NGKグループのDX

データとデジタル技術を活用した企業変革の実現へ

NGKグループではNGKグループビジョンで掲げる「5つの変革」の実現に向け、「DX推進」を全体変革の推力と位置付けています。市場競争力、効率性、生産性を高め、企業としての成長、さらにその先の新たな価値創造の実現を目指します。

NGKグループデジタルビジョン

NGKグループ全体でDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進を加速するため、2022年4月にNGKグループデジタルビジョンを策定しました。

NGKグループデジタルビジョンを説明した図。2030年にデータとデジタル技術の活用が当たり前の企業に変革すことを目指します。ありたい姿はDXを「5つの変革」の推力として、「第三の創業」を実現し、カーボンニュートラルとデジタル社会に貢献することです。そのためになすべきこととして「人材」「デジタル」「組織・風土」を施策の柱に設定しています。人材:経営層から一般社員まで全従業者へのDX啓蒙、データ活用人材の育成(2030年に1,000人)、ブリッジ人材の育成 デジタル:データ利活用基盤の構築、次世代技術の開発(MI、PI、CPS)、強固なITセキュリティー 組織・風土:経営層のコミットメント、グローバルでの連携・推進、NGKグループ全員の意識改革(アジャイル、挑戦)

※1 経営・業務・ITのバランスがとれた施策を打ち出せる人材

※2 マテリアルズ・インフォマティクス。AIの中核技術である機械学習やビッグデータなどの情報科学を新材料・新素材開発に生かす取り組み

※3 プロセス・インフォマティクス。情報科学を、新プロセス開発に生かす取り組み

※4 サイバーフィジカルシステム。現実世界から収集したデータを仮想空間で再現、分析し、現実世界にフィードバックすることで価値創造する取り組み

DX推進ロードマップ

2030年にはデータとデジタル技術の活用が当たり前となる企業を目指し、NGKグループデジタルビジョンを策定し、DXの取り組み内容を3つのフェーズに分けて示したロードマップを作成しました。デジタルビジョンで設定した「人材」「デジタル」「組織・風土」の3つの施策を柱に、3つのステップでDX推進活動を展開していきます。

DX推進ロードマップを説明した図。2023年まではステージ1としてデジタル活用の基盤づくりを、2025年まではステージ2として推進体制の確立と実績の積み重ねを、2030年まではステージ3としてDX活動の全方位展開を実施予定です。

NGKグループの「DXで実現する価値創造」「デジタルビジョン」「DX人材育成」について説明します。

DXで実現する
価値創造

デジタルビジョン

DX人材育成