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1996年02月22日

並列光伝送モジュール開発

1.日本ガイシ株式会社(社長:柴田昌治、本社 名古屋市)エレクトロニクス事業本部電子部品事業部は、アメリカベンチャー企業のオプトバーン社(Optobahn Corporation、本社:カリフォルニア州トーランス市、1994年設立)と共同して、コンピュータ間やATM交換機(デジタル通信網用交換機)の架間やボード間を接続し、大容量のデジタル信号を高速伝送(※1)するための並列光伝モジュール(※2)を開発しました。

並列光伝送は、従来の同軸ケーブルによる伝送よりも、大容量・長距離の信号伝送が可能で、電磁波ノイズの影響がなく、信頼性が高いことが特徴です。また、モジュールの小型化、軽量化も可能です。

当社の並列光伝送モジュールは、電気信号と光信号との変換部分に独自設計のガリウム砒素バイポーラIC(※3)を用いることで、650メガビット/秒の高速伝送を達成しました。また、発光素子や受光素子と光ファイバーとの結合には、セラミック製V溝基板(添付資料参照)を利用した精密な光ファイバーアレイと、高度な光ファイバー調芯技術を応用しています。

2.並列光伝送モジュールは、大容量高速デジタル伝送を必要とするマルチメディア時代のデジタル交換システムやネットワークシステムには必須の要素部品と考えられており、将来は年間数百億円規模の市場が期待されます。

3.このモジュールは、下記の学会や展示会に発表・出展します。

展示会 OFC '96(アメリカ サンノゼ市) 2月27日〜
  ファインセラミックスフェア(名古屋) 3月14日〜
  インターオプト'96(幕張メッセ) 7月16日〜
学会 電子情報通信学会(東京) 3月28日〜
  IEEE '96(アメリカ オーランド市) 5月28日〜

※1)今回開発したモジュールは10チャンネル用で、伝送速度は650メガビット/秒/チャンネル、総合伝送速度は6.5ギガビット/秒です。これは、フロッピーディスク約600枚分のデータを1秒間で伝送することに相当します。なお、1ギガビット/秒/チャンネルのモジュールも開発中です。

※2)パッケージは25.4×38.4×5.5mmの小型バタフライ型パッケージ(添付写真参照)で、今後はさらに小型化した表面実装型での量産を予定しています。

※3)信号の伝送には、複数の信号を伝送するパラレル(並列)方式と、1本の信号線を使って伝送するシリアル(直列)方式とがあります。また、信号の伝送には光ファイバーや同軸ケーブルを用いますが、一般に同軸ケーブルでは信号の減衰が大きいため、長距離伝送には向きません。

ガリウム砒素IC:
化合物半導体の1種で、高速・低雑音動作が可能。
バイポーラIC:
高速性能やアナログ回路に適した特性を持つことから、超高速メモリーや論理IC、アナログICなどに用いられる。

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<ご参考>

並列光モジュールの機能

並列光モジュールの機能

<添付資料>

並列光伝送モジュール

並列光伝送モジュール

・光ファイバーアレイ(説明)

1. Electoronics Components Division of NGK Insulators, Ltd. (Nagoya, Japan) has jointly developed parallel optical interconnection modules for massive digital signal processing with Optobahn Corporation (Torrance, CA). The modules will be used to interconnect cabinets and/or boards in ATM (asynchronous transfer mode) Switching Systems for high speed digital transmission and computer workstations for massive parallel processing.
(NOTE 1.)
Parallel optical connection allows higher data rates to transmit through smaller fiber ribbon cables and connectors for longer distance than conventional coaxial cable connection. Parallel optical transmitter and receiver modules are also smaller, lighter and consume less power than electrical modules. GaAs (gallium arsenide) bipolar technology made NGK-Optobahn modules to transmit 650Mb/s (mega bit per second) per channel. Newly designed integrated ceramic V-groove mount was also used to accomplish low-cost and highly accurate fiber coupling.

2. Parallel optical interconnection is a key technology for multimedia-ready network systems which demand higher digital trafficking and its market is expected to be a few hundred million dollars a year.

NOTE 1. A set of modules has 10 channels and each channel can transmit 650Mb/s and hence the aggregate transmisson rate is 6.5Gb/s, which is comparable to send data stored on 600 floppy diskettes in one second. A new model with 1Gb/s per channel (total 10Gb/s) is under development.
A current package size is 25.4×38.4×5.5mm. A new smaller surface-mountable package will he offered for a production model.

以上


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