サステナビリティ
マテリアリティ:品質と製品の安全性の追求
基本的な考え方
品質と製品の安全性はお客さま、そしてお客さまの先の消費者にまで影響を及ぼします。経済協力開発機構(OECD)の多国籍企業行動指針や社会的責任の国際的なガイダンスであるISO26000では、消費者は重要なステークホルダーとして定められています。NGKグループの主なお客さまは企業ですが、製品・サービスを通じて、消費者、ひいては社会に新たな価値を提供したいと考えています。
当社グループは創業以来、お客さまの期待を超える品質と製品の安全性を大切にしてきました。品質と製品の安全性を追求することは、これまで築き上げてきたお客さまとの関係を強化し、そして新たなお客さまとの関係を構築し広げていくこと、ひいてはNGKグループ理念にある「社会に新しい価値を そして、幸せを」を体現することに他なりません。
このような認識の下、NGKグループは品質と製品の安全性の追求を重要課題の一つとして定め、グループでの取り組みを推進していきます。
社会にもたらす価値
お客様視点に立った信頼される品質を追求し、期待を超えた安心・信頼のある製品・サービスを安定的に供給することで、より良い社会づくりに貢献します。
関連するSDGs
リスクと機会
リスク | 機会 |
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アプローチ
NGKグループは、より良い社会環境に資する製品・サービスの提供を最も重要な使命の一つと考え、お客さま視点に立った世の中に信頼される品質づくりに努めています。
NGKグループ企業行動指針に基づき、品質方針「品質を大切にし、お客さまと世の中に信頼され役立つ製品とサービスを提供する」を掲げています。この品質方針に基づき、毎年目標を定め、お客様視点での品質づくりに取り組んでいます。
主要な取り組み
NGKグループの品質と製品の安全性の追求に関する主な取り組みは以下の通りです。
今後に向けて
NGKグループは、これまでと同様「NGKグループ企業行動指針」に基づく品質方針の下、現状の品質活動体制の中で製品の品質と製品の安全性を一体的に追求する活動を、継続的な改善アプローチにより進めていきます。
これまでには製品の安全性を含めた守るべき品質を制定し、品質リスク低減活動(QRE-P活動)の中で製品の品質と安全性の向上に努めてきました。
また2018年から取り組んできた「業務品質」の改善をより進めた結果、実務現場やグループ会社に至るまで品質コンプライアンスの理解と浸透が進み、問題をオープンにする組織風土が形成されつつあります。
2023年度は各事業部門で製品の安全性に関する課題を調査し、リスク評価などの活動を強化していく計画です。また品質不具合を分析して仕事の進め方を改善する試みにより再発防止や未然防止を進めるとともに「業務品質」改善活動の自律化を強固なものにしていきます。
NGKグループのマテリアリティの全体像は、マテリアリティをご覧ください。