サステナビリティ

マテリアリティ:デジタル社会インフラへの貢献

基本的な考え方

デジタル社会への移行に伴い、企業はこれまでにない大量のデータを収集、分析しビジネスの場面で活用するようになっています。このことは、消費者一人ひとりの状況に即したマーケティングの進展や、製造現場や物流業界の効率化など、ポジティブな影響を社会や経済にもたらす一方で、データプライバシーやセキュリティが重要な課題となっています。
これはNGKグループにおいてもビジネス機会の拡大とデータの取り扱いに関するリスクの両面があることを示しています。機会面では半導体製造装置や電子機器をはじめとしたデジタル社会への移行に関連する市場の需要増加が見込まれます。一方で、外部からのサイバー攻撃などを含む情報漏えいのリスクも高まり、これらリスクに適切に対応することが今後デジタル社会の実現に貢献するために、重要であると認識しています。
これらの認識の下、デジタル社会インフラへ貢献していくことはNGKグループにとって重要な課題の一つであると定め、取り組みを推進していきます。

社会にもたらす価値

今後加速するデジタル社会高度化に向けて、独自のセラミック技術を用いた製品・サービスを提供することで、社会の安全、安心、快適に寄与します。また、その基盤として、あらゆる保有情報資産の安全性確保が厳しく求められる状況下で、強固な情報セキュリティを確立することで文化的で安全なデジタル社会の一員としての責任を果たします。

関連するSDGs

9 産業と技術革新の基盤をつくろう
11 住み続けられるまちづくりを

ページの先頭へ

リスクと機会

リスク 機会
  • ◆ブランド・レピュテーションの毀損
  • ◆サイバー攻撃
  • ◆情報漏洩
  • ◆セキュリティ強化のコスト増
  • ◇デジタル社会関連等のビジネス機会が拡大
  • ◇ブランド・レピュテーションの向上

ページの先頭へ

アプローチ

IoT、AI、通信分野の進展を支える半導体、電子部品関連の事業で新商品創出に向けた開発を進めていきます。そのため、これまで以上にさまざまな業界のお客さまとの繋がりや外部アドバイザーを活用した市場ニーズ、技術トレンドの把握に努めます。また、外部パートナーとの協業やオープンイノベーションの促進を図ることで、発展し続けるデジタル社会の課題解決にスピード感を持って取り組んでいきます。
当社グループのデータ活用についてはNGKグループ情報セキュリティ基本方針に基づき、適切な情報管理を行います。

New Value 1000

NGKグループ情報セキュリティ基本方針

ページの先頭へ

主要な取り組み

NGKグループのデジタル社会インフラへの貢献に関する主な取り組みは以下の通りです。

デジタルソサエティ事業

情報セキュリティ

ページの先頭へ

今後に向けて

セラミック材料およびプロセス技術を活かし、将来の高速大容量通信、次世代モビリティ、半導体関連分野に向けて各種ウエハーや新規セラミックパッケージ、半導体製造装置用部材などの開発に注力し、新商品創出に努めていきます。また、情報セキュリティについては、「NGKグループ情報セキュリティ基本方針」に基づき、情報資産の適正な管理・運用に努めています。

ページの先頭へ

各マテリアリティのマネジメントアプローチ