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1999年12月09日

ダイオキシン除去水処理システムを開発

日本ガイシ株式会社(社長:柴田昌治,本社:名古屋市)は、水中に含まれるダイオキシン類を効率的に分解、除去する機能を持った水処理システムを開発しました。

本年7月、ダイオキシン類対策特別措置法が成立し、来年1月に施行されます。環境庁では、河川や湖沼、海の水に含まれるダイオキシン濃度の水質環境基準を1リットルあたり1ピコグラム(1兆分の1グラム)、工場や廃棄物の焼却施設、最終処分場からの排水基準を1リットルあたり10ピコグラムとする答申案をこのほどまとめ、同法の施行までに正式決定し、今後監視を強化していくとしています。

今回開発した水処理システムには、ダイオキシン除去用触媒オゾン装置が付加されています。この装置は触媒を充填した反応塔と、空気中の酸素からオゾンを生成させるオゾン発生器とで構成されています。反応塔の中には多孔質のセラミック担体に二酸化マンガンを焼き付けた触媒が充填されており、オゾンから生成した活性ラジカル種と排水とを接触させて、効率的にダイオキシン類を分解、除去します。

ダイオキシン分解メカニズム
二酸化マンガンが触媒となって、オゾンから酸化力が非常に強く反応性の高い活性ラジカル種()を生成し、ダイオキシン類を酸化分解して無害化します。

)活性ラジカル種…電子が対になっていない不安定な原子または分子で、安定しようとして他の分子から電子を奪い取る(酸化する)。

ダイオキシン除去用触媒オゾン装置の特長

1. ダイオキシン類を確実に除去します。
活性ラジカル種の強力な酸化力で効率的にダイオキシン類を分解するため、ダイオキシン濃度を1リットルあたり0.1ピコグラム以下まで低減できます。
2. CODも除去できます。
活性ラジカル種の強力な酸化力でCODも同時に酸化分解されます。また、同様にして一部の環境ホルモン類を分解、除去する効果も期待できます。
(COD:化学的酸素要求量…有機物による水質汚染の度合いを表す指標)
3. 処理コストを低減できます。
従来の過酸化水素などの酸化剤や紫外線の酸化力を利用して分解する方式に比べて、酸化剤や紫外線ランプを併用する必要がないため、建設費が安く、薬品代が不要で、電気代も低減できます。
4. 耐久性に優れています。
触媒の期待寿命は10年以上あり、長期間メンテナンス不要です。
5. 運転管理が容易です。
オゾン発生器を運転するだけのシンプルなシステムのため、自動運転にも容易に対応できます。また、紫外線ランプを使用しないため、ランプの洗浄,交換,処分などの作業も不要です。

ごみ埋立処分場の浸出水処理設備として、2〜3年後には年間売上高50億円を目標としています。また、下水や工場排水中のダイオキシン類,環境ホルモン類などの微量有害物質やCODを除去するシステムへも展開する計画です。

<添付資料>

ダイオキシン除去用触媒オゾン装置のイメージ図

ダイオキシン除去用触媒オゾン装置のイメージ図

以上


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