極めるチャンス

新卒での就職活動は、人生で一度きりのチャンスなので、悔いの残らないよういろいろな企業の先輩と会って話を聞いたり、インターンに参加してみたりしてほしいです。私も当社のインターンに参加し、「若いうちからいろいろな業務に携われること」「ジョブローテーションがあり、事業部に行く可能性もあること」など、いろいろな情報を聞けたので、就活の軸を自分が成長できる環境に置いていた私にとって、「この環境なら自分が成長できる」と確信した上で入社を決意しました。
いろいろな製品や地域、異なった用途の建物を担当することができるので、常に新しい発見・学びがあり、建築プロジェクトにおけるオールラウンダーを目指せる環境があると思います。

ある1週間のスケジュール

Mon

担当プロジェクトの進捗管理

チーム内の進捗を確認。関連する工程やメンバーが多岐にわたるため、日々のコミュニケーションも欠かせません。連携する部署とは、会議を行います。

Tue

設計・発表資料の作成

意匠設計・構造設計を実施。社内の建築専門家として、将来的な投資を見据えた汎用性を持たせた設計や事業計画に合せたコストコントロールをしながら設計するところがこだわりです。

Wed

社内説明

建屋プロジェクト全体の推進者として、デザインレビューを受けます。

Thu

工事定例会・現場確認

外出して社外の業者さんと現場で工事定例会をしたり、現場の進捗状況・課題/コストコントロール、調査などをします。

Fri

社内外の設計打合せ/グループ会

設計定例により仕様の確認や、進捗報告、設計方針を決めたりしています。
また、グループ会では当案件の進捗を報告。抱えている業務の中で相談したい内容を共有しアドバイスをもらいます。

Sat/Sun

海・川・湖でルアーフィッシング

図書に籠って自己啓発に充てています。
それ以外はなるべく自然に身を置いてリフレッシュしています。趣味の釣りも目標を持ってストイックに取り組み、サイズや数、最近は怪魚に挑戦中です。一生成長し続けられ、仲間とも繋がることができる最高の趣味です。また、小さい頃から続けてきた国内外のサッカー観戦もしています。

日本ガイシでのわたし

日本ガイシでのわたし

100人ほどいる同期とは、新入社員の頃から仲が良く、毎週のように誰かとどこかへ遊びに行っていました。時には20~30人ほどで旅行に行くことも。以前は沖縄へ旅行に行きました。自分たちで運動会を企画して実施したり、テニス合宿をしたりと、振り返ってみるとアウトドア寄りのことをしていることが多いですが、もちろんごはんを食べたり、飲みに行ったりすることも多々あります。仕事のことを相談することもありますが、私にとって同期との時間はリフレッシュの時間。みんなと大いに食べて、話して、笑って、エネルギーをチャージしています。

キャラクター

わたしの クロコエピソード

複数人が集まって行う仕事には「誰の担当なのかわからない、グレーゾーンの業務」がたびたび発生します。そんな時、私は積極的に取り組むよう心がけています。その理由は、自分を成長させる機会でもあり、そういう仕事をできるようになることが、「オールラウンドで活躍できる建築職」に近づくことになると考えているから。みんなができることは当然できるようになりたいですが、みんなができないことをやることで、オリジナルの能力や知見が培われていくと信じています。

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