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名古屋事業所の「瑞穂新E1棟」が 「サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)」に採択

2018年02月21日

日本ガイシ株式会社(社長:大島卓、本社:名古屋市)が2019年6月に完成を予定している名古屋事業所(名古屋市瑞穂区)内の事務・厚生棟「瑞穂新E1棟」が、国土交通省の「平成29年度(第2回)サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)」に採択されました。

 サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)は、省CO2の実現性に優れたリーディングプロジェクトとなる住宅や建築物の開発プロジェクトを国土交通省が公募し、採択された事業に整備費などの一部を補助し支援するものです。

 瑞穂新E1棟は、名古屋事業所の瑞穂地区内に建設予定の事務・厚生棟です。隣接工場の焼成炉から排出される燃焼排熱のうち、これまで利用していなかった250度以下の低温排熱を空調や給湯に有効利用するほか、ガラスの吹き抜け空間(エコボイド)による自然換気・自然採光などにより、省エネ法の基準に対しCO2排出量を54%削減する「ゼロエネルギービル(ZEB)」です。また、放射冷暖房やシミュレーターを搭載したビルエネルギー管理システム(BEMS)など快適な職場環境を実現する仕組みも導入し、省CO2対策と従業員の健康増進の両立を目指している点などが評価されました。

 日本ガイシグループは企業行動指針の中で、地球環境の保全や快適な職場環境の確保などを企業活動のあり方として定めており、瑞穂新E1棟はこれらに基づいて計画したものです。当社は瑞穂新E1棟の建設・運用を通じて、省CO2と快適な職場環境を実現するとともに、先導的な取り組み内容の地域や工場敷地内オフィスへの普及・波及に努めます。

瑞穂新E1棟の概要

所在地  : 名古屋市瑞穂区須田町2-56
建物面積 : 2,569平方メートル
階数   : 地上6階
建物高さ : 31メートル
延床面積 : 12,180平方メートル 
用途   : 事務所、食堂、診療所ほか
工事期間 : 2018年6月~2019年6月
使用開始 : 2019年9月

瑞穂新E1棟イメージ
瑞穂新E1棟イメージ

以上

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