日本ガイシ株式会社

ページ内を移動するためのリンクです。



ここからグローバルメニューです。

  1. ホーム>
  2. ニュース>
  3. 2010年>
  4. 2010年11月05日 NAS電池の火災事故について(第3報)

ここから本文です。

2010年11月05日
日本ガイシ株式会社

NAS電池の火災事故について(第3報)

日本ガイシ株式会社(本社:愛知県名古屋市)が製造し、株式会社高岳製作所(本社:東京都中央区)小山工場殿(栃木県小山市)で運用されていた電力貯蔵用NAS(ナトリウム硫黄)電池において本年2月15日に発生した火災事故について、推定原因と安全対策を下記の通りお知らせいたします。

当社は火災事故発生以降、所轄の小山市消防本部殿に協力して事故品の調査に当たってまいりました。消防当局殿との協議により、原因の究明と安全対策の策定に際して第三者による客観的な検証を得るため、危険物保安技術協会(KHK)殿に技術援助を委託いたしました。KHK殿では外部有識者による検討会が設置され、火災発生原因の推定、火災再現実験、安全対策確認実験が行われ、検討結果報告書が発行されました。

報告書の主な内容は以下の通りです。

1.推定原因

モジュール電池の内部で単電池間の多硫化物による短絡(ショート)が発生し異常な大電流が流れ続けたため、発熱による高温状態が継続し火災に至ることを火災再現実験で確認した。

左:単電池 右:モジュール電池(模式図)

2.安全対策

モジュール電池の内部にヒューズを配置することで、異常な大電流が流れた場合に電流が遮断され、火災が発生しないことを実験で確認した。

モジュール電池内の単電池に絶縁部品を取り付ける対策も、大電流に至らせないために有効である。

火災が発生した製品は、高出力を得るためにモジュール電池内の単電池を全数直列に接続し、モジュール電池の外部にヒューズを配置した高出力タイプ初期型のNAS電池です。

当社では、検討会で確認された安全対策を早急に実施するため、高出力タイプ初期型のNAS電池をすべて、モジュール電池の内部にヒューズを配置し、単電池に絶縁部品を取り付けた最新型に交換することを決定いたしました。

なお、この高出力タイプ初期型のNAS電池は、瞬時電圧低下対策を目的とした仕様のため納入数が限られていることなどから、安全対策の実施による当社の業績への影響は限定的であると考えております。

このたびの火災事故で、お客さまや株主の皆さまをはじめ関係各位に多大なご心配とご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申しあげます。事故の重大さを厳粛に受け止め、安全対策を徹底するとともに、さらなる品質の向上を目指して、皆さまからの期待と信頼にお応えする製品をお届けできるよう全力を挙げて取り組んでまいります。

以上


「ニュース」内メニューです。

ニュース


ページの先頭へ

日本ガイシ株式会社