日本ガイシ株式会社

ページ内を移動するためのリンクです。



ここからグローバルメニューです。

  1. ホーム>
  2. ニュース>
  3. 2001年>
  4. 2001年09月27日

ここから本文です。

2001年09月27日

世界初の高出力・高性能青色レーザ用SHG素子を開発
(次世代光ディスク記録・再生用)

日本ガイシ株式会社は松下電器産業株式会社と共同で、次世代光ディスクの記録・再生に必要な光源に使用される、世界初の高出力・高性能青色レーザ用SHG素子の開発に成功しました。このSHG素子を使用した青色レーザを光ヘッドに搭載することで、高精細画像を記録できる光ディスクレコーダなどの次世代大容量光ディスクが実現されます。

製品の特徴

  1. 酸化マグネシウムを添加したニオブ酸リチウム(LN)単結晶の基板上に、3µm程度の光導波路(光の通路)が尾根状に形成されている。(リッジ構造)
  2. 光導波路はサブミクロンオーダーで精密加工され、LN単結晶中のリチウムイオンが周期的に規則正しく並べられている。(周期状分極反転構造)
  3. この光導波路の中を赤外レーザが通ることにより、効率良く青色レーザに変換できる。

製品の性能

このSHG素子を使用する青色レーザは、波長410nm(10億分の1m)、光出力30ミリワットと、次世代大容量光ディスクに要求される性能を世界で初めて実現。

(従来のSHGレーザは波長425nm、光出力2ミリワット)

開発のポイント

  1. セラミックスや単結晶の材料技術をベースに、光情報通信関連の光ファイバーアレイや光導波路デバイスなどの開発を通して培ってきた超精密加工技術を駆使。
  2. LN単結晶の材料特性を活かして、これまで蓄積してきた構造設計、超精密加工、評価計測などの技術を結集して、高い精度と信頼性を実現。

用語の説明

・青色レーザ

  1. 光ディスクは対物レンズで細く絞り込んだレーザ光でディスク上のデータの書き込み・読み出しを行うため、波長の短い光源を使用してレーザ光を細く絞り込むほど、データの記録密度を高め、ディスクの記録容量を増やすことができる。
  2. 現在の一般的なDVD(記録容量4.7ギガバイト)では、波長が650nm前後の赤色レーザが使用されているが、青色レーザを使用すると、波長が410nm前後と短いため、記録密度を飛躍的に高められる。
  3. 現在実用化されている青色レーザは窒化ガリウム(GaN)系の半導体レーザで、青色レーザを直接発振する方法。

・SHGレーザ

  1. 赤外半導体レーザの波長をSHG(Second Harmonic Generation:2次高調波発生)素子の光導波路で半分の青色レーザに変換する方法。波長が820nmの場合、410nmの青色に変換できる。
  2. 長寿命で高出力化が容易な赤外半導体レーザと量産性に優れたSHG素子を組み合わせて、ノイズの少ないレーザ光が得られる。

<添付資料>

SHG青色レーザの構成

SHG青色レーザの構成

SHG素子の構造

SHG素子の構造

SHG素子の写真

SHG素子の写真

以上


「ニュース」内メニューです。

ニュース


ページの先頭へ

日本ガイシ株式会社