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ベリリウム銅製品

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ベリリウム銅製品に関する環境規制について

ベリリウム銅は高強度、高導電性、加工性などの優れた特徴を兼ね備えた合金で、コネクタ、ICソケット、スイッチ、リレー、マイクロモーターなどの電子機器部品や自動車電装部品をはじめとしたさまざまな分野で使用されており、製品の小型化、高信頼性を実現するのに不可欠な材料となっております。

ベリリウム銅は、最大2%のベリリウムを含有する銅の合金です。化学的に安定な物質であるため、固形状態でプレス加工、機械加工、曲げ加工などを施す範囲では、ヒトの健康及び環境に対して影響を及ぼすことはありません。

現在、ベリリウム銅の使用禁止や制限を規定している法規は存在していません。先駆的に環境規制を制定しているEUにおいても、WEEE、RoHS、ELVなどの法規の中にベリリウム類に関する規制は存在しておりません。これは、廃電気・電子機器、廃自動車の処理・処分において、環境に影響を及ぼすことは無く、リサイクル可能な材料であるためです。

参考資料

EUにおける大手メーカーや業界団体(VDA、C4Eなど)は、ベリリウム銅の継続使用を容認する主旨のリストやガイダンス・ドキュメントを公表しています

ドイツ自動車工業会(VDA)は、VDAリスト『VDA 232-101』において、ベリリウム類を申告物質としておりますが、量的規制は加えておりません。

  • 『Beryllium or Beryllium compounds』:Declaration
  • 『Beryllium salts or -oxides』:Declaration

業界団体のコラボレート組織であるC4Eは、ベリリウム銅は非有害物質として分類されていること、ベリリウム銅は現行の管理で安全に使われ続けることができることなどを、ガイダンス・ドキュメントの中で明記しています。

日米(JGPSSI/EIA)が推進する電気・電子機器での『JIG』や自動車業界における『IMDS』は、製品中に含まれる化学物質の情報収集システムですが、何れにおいても、ベリリウム類は申告物質としての位置付けであり、禁止、削減などの制約は課せられておりません。


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