チームワークと自律性を大切に
自分を成長させる喜びと
幸せを感じてほしい
執行役員 人材統括部長
野崎 正人
人材統括部長メッセージMessage
Profile
1990年4月入社。商学部経営学科卒。経理部管理課に配属され、約4年間にわたり全社の予算取りまとめや月次の業績報告などを担当。その後、NGKロックなど海外を含めたグループ会社への出向を経験。2011年電力事業本部ガイシ事業部管理部長に就任。2017年電力事業本部企画部長、2020年人材統括部企画部長、2022年人材統括部ダイバーシティ推進部長兼企画部長、2023年執行役員 人材統括部長に就任し、現在に至る。
いい仲間に恵まれた職場で、自分の成長を感じてほしい
NGKグループビジョンでは「私たちは変わっていかなければならない」という強い意志を示しました。変革を遂げるためには、新しいやり方や考え方が必要です。さまざまなバックグラウンドを持つ多様な人材が、それぞれの知識や考え方を持ち寄り、切磋琢磨し、新しい価値を生み出していく。グループビジョンの実現を目指し、全員で協力しています。
仕事で充実感を覚える瞬間は人それぞれだと思います。例えば自己成長を感じたり、没頭して仕事に打ち込めたり、成果を挙げたり、素晴らしい仲間と協力できたりといったことが挙げられるのではないでしょうか。
ただ、追求すべき「幸せ」は仕事の充実感のみではないと思っています。適切な収入が得られることや、家族や友人と過ごす時間的な余裕、健康であること、こうした「幸せ」も大切にしたい。これらの幸せや豊かさが、企業の成長に寄与すると私たちは信じているため、強く意識し職場環境づくりにも取り組んでいます。
活躍する人になるためには「チームワーク」と「自律性」が大切
当社で活躍する人たちには、「チームワークを大切にできる」「自分がどうありたいかを明確にしている」という共通点があります。
チームワークを重視するのは、いい仲間と一緒に働けることが、幸せであるための重要な要素の一つだからです。周囲のサポートに感謝し、他者との関係を良好に保てる人が、理想の仲間になり得るのではないでしょうか。
また、「自分がこうなりたい」というイメージを明確に描くと、今の自分とのギャップが見えてきます。すると、自然と成長のための行動が取れるようになります。つまり、「自律」です。社員の成長ためのサポートは惜しまない、そんな会社でありたいと考えています。
「まずやってみる」というチャレンジ精神を求めています
がいしの製造を出発点とした日本ガイシのものづくりは、時代の要請に応えて、多角化とグローバル展開を進めてきました。さまざまなものづくりに挑戦し、「ものを作って売る」という分野において、歴史の中で培ってきたノウハウと経験を持っています。一つの製品を継続して作り続けることはもちろん、海外の異なる文化でのものづくり、他企業との協働や共創、ゼロからの工場立ち上げなど、さまざまな仕事を経験できるチャンスがあります。また経験豊富な社員も多数在籍しているため、目標にしたい先輩が見つかるはずです。
当社では、「まずやってみる」というチャレンジ精神を持った人材を求めています。新しい製品が誕生する過程には、多くの失敗がつきものです。そのため、先輩たちは新しいことへの挑戦を歓迎し、良いアイデアを賞賛します。失敗しても「ナイスファイト!」と励まし合える風通しの良い職場環境を目指しており、年齢や性別を問わない質の高いコミュニケーションを大切にしています。
「どんな大人になりたいか」は、就活中だからこそ考えてほしいテーマ
自分の子どもに就活のアドバイスをするなら、「どんな大人になりたいか、どんな人生を送りたいかを考えてみては?」と伝えます。具体的なイメージが描けるようになれば、何をしたら良いかが少しずつ見えてくるはずです。
次に、描いたイメージを実現するために必要な知識や経験、またどんな仲間と出会うべきかを一生懸命考えてみてください。そうすることで、目の前のその会社が、自身が進む方向に共感し、一緒に歩んでいける場所なのかが分かってくるでしょう。
やはり仕事で充実感を持てた方が人生は楽しいし、そのためには自身の成長も欠かせません。成長の過程には辛いこともあるかもしれませんが、それは自分が次に進むためのステップだと捉えて、仕事に取り組んでほしいと願っています。一緒に未来を切り拓いていきましょう。
新入社員時代エピソード
入社して経理部管理課に配属されると、先輩に教わりながら毎月の業績報告などを担当していました。締め切りが近いと夜遅くまで「うーん」とうなりながら仕事をこなしていましたが、提出してしまうと手持ちぶさたになってしまい…。時間がある時には、よくパソコンでプログラムを書いていました。当時は、いくつかの職場にワープロが1台のみという時代だったので、パソコンを使って仕事の効率を上げるタネがそこかしこにありました。どんどん仕事のやり方を変えていけるのは嬉しく、充実感もありました。
入社して5年目には、グループ会社へ経理課長として出向することになりました。これまで上司を頼りながら業務を進めていた私が、突如決算を一人で締めなければならない立場となり、仕事って厳しい!と責任の重さを実感した下積み時代です。