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2007年09月19日
日本ガイシ株式会社

低価格DNAチップを開発

日本ガイシ株式会社(社長:松下 雋、本社:名古屋市)は低価格で遺伝子解析が可能なDNA多検体チップを開発しました。1検査あたり千円程度という低コストを実現し、今後進展が期待される遺伝子の目的別研究、さらには診断などの産業応用に向けて、コストパフォーマンスの高いDNAチップの提供が可能になりました。

開発の背景

これまで遺伝子解析の市場では、数万種類の遺伝子情報を網羅的に解析・研究することが主流でした。そのため、DNAチップは膨大な遺伝子情報を搭載したものが用いられ、1検査あたり数万円〜10万円ほどかかるのが通例でした。

今後、遺伝子研究の中心は、遺伝子を目的別に絞り込んだ数百〜数千種類での解析に移ると予想され、そうした市場では、よりコストパフォーマンスに優れたDNAチップの実現が求められています。

DNA多検体チップの特長

特長1
数万種類の遺伝子全てを網羅したDNAチップではなく、研究目的に即して、数百種類の遺伝子を調べる場合に用途を絞って開発しました。当社独自のマイクロセラミックス技術を用いたDNAチップ製造技術である「GENESHOTR」は、遺伝子数を絞り込んだチップの製造で工数を飛躍的に減らすことができるため、大幅なコストダウンを可能にしました。
特長2
通常の基板をいくつかのブロックにわけて、各ブロック単位でひとつのDNAチップを構成するように配置されています。1枚の基板上で多くの検体(基本フォーマットは6ブロック、12ブロック、24ブロック)が検査できるよう構成を工夫したことにより、材料費の大幅なコストダウンが可能になりました。顧客の要望に応じて32ブロックまで各種多検体チップの製造実績があります。
DNA多検体チップ サンプル

DNA多検体チップ サンプル

DNA多検体チップの適用事例

1) ヒトパピローマウイルス(HPV)ジェノタイピングチップ(研究専用)
子宮頸部病変のスクリーニング検査に、DNA多検体チップを用いたHPVのジェノタイピングが使われています。細胞診検査と併用することで、子宮頸癌のリスク推定が、より安価、簡便、正確に行えるようになります。(倉敷紡績株式会社様)
2) 薬物動態遺伝子解析用チップ(研究専用)
厳選された薬物動態遺伝子群を、DNA多検体チップを用いて解析します。種々の薬物処理条件を施したサンプルも一度に解析できます。(倉敷紡績株式会社様)
3) 動脈硬化や糖尿病合併症などのリスク判定
メタボリックシンドロームの引き起こしやすさや、心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病合併症などのかかりやすさを判定するものです。上記各疾患に関連する特定の遺伝子多型からDNA多検体チップによってその型を同定し、判定に用いています。(株式会社サインポスト様)

用語解説

ヒトパピローマウイルス(Human Papilloma Virus:HPV)
パポーウイルス科に属するウイルスの一つ。乳頭腫(パピローマ)と呼ばれるいぼを形成することから名づけられた。子宮頸癌のリスクファクターとして知られている。
ジェノタイピング
SNP(一塩基多型)の遺伝子型(genotype)は通常2種類で、AあるいはBとすると、1個体に染色体は2対存在し、それぞれAA、BBのホモの場合とABのヘテロの場合がある。これらを決定すること。
薬物動態遺伝子解析
薬物動態(薬物に対する生体応答)には著しい個体差が認められている。この薬物の反応性に影響を及ぼす因子のひとつとして遺伝子のSNP(一塩基多型)が関係することが数多く報告されており、その遺伝子多型(人による違い)を調べる研究。薬の作用や副作用の違いにより医療を行う(オーダーメイド医療)ための基礎になるデータを取得する。

以上

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