今回のお話は、分子のふるい「サブナノセラミック膜」。
なんと、気体からCO2だけを取り出せるという、日本ガイシの画期的なセラミックフィルターです。その技術の秘密について、クロコくんは、志の輔さんにそっと教えたいみたい。
さて、志の輔さんに代弁してもらいましょう。
わたし、立川志の輔。
こちら、日本ガイシのクロコくん
今日もちっちゃくて、かわいいねえ。
ポケットに入れちゃおうか。
なになに、ちっちゃいことで自慢したいことがある。
はいはい、これを見てほしい?
なんだ、これ。電柱? 白い丸太ん棒?
れんこんのおばけみたいな。
これは「サブナノセラミック膜」という。はい。
気体からCO2だけ分けられる「セラミックフィルター」だって?
CO2をなんとかするったって。CO2って分子じゃないか。
ムリムリムリムリ、わたしにもわかるよ。
空気、気体でしょ? 気体からCO2って分子だけを取り出すって。
そんなことできるわけ…
なになに?
「サブナノセラミック膜」の「サブナノ」は、10億分の1メートル以下。
そんな、目には見えないちっちゃーい穴が、いっぱいあるってこと。
セラミックスの技でつくったんだ。へぇ。
この膜に、しゅっと空気を通すと、「サブナノ」の穴で気体に混ざっているCO2だけ分けられるの。
そうか、CO2だけ分けて、しまっておけば、大気に出さずにすむってことか!
CO2っていったら、だって、地球温暖化の原因だもんね。
しかも、CO2だけ集めておけば、別の何かに使えるかもね。
うわあ、そんなこともできるんだ。
いいことづくし。すごいねえ。
あれ? あれ? おーい、消えちゃったよ、また。
クロコくーん。もう。
また、置き手紙?
はい、なに?
分子のふるい「サブナノセラミック膜」、「気体」を分ける技術だけに、温暖化ストップに大きく「期待」されてます。
気体だけに、世の中の空気、読んでるねえ、クロコくん。
いい未来、見えてます。
サプライジングセラミックス NGK 日本ガイシ。
わたし、立川志の輔。
こちら、日本ガイシのクロコくん
今日もちっちゃくて、かわいいねえ。
ポケットに入れちゃおうか。
なになに、ちっちゃいことで自慢したいことがある。
はいはい、これを見てほしい?
なんだ、これ。電柱? 白い丸太ん棒?
れんこんのおばけみたいな。
これは「サブナノセラミック膜」という。はい。
気体からCO2だけ分けられる「セラミックフィルター」だって?
CO2をなんとかするったって。
CO2って分子じゃないか。
ムリムリムリムリ、わたしにもわかるよ。
空気、気体でしょ? 気体からCO2って分子だけを取り出すって。
そんなことできるわけ…
なになに?
「サブナノセラミック膜」の「サブナノ」は、10億分の1メートル以下。
そんな、目には見えないちっちゃーい穴が、いっぱいあるってこと。
セラミックスの技でつくったんだ。へぇ。
この膜に、しゅっと空気を通すと、「サブナノ」の穴で気体に混ざっているCO2だけ分けられるの。
そうか、CO2だけ分けて、しまっておけば、大気に出さずにすむってことか!
CO2っていったら、だって、地球温暖化の原因だもんね。
しかも、CO2だけ集めておけば、別の何かに使えるかもね。
うわあ、そんなこともできるんだ。
いいことづくし。すごいねえ。
あれ? あれ? おーい、消えちゃったよ、また。
クロコくーん。もう。
また、置き手紙?
はい、なに?
分子のふるい「サブナノセラミック膜」、「気体」を分ける技術だけに、温暖化ストップに大きく「期待」されてます。
気体だけに、世の中の空気、読んでるねえ、クロコくん。
いい未来、見えてます。
サプライジングセラミックス NGK 日本ガイシ。
直径18cm×長さ約1mの巨大セラミックフィルター。セル表面にはサブナノサイズの穴を均一に成膜しています。
1ナノメートルは、10億分の1m以下、1mmの100万分の1。そんな微細な穴をセラミック技術でつくりだします。
CO2とメタンガスの分子サイズ差はわずか0.05ナノメートル。セラミックスの膜でCO2を瞬時に大量に正確にふるい分けることができます。
アメリカ テキサス州で CO2分離・回収プロセスの実証試験も行われています。