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1997年11月27日

ガラス製ハードディスク基板の本格生産を開始

日本ガイシ株式会社(社長:柴田昌治、本社:名古屋市)は、'98年度から結晶化ガラス製ハードディスク(磁気固定ディスク)基板の一貫生産(200万枚/月)を開始します。

ハードディスクは、ディスク基板(円盤状の板)上に形成した磁性膜を磁化することで信号を記録します。このディスク基板には、これまで主にアルミニウムが使用されてきましたが、耐衝撃性が必要とされるノートブック型パソコン用の2.5インチハードディスクを中心にガラス基板の利用が広まってきました。

ガラス基板はアルミ基板に比べ、高速回転に必要とされる剛性(ヤング率)が高く、また記録密度を向上させるのに必要とされる面の平滑性(面粗度)が得やすい等の特徴を持っていますが、価格が高い事から、デスクトップパソコンやサーバーなどに用いられる3インチや3.5インチハードディスクにはアルミ基板が主に用いられています。

日本ガイシは、優れた結晶化ガラス材料とガラス成形技術、磁気記録デバイス分野での超精密加工技術を有しており、これらの技術を適用することで、高精度の平面度が得られ、かつ面粗度が優れた結晶化ガラスの製造が可能となり、3インチ艪R.5インチの大型基板においても精密研磨したアルミ基板に対し、競争力を持てる見通しを得ました。

これらの大型基板は、現在、市場の約8割を占めていますが、今後さらに薄形化(軽量化)・高速回転対応のニーズが高まるにつれ、アルミ基板からガラス基板への移行が進むものと考えられています。

今回、当社が本格生産を開始することとしたガラス基板は、ガラスを結晶化することによって機械的強度などを向上させる結晶化ガラスで、ガラスの表面に化学処理を施し、表面に圧縮応力層を形成して機械的強度を強くした化学強化ガラスに比べ大型基板が容易に製造することができます。

当社は、'97年2月に名古屋市の本社研究開発地区内にパイロットラインを設置して、量産技術の確立を行ってきました。客先でのサンプル評価も良好で、本格生産を開始することとしました。今回の本格生産は、ガラス溶解から結晶化までの前工程を小牧工場,端面加工以降の後工程をNGKオホーツク(社長:松沢素一郎(日本ガイシ取締役)、本社:北海道網走市)で行います。'99年には500万枚/月に生産能力を増強することを検討しており、ガラスディスク基板をエレクトロニクス事業の大きな柱に育てる方針です。

<添付資料>

ハードディスクドライブとガラスディスク基板

ハードディスクドライブとガラスディスク基板

以上


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