仕事を思いきり楽しんで
新しい価値を創造するのが
日本ガイシらしさ

Cross Talk #01上司×部下対談

研究開発本部NCMプロジェクトに所属し、出身大学も同じという研究開発職の2人。
「日本ガイシのDNA」をテーマに社内風土や日々の仕事について語っていただきました。

Profile

M.N

M.N

研究開発本部 NCMプロジェクト
1998年入社 工学研究科 材料加工学専攻卒

半導体の開発などを経て2005年よりNCMプロジェクトに配属。現在はグループマネージャーとして開発全体の取りまとめを行いながら、顧客との交渉のため国内外を行き来する忙しい毎日を過ごしています。

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S.K

S.K

研究開発本部 NCMプロジェクト
2019年入社 工学研究科 知能デバイス材料学専攻

最初の配属先がNCMプロジェクト。サブナノセラミック膜の製品化に向けて、実験に明け暮れる毎日。「自分で開発したものを、自分で売り込みに行く」という目標に向かって努力を続けています。

M.N

研究開発本部
NCMプロジェクト
1998年入社
工学研究科 材料加工学専攻卒

半導体の開発などを経て2005年よりNCMプロジェクトに配属。現在はグループマネージャーとして開発全体の取りまとめを行いながら、顧客との交渉のため国内外を行き来する忙しい毎日を過ごしています。

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S.K

研究開発本部
NCMプロジェクト
2019年入社
工学研究科
知能デバイス材料学専攻

最初の配属先がNCMプロジェクト。サブナノセラミック膜の製品化に向けて、実験に明け暮れる毎日。「自分で開発したものを、自分で売り込みに行く」という目標に向かって努力を続けています。

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Theme

日本ガイシのDNA

Session - 01

【 第一印象と部署内の雰囲気 】

活発に意見交換ができる
風通しのよい職場

お互いの第一印象を教えてください。

彼とは大学が同じで、名前は変わりましたが学科も一緒。しかも、彼の恩師は私が大学時代にお世話になった先輩だったんです。

すごい偶然が重なっていますよね。

それだけに配属が決まった時から気になる存在でした。会ってみたら明るくて元気があって、よくぞうちの部署に来てくれたとうれしくなりました。

M.Nさんの第一印象は“優しい人”です。配属初日に部長やM.Nさんら上司の皆さんと食事に行ったのですが、気さくに話しかけてくれました。実はすごく緊張していたのですが、M.Nさんが気を配ってくれたおかげで気持ちが楽になったことを覚えています。こんな雰囲気の職場なら続けられそうだと思いました。

ちょうど20歳離れていて、彼は私の子供たちとの方が年代が近いので、母親のような気持ちでいたのかもしれませんね。

M.Nさんは私だけではなく職場ではいろいろな人に声を掛け、職場の雰囲気を和ませてくれています。まさしくNCMプロジェクトのお母さんのような存在です。

私たちが今取り組んでいる仕事は1人ではできません。チームで作らなければならないので、部のメンバー同士でコミュニケーションを取ることが大切。上司部下の関係なく、活発に意見交換ができる風通しのよい雰囲気を作っていければと思っています。

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Session - 02

【 仕事への情熱やモチベーション 】

研究開発の成果を現実のものに
新製品を絶賛開発中

NCMプロジェクトはどんな仕事をしている部署ですか?

分離膜の開発です。日本ガイシが持つ多孔体技術を用いることで、世の中で役に立つ商品を作り出そうと実験を重ねています。

今の説明に点数を付けると40点(笑)かな。具体的に言うと、ガスとガスを分けるための膜を開発しています。実はガスも種類によって分子の大きさが違うんですよ。この膜を使うことによって、より効率的に必要なガスだけを他のガスから取り分けることができるようになるはず。そこにニーズがあると考え、製品化を目指しています。

まだまだ経験が足りないみたいです(笑)。NCMプロジェクトではガスとガスを分けられる膜だけではなく、液体と液体を分けられる膜の研究開発も進めています。

それぞれの仕事内容を教えてください。

私は膜の試作と性能評価を担当しています。よりよい膜の製品化に向けて、ひたすら実験に励んでいます。

現場はS.K君たち若手に任せて、私の主な業務はお客様対応と、開発全体のとりまとめです。製品化するためには、お客様がいなければなりません。お客様のニーズを聞き出し、性能や耐久性などのいろんな点を考慮して、どのような製品に仕上げていくべきか、開発の方向性を考えて現場に伝えるのが私の役割です。

もちろん、今の開発の仕事も好きですが、M.Nさんがしているようなお客様とやり取りをする仕事も面白くてやりがいのある仕事だと思っています。ゆくゆくは、お客様のところへ行き「これは私が開発した製品です!」とアピールできるようになりたいですね。

おお、頼もしい! コツコツ真面目に仕事をし続けていれば、きっと実現できるよ。頑張って。

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Session - 03

【 日本ガイシらしさ 】

高い技術力で不可能を可能に
社員に根付く開拓者精神

2人にとって日本ガイシとはどんな会社ですか?

ひと言で言うと、技術へのこだわりが強い会社です。「高い技術力をもってして不可能を可能にする」といった開拓者精神が、社員1人1人の意識に根付いていますよ。

私も高い技術力は就職活動の時から感じていました。そこに加えて、働く人たちの雰囲気に惹かれたのを覚えています。会社を見学した際、お会いした方たちが楽しそうにイキイキと働いていたのが印象的でした。

確かにうちの会社、みんな楽しそうに仕事をしているよね。どこもやったことがない新しい何かを生み出そうと本気で取り組んでいるから、仕事が面白いと感じるのではないかと思います。

もちろん仕事なので、いつもいい時ばかりではありません。実験がうまく行かなくて落ち込む時もよくありますし、残業で帰りが遅くなる時もあります。それでも、肉体的精神的な負担を感じる時はあまりないですね。

「失敗しても挑戦し続けないと前に進めない」という話は私が若い頃に上司から口酸っぱく言われました。むしろ、チャレンジしないことのほうが、うちの会社では“ダメ”だと教わってきたので、多少の失敗は当たり前という雰囲気はあるかも。こういう考え方が日本ガイシのDNAとして、しっかりと受け継がれているのではないでしょうか。

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Session - 04

【 今後の展望 】

さまざまな人の思いをのせて
社会に役立つ商品作りは続く

今後の目標を教えてください。

とにかく、今取り組んでいる膜を製品化することです。12年前、この膜の開発担当になった時、当時の上司から「製品化は君に任せた」と思いを託されました。ようやく、製品化が目に見える段階まで来たので、この10数年の集大成として形にしたいと思っています。

原理をはじめに確認してから現在まで20年もの時間がかかっていると聞きました。多くの人が思いを込めて取り組んできた大きなプロジェクトに関わらせてもらえて、モチベーション高く仕事をしています。製品化に向けて、私の力が少しでも役に立てばよいなと思っています。

S.K君は吸収力がすごくて、思っていた以上にこの1年でぐっと力をつけてくれました。現在開発中の膜はCO2削減にも貢献でき、環境にやさしい優れた膜なので、世界中のいろいろな場面で役立ててほしいと思っています。この後の展開は、私が当時の上司から託されたようにS.K君に託していきたいと思います。

私なんかがおこがましいですが、とにかく自分からもなにか発信できるように頑張ります!

私もS.K君に負けていられないな。次の目標を見つけ、それに向かって頑張ろう!

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