CROSSTALK

DX推進統括部の仕事を知る

DXの「X」への
高い意識を持ち
新たな価値創造へ

新しい価値を生み出すために必要不可欠なDX(デジタルトランスフォーメーション)を強力に推し進めているNGKグループ。
日本ガイシの情報システムを一手に担うICTセンターには、さまざまなバックグラウンドを
持つ人々が集まり、それぞれの知識や経験を活かしながら、多種多様な業務に向き合い日々奮闘しています。
企業の未来を担い、変えていく。
そんな使命感を持って働く各世代の社員に、成長の手ごたえや仕事のやりがい、日本ガイシの印象、
これから叶えたい目標について語ってもらいました。

PROFILE

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DX推進統括部 
ICTセンター長

T.K

2017年入社

スポーツバイオメカニクス(コーチ学修士)専攻卒。前職では外資系IT企業にてソフトウェア開発やプロジェクトマネジメントなどを担当。現在はICTセンター長として、個性豊かなメンバーをまとめ、「攻め」と「守り」の業務の舵取りを行っている。

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DX推進統括部 ICTセンター
基幹システムグループ 
グループマネージャー

Y.O

2022年入社

情報工学専攻卒。前職では製造業の情報システム部門にて、工場で稼働するシステム開発・データを活用した改善活動などの推進を担当。現在は人事、受発注、会計、開発技術といった各システムを担当する4つのチームのマネジメントを行っている。

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DX推進統括部 ICTセンター
ICT基盤グループ 主任

T.G

2019年入社

情報システム科学専攻卒。前職では製造業や物流業などの企業を対象としたネットワークインフラの構築・運用を担当。現在は日本ガイシの各事業部で使用されているネットワーク・セキュリティインフラの構築・運用を行っている。

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DX推進統括部 ICTセンター
基幹システムグループ

H.Y

2023年入社

ジェンダー論専攻卒。前職ではプログラマ/SEとして、流通業向け基幹システムの構築や運用、保守を担当。現在は人事・総務に関する基幹システムの新規導入、運用のほか、各事業部からの問い合わせ対応などを行っている。

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事業部とDX推進
統括部が
二人三脚で
推し進めるDX

Question

日本ガイシのDX推進の
取組みについて教えて
ください

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私たちICTセンターでは、2022年に策定した「NGKグループデジタルビジョン」をベースとして、事業継続のためのシステムの安定的な運用とともに、新しい価値を生み出すためのシステム開発などを行っています。100年以上の歴史を持つ会社なので、古くからの企業文化や仕事の進め方が残りつつも、「新しいことを取り入れていかないと新しい価値を生み出せない」という気持ちがあり、まさに過渡期といえます。不易流行の精神を持ちながら、さまざまなバックボーンを持つメンバーの意見を取りまとめて前に進めるのが、ICTセンター長である私の役割だと認識しています。

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普段の業務は、各事業部の人と連携して、どんなシステムを新しく作りたいのかをヒアリングしたり、障害発生時の調査をしたりと、システム面でのお手伝いをしています。一方で、新しいシステム開発に携わることも。現在進めている「人脈コネクション」は、誰がどんな知識を持ち、どんなことに興味を持っているのかなどを可視化したもの。社員同士のコミュニケーションを活性化させることで、新しいアイデアや商品に繋がるよう開発したものです。

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私は人事、受発注、会計、開発技術の分野を軸に、社内の基幹システムおよび周辺システムの開発・運用管理を行う4つのチームの取りまとめをしています。NGKグループデジタルビジョンは、私たちだけが思い描いているものではなく、会社全体がみんなで進めていこうとしているもの。私たちのようなDX部隊だけが進めるのではなく、現場のことを知って、事業部とDX部隊が二人三脚でレベルアップし、会社を変えて、良くしていこう、という意識を持っています。

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私は各事業部のみなさんが安心して業務を進められるように、ネットワークセキュリティを強化することが主な役割です。例を挙げると、ウィルス対策ツールの提供や新システムのリスクチェックなどです。新しいことを進めていくときに、先回りして整備していくのがインフラ担当者の役割でもあるので、あまり脚光を浴びることがなく…「縁の下の力持ち」なんです。インフラというと今あるネットワークを守るというイメージが強いですが、この先の変化を見据えたインフラ提供という意味では、新しい提案もどんどんしていかなければならないと考えています。

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「解決したい課題は
何か」
目的意識を
持った業務遂行を

Question

DX推進統括部の特徴を
教えてください

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私が常々メンバーに伝えているのは「意思を持って仕事をして欲しい」ということ。例えば新しいシステム開発を依頼された時に、ただやらされているという思いで進めても良い結果は出ません。「自分だったらこういうやり方をしたい、こんな提案をしたい」という意見を、年次や経験に関わらず持っていてほしいと考えています。
変革の推進の中心にいるのはユーザーです。何かのツールを現場に押し付けるのではなく、新しい価値を生み出すための手段としてツールを活用するということ。実際の現場ではどのような仕事をしているのか、本質的な課題は何かを知り、その上で最適な解決手段を提案するよう心がけています。

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日本ガイシはDXの「X(トランスフォーメーション)」への意識が高いですね。前職も同じ製造業で共通項も多いのですが、その違いを強く感じました。デジタルありきじゃなく、目指すべき未来があって、それを達成するためにデジタルを取り入れるんだという目的思考を、社内外に発信していると思います。
業務への向き合い方という意味では、個人的には遊び心を大事にしたいですね。同じ仕事をやるにしても、自分の価値観を信じて、自分なりの付加価値を付けたいと意識しています。折角やるなら、自分なりの工夫や考えを入れ込んだ形で足跡を残したい、そんな仕事をしたいです。

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私はインフラ系の担当ですが、アプリ系担当と同じ部署にいることで物事を進めるスピードが速いと感じます。何かを確認したい時や物事を決めたい時にコミュニケーションを取りやすく、トラブルシュートにもリアルタイムで一致団結できます。目的意識を全員が持っている点も、やりがいが感じられて自分には合っていると思います。
部署内はフリーアドレス制を敷いているので、毎日席が異なることから新鮮な気持ちで業務に従事することもできますし、色々な方とコミュニケーションをとれることが楽しくもあります。また、ICTセンターはキャリア採用の割合が4割と、色々なバックボーンを持つ人たちが集まっているため、変化に対する抵抗感を持つ人が少なく、意見を受け入れてくれる雰囲気があります

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私はチームで最年少なのですが、皆さんが私の意見を真摯になって聞いてくださるのがうれしいですね。みんなが対等に意見を言い合えることに感動しました。「大企業=年功序列」というイメージを持っていたのですが、日本ガイシについてはそのイメージが全くあてはまりません。多様な人々が集まっているので、マネジメントする人は大変かもしれませんね(笑)。

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それは大丈夫。そういうの得意だから(笑)。

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ソフトウェア開発、
インフラ保守…
さまざまなバックボーンを持つ人材が集う

Question

どのようなスキル・経験
が活かされていますか?

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前職では、流通業向けの販売開発システムの導入から運用までを担当している会社で、プログラマ/SEとしてシステム開発に携わっていました。システムの設計・開発の経験に加え、スケジュールやアサイン管理などのプロジェクト管理を行った経験は、今も活きていると感じます。日本ガイシは、会社の規模が大きい分システムの数も膨大で、社内SEの人数も多いのが特徴です。たくさんのシステムについて理解を深めていかなければならないので、勉強は欠かせません。

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前職でもインフラ系エンジニアとして勤務していたので、その時に培った知識や経験は今もそのまま活きています。具体的に言うとクラウドサービス導入時のセキュリティリスク評価や対策案を検討したり、何らかのシステムを動かす時に必要なセキュリティ機能を設計したり。一方で、システムを提供して買ってもらう側だったのが、日本ガイシでは「会社にとって本当に必要なシステムなのか」を見極める側にまわったことで、コストに対する意識は強くなったと思います。

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製造業のシステム担当という部分では重なりますが、以前は生産系システムを主に扱っていましたが、今は本社系システムを担当しています。異なる分野のシステムを取り扱うので勉強が必要だなと感じることはありますが、職場を良くしていくうえで「ユーザーと対話して改善案を考え、共に実現していく」という基本的な仕事の姿勢は変わりません。

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前職のIT企業では、ソフトウェア開発を行っていました。初めの頃はプログラマとして自らの手を動かすことから始まりましたが、最終的にはプロジェクトマネージャーとして、色々な要件や意見をまとめながら一つの形へとつくり上げていました。外資系企業だったこともあり、本当に個性的な人が集まっていましたが、私自身、各自が持つ「こうしたい!」という意思を尊重しながら作っていくということが元来好きなんでしょうね。それは今も変わっておらず、全員が違う意見を持っていて「さぁどうしようか」という状況の方が好きかもしれません。

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新しい価値を生み出すために
新しい風を取り入れていく

Question

今後の目標は
ありますか?

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まだまだ会社について分からないことだらけで、いろいろなことを学んでいる最中ですが、直近の目標としては上司を質問攻めにせず、独り立ちしてプロジェクトを進められるようになりたいです。目途としては3年後くらいですかね…。

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3年といわずに(笑)。

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頑張ります!

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私のミッションは日本ガイシのセキュリティを維持し続けること。なので、ある意味ゴールがないのです。あえて言うなら、海外のグループ会社を含めた、NGKグループ全体のITセキュリティを守り続けることが目標なので、まずは英語を頑張ろうと思っています。目途は…3年くらい(笑)。

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私は皆さんに気持ちよく働いてもらいたいと考えています。ICTセンターのメンバーは2,30代が多く、女性も4割以上で元気な職場。仕事はもちろん、仕事外でも一緒にランチをしたり、夜に食事へ行ったりという交流は盛んで、仲の良い雰囲気だなと感じています。いろいろなタイプの人が集まっているので、みんなが気持ちよく働けるかどうかは気を遣っています。「同じ仕事をできてよかったね。会社も自分も成長したね。」と思えるようにしたいですね。

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ITは日進月歩の世界。それに合わせて、組織も変わっていかなければならないと思います。その点においても、日本ガイシはまだまだ外部からの新しい風を求めています。転職には不安なことも多いと思いますが、ICTセンターは約80名のメンバーのうち約4割がキャリア採用。日本ガイシの良いところも、変えた方が良いところも言い合える雰囲気ですので、そこは安心してほしいです。また、最近では先述のフリーアドレス以外にも、在宅勤務の有効活用や資格取得に対する支援金制度など働く環境の整備も進んでいますので、そういう面でも変革を感じていただけるかと思います。

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※インタビュー内容、所属は取材当時のものです。

DX推進統括部
社員Interview